まず最初にフランスが降伏しました
1940年5月ドイツは、フランスを占領した。
ドイツにとっては、実に景気良いはじまりであり、
フランスにとっては、悲劇的なことだった。
フランスは、ドイツとの国境線に、
莫大なカネをかけて、
(いまで言えば安藤忠雄ふうの?)
コンクリート製の要塞をいくつも作って並べていたものの、
しかし、フランスは空軍が弱く、
しかも今回のように陸から総合的に攻められて、
あっというまに降参した。
フランス人は意気消沈した、
あぁ、普仏戦争パート2になってしまったか。
フランス領アルジェリア育ちの愛国者カミュは、
うろたえながらペンを走らせた、
「きょう、ママが死んだ、きのうかもしれないけど、
どっちだって同じことだ」
小説の終わりで、主人公は、
地中海、地中海、地中海、と
声を限りに賛美したものだ、(気の毒に。)
1940年7月10日、
英国上空とドーヴァー海峡で、
ドイツ空軍と英国空軍が、壮絶な空中戦がはじまった。
ドイツ空軍は、内陸部の飛行場を狙って空襲を繰り返した。
英国は、レーダー網を活用し、
アメリカからカネを借りながら、戦争を続けた。
ドイツ空軍は、ドーヴァー海峡そばの輸送船や、
沿岸の港を攻撃した。
他方で、ドイツは海軍力が弱いゆえ、
潜水艦U-ボートから魚雷を発射したものながら、
しかし、第二次世界大戦では、Uボートはそれほど威力を発揮できず、
逆に、英国海軍は、Uボートを撃沈して、よろこんでいた。
ドイツだって、石炭と鉄鉱石はふんだんにあるし、
石油も(石炭からの液化技術があるゆえ)なんとかなる、
とはいえ見栄を張ってはいても、カネがないのはドイツも同じだった。
10月の終わりに、ナチスドイツは、
英国上陸作戦をあきらめ、撤退していった。
そして1941年、ナチスドイツは独ソ不可侵条約はあっさり破棄し、
ソヴィエト連邦を侵攻した。
独ソ戦 Soviet-German War の死者は、
ソヴィエト兵が1128万人、ドイツ兵が500万人。
民間人を含めるとソヴィエト連邦は2000~3000万人が死亡し、
ドイツは約600~1000万人死んだそうな。
気が遠くなる数である。
つづく →
http://www.doom.now.cc/rvwr/000436613/diarydtl/54637/目次
https://www.doom.now.cc/rvwr/000436613/diarydtl/161891/