ソウル・ロッテ百貨店。
朝鮮人参売り場で、あまりの価格(円換算最低6000円位)にウーンっと唸っていたら、売り場のおばちゃんが「参鶏湯は野菜売り場の安いやつでいいのョ」と何とも親切なお言葉。
結局、朝鮮人参に棗、乾燥栗、もち米まで付いて600円ぐらい。何たる日韓友好。極東の平和は、やはり日韓関係から等とあらためて感じる。
でぇ、出張から帰ったらぁ・・・
まず「丸鶏」入手。本当は新大久保の「韓国広場」あたりで手に入る小さめの若鶏がベストなんだけど、まあその辺のスーパーの奴でOK。
もち米、半合を水に付けること30分。
準備はこれだけ。
料理開始。
まず丸鶏を仰向けにまな板に載せる。確かその昔「ショージ君」も言っていたけれど、この「仰向けの丸鶏」が結構色っぽいのだ。
が、しかしそんな劣情に振り回されている暇は無いので、両足を開いて(?)お尻の穴から(?)、もち米と朝鮮人参と棗と乾燥栗とあとニンニクね、これを詰め込む訳。
軽くですよ。あんまりキツク詰め過ぎると痛がる・・否、この後、長時間煮るのでもち米が膨らむから弛めにね。
で、詰め終わったら、お尻の穴(?)を爪楊枝なんかで閉じておくこと。ふ~っ。
これで調理は終わりです。
後はひたすら得意のル・クルーゼで3時間以上グツグツやるだけ。
ただし、スタートは水から。
あと、最初に強火で沸騰させて灰汁をすくいまくること。
コツはそれぐらい。
味付けはしません。ごくわずか塩を入れるぐらい。
参鶏湯は基本的に食べるときに各々が味を調える方式。
だから製造者責任が比較的軽い。
味は食べる奴の自己責任ってこと。
イイねぇこう言うの。大人っぽくて。
出来上がりを食卓に運んで、箸でほぐれる身をそれぞれの取り皿に分けてやる。
鶏の身と中身と両方がざっくり混ざっている状態がよろしいね。
大きな骨は取り除き、小骨はまあこれも自己責任。
塩を振ってもイイし、キムチと合わせて食べるのも美味しいよ。
今回はポン酢で食べたりしたけど、これは別物になっちゃう感じでチョッと反則かな。
製造過程で妙な気持ちにならなければ実に簡単で豊かな料理。
本来、夏バテ用のメニューらしいけど、バッチリ温まって冬にもぴったりだと思うよ。