ぼくは北京の三里屯路のヴェトナム・レストランで、ウェイトレスの女の子を眺めながら、「アオザイ-学生服-チャイナドレス」というつながりについて考えていた。
かわいい女の子がアオザイを着ている姿はいいもので、アオザイはときに着る人の実態を偽って(?)清楚な感じを演出する。アオザイはタブカラー。また日本の男の子が着るむかしながらの学生服も、左右の衿先の裏側にホックがついていて首を包むように止める。(すなわちタブカラーで)、おもえばそれは中国の人民服と同じ仕様だ。学生服はもともとは海軍の制服だったりその系譜で学習院の制服になった。そしてチャイナドレス、そう、美女を妖艶に包み、太股のスリットでいたずらに男たちの欲情を喚起せしめる、あのチャイナドレスも、これまたタブカラーのヴァリエーションで、ただし「合わせ」が斜めになっているところが違いだ。
北京在住のみちるさんは言った、「わたしがヴェトナムへ行ったときにおもったのはね、まっ白なアオザイの女の子を、開襟シャツを着た男がオートバイに乗って、女の子の通ってる学校の校門まで迎えに行くわけ。で、女の子が出てきたら、その開襟シャツ男がね、彼女をバイクの後ろに乗せて、走り去ってゆくわけ。いい光景だったなぁ。」
このとき三里屯路のヴェトナム・レストランで食べた料理は、以下のとおり。
海鮮生春巻
米麺入りフォー
空心菜
ハム、エビ、野菜入りの焼きめし
蒸し魚
カエルのチリとレモングラス炒め
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