レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/02訪問 2015/02/18
六本木にあるクラシックなフレンチ。決して豪奢ではないと感じるが、実直にフレンチのおいしさを伝えておられる佳店だと思います。色々な掛け値を無しに、単純にフレンチという味覚が好きなのであれば、その良心的な温度を感じざるを得ないレストランです。
六本木の駅からは10分ほど。グランド・ハイアットの正面のエントランスからは徒歩1分ほどでしょうか。その名声からしたら、驚くくらい簡素な佇まいで営業されているお店です。小さな前庭を誂えたお店は、小さな1フロアの20席程度の空間です。全般的にはペール・ピンクのカラーを主体としたコーディネイトで、柔らかい印象のインテリア。席間はやや狭めです。
この日は予約で。コースorアラカルトの選択は現地でという形です。前菜+魚料理+肉料理+デセールの4,500円のコースにしました。前菜は季節柄(?)の、鮟鱇のテート・ド・フロマージュ、魚はクロソイ、肉は蝦夷鹿のお皿としました。メインの肉料理は数種類からチョイスできました。
前菜の前にアミューズでグジェール。塩気があり、グラスでお願いしたシャンパーニュと心地よいスタート。グラス・シャンパーニュの銘柄は(恐らく)ジャカール。グラスはレーマンのものとなります。
アントレの鮟鱇。鮟鱇の可食部位をテリーヌ状に煮凝りにしたお皿。付け合わせ的な白子や山芋の存在感もあり、結構ボリュウミィなお皿。しっかりとメインへの準備ができます。もちろん、白ワイン系のグラスがマッチすると思います。
クロソイのポワレ。全体的なポーションこそ少しこじんまりとしますが、魚の身自体はもちろん、付け合わせ的な青菜やスープの旨みもしっかり味わいました。スープ仕立てとはいえクラシックな部類のお皿だと感じました。
ヴィアンドは蝦夷鹿のパイ包み。個人的には今シーズンはジビエ方面のお皿を味わう機会が少なかったのもあり、食材を聞いただけでヨダレが出ることにw。パイ包みはオーソドックスすぎるくらいのメニュウだと思いますが、だからこそ、お皿の全体的な完成度が問われるものだと思うのでもちろん楽しみに。結果的に、ソレを裏切らない完成度の高さで楽しませてもらいました。やや小ぶりなパイでしたが、ナイフで割り口に含むと、いかにもな鹿の肉の持つ癖を感じながら、舌の上、鼻腔には黒胡椒のアクセント。この方法論は古典的だとは思いますが、そのバランスは絶妙。その出過ぎないスパイスの主張に、熟練の洗練を感じざるをえません。ドリンクは若いポマールで。良くも悪くも優等生な味わいで、鹿に合わせるつもりでチョイスしたという前提では、若い割りには端正過ぎた印象です。
デセールは定番という赤ピーマンのプティング。あえて「赤ピーマンを定番という矜持は?」とややシニカルなバイアスをもってオーダをしましたが、確かにピーマンの持つ青臭さをその香りだけに封じ込め、あとはプティングらしい玉子などによる乳系の甘味。これは上手い、と思ってしまいます。合わせてカフェで〆。
全体としては、お値段と鑑みれば極めて満足度の高いランチ。お安い方のコースであれば尚更(選ぶコースでチョイスできるお皿は異なります。)です。最後に挨拶に出てきてくださる菊地シェフはとても人が好さそうな笑顔の方です。本当に温かくなるような温度のお店。また何かの機会には訪ねたいと思いますし、ディナーにも訪ねたいと思う麗らかなお店です。
2位
1回
2015/04訪問 2015/04/18
神泉の駅前にあるビストロ。扉を開ければ、駅近という立地の喧騒が嘘のような雰囲気が広がる。お皿はオーセンティックなビストロ、フランスの郷土のお料理。派手さや目新しさはないかもしれませんが、単純に美味しいものばかり。ご夫妻だけでやられているようですので、お料理のサーヴにやや時間がかかる場面もありますが、そういう時間も含めて「時間を過ごすこと」を愉しめる人であれば、間違いなくオススメしたいお店。
神泉の駅から徒歩数十秒。隣はコンビニという、一見、レストランの立地としてどうなのか?と思いがちなロケーションです。しかし、お店の中に入ってしまえば、完全なる別世界が広がっていて、先程までの印象は遥か彼方ヘ。フロアの照明はテーブルなどに置かれた蠟燭の灯りのみ。目が慣れるまで、着席して目の前の蠟燭に火が灯るまで、は歩くのも少し怖い…w。
席について、マダムが小さなメニュウを渡してくれながら、簡単にその日のメニュウの概要を教えてくれます。オススメを聞いたり、お皿の内容を聞いたりと様々なコミュニケーションができそうです。ポーションの目安を教えてくれたりもして、とてもご親切。この日はアントレ系をいくつかと、ヴィアンドのお皿を1つとしました。お酒はクレマン・ダルザスをボトルでお願いしてスタート。
まずは、フォアグラのサラダ。バルサミコを用いたソースの甘・塩気とフォアグラは期待を裏切らないのマッチング。クレマンとの相性も素敵なものでうれしい。
お次は、ホワイトアスパラの温菜。時期柄ですねw。このお皿では、アスパラのジューシィさはもちろんのこと、ソースが素晴らしかった。バターや生クリームを使われたソースとのことでしたが、濃厚さとサワー感が絶妙に絡み合い、これだけでお酒のアテになるような完成度の高さ。とても印象的でした。
そして、前々から食べてみたかったタルトフランベ。クリスピーな生地とオニオンの旨味がたまりません。ドリンクはいつの間にか、カラフの赤ワインヘ。。。
ヴィアンドは羊のもの。アニョー・ド・レではなかったように記憶していますが、くさみなく柔らかい肉質でこちらも大満足。付け合わせのマッシュ・ポテトももちろん美味。
最後にデセールを。3種ほど用意があるようで、それぞれとりわけ前の姿でプレゼンテーション。全部、と行きたいところをそれなりに食べたので、自制して…w。ガトー・バスクをチョイス。このガトー・バスクがまたかなりの美味。甘すぎない甘さの加減と、香りや甘みが口の中で立ち上がってくる様はまるで上質なワインのよう。すばらしいです。
どのお皿も安定した完成度と美味しさがあり、また、店内の雰囲気も良く、サーヴィスも温かい、というビストロに求めたいものがここには全てある、とさえ思ってしまいます。予約が取りにくいのも仕方がないとしか思えないです。ぜひともまた再訪したいお店です。
3位
1回
2015/04訪問 2015/05/05
下北沢の著名イタリアン・バールの地下階にあるワイン・バー。と言ってもお店の作り、お皿など構成要素はほとんど上階と同じ。なのに、印象が変わるのはやはり、オウナー氏の存在によるものなのでしょうか。
下北沢で居酒屋気分だった夜。お目当てのお店は、残念ながら満席。では、どこへ?と悩んだ際に浮かんだのがこちらのお店。上階は行ったことがあったのですが、こちらは行ったことがなかったのもあり、興味もありました。階段を降りていくと、写真で見ているよりは明るい店内。一階の活気とは違う雰囲気ではありますが、個人的にはこちらの方が落ち着きます。
ワインは上階同様、イタリアの自然派(たぶん、のみ)。1番違うのは基本的にこちらにいらっしゃるらしいオウナー氏の存在感。これらのワインが好きで仕方がない感じがとても伝わってきます。その語りながらの笑顔は少年のようですらありますw。
ただ、この日の1番のヒットはお料理でした。定番のとある生ハムはもちろんいつ食べても間違いありませんが、今回はピスタチオのソースの手打ちパスタがとんでもない美味でした。ナッツ系の旨みを存分に引き出したオイリーで濃厚なソースが、手打ちだというショート・パスタに絡み合い、赤ワインと合わせた味わいは旨みが練り出されるような感覚で相当な美味しさ。
ワインと料理、どちらもしっかりとした旨いものがありながら、お会計は決して高すぎない。美味しいバールとしてのその存在感は相当なものだと、改めて体感した一夜でしたw。
4位
1回
2015/12訪問 2016/06/12
赤坂の飲食店街にある居酒屋。都心にありながらややリーズナブルな赤坂価格で、様々なメニュウと日本酒を楽しませてくれる日常使いには最上に近い居酒屋だと思います。
雑居ビルの2階にあるこちら。控えめの印象のある看板なので、看板の感じを覚えて探された方が分かりやすいと思います。店内は調理場を囲むカウンター席が10席程にあとはフロアのテーブル席。キャパシティは大きいお店ですが人気店なので予約は必須だと思われます。
この日はカウンター席で。メニュウは全部で50種くらいはあるでしょうか。数百円台のものばかりで頼みやすいです。鯖の一夜干しやピータン等を頼み、お酒はとりあえずビールからの日本酒に。日本酒は各地の銘柄で30種ほどでしょうか。最近の注目銘柄等を含みますので、何を飲むかを悩むのが楽しい。この日は、寶劔等を。ずっと飲みたくても、中々置いてあるお店を見つけられていなかったので、これだけは飲もう!と密かに思っておりましたw。飲んでみると、どっしりとしていながらキレはよい、そんな印象のお酒です。お酒のメニュウは基本はビールの他は焼酎と日本酒、サワー系が主体のオーソドックスな居酒屋スタイルです。
今日のハイライトは、お料理達。いくつか頼みましたが、どれもしっかりと下ごしらえや調理をして作られた料理からしか感じられない、味わいの細やかさや繊細さを感じられる料理で、恐らく何を頼んでも外れがない、そんなお料理です。大箱ゆえか、宴会利用もあり、やや喧噪が強いのは人により印象が変わるでしょうが、お店自体はとても質の高い居酒屋だと思います。是非また来たい。
5位
1回
2015/09訪問 2015/10/06
虎ノ門界隈(最寄り駅は内幸町)にある蕎麦と日本酒のお店。ビジネス街の路地店ということで、知らないと中々訪ねにくいお店かとは思いますが、態々訪ねる価値のあるお店だと思います。お料理は、お任せスタイルでお酒はビール以外は日本酒のみ、しかも日本酒一合以上がmustという縛りがあるお店ですが、それをクリアできるなら是非。
日本酒を積極的に飲むようになって2年弱。色々飲んでみたものの、未だ実感として良いと思いきれていないのが、「燗」酒の良さ。どうしても「ひや」で頼みがちです。そんな折、燗酒をスタンダードに、おいしい蕎麦を出す、しかも日本酒を飲まない人はNGという中々素敵なスペックwのお店があると知って、行ってみたいと思っていました。カウンターのみで予約が必要そうというお店だったので、二の足を踏んでおりましたが、飲み会機会に予約を取れたので、楽しみに訪問。
場所はちょうど各線の中間くらいの頃合い。新橋から歩くと、10分弱といったところでしょうか。一階なので近くまで行けば灯りで分かるでしょうか。お店はカウンターのみで8席。しかも、スペースとしては極狭いので、後ろを通るには席を引いてもらう配慮も必要です。ちなみにトイレはビルの共用使いです。お料理は20時までの入店の際には、お任せの料理がデフォルトです。お通しから始まり、季節のお椀や鶏肉の炭火焼き等を経て、お蕎麦で〆るスタイルとなります。品数は5~6くらいなので、食の量によっては少し物足りないかもしれませんが、追加の一品料理を別途オーダできるので、そちらで調整するような感じとなります。味付け等は割烹的な繊細さを持ち合わせていて、味の極まった小料理をツマミに日本酒を飲るという、日本酒好きには嬉しい食事となります。料理は月毎で変わるようですが、この日の料理のお皿では銀杏の白和えや蕪のお椀などが心地よかったです。
お酒は6種ほどだったでしょうか。風の森のもののみ、冷やを推奨となっていました。他のレビュア様のレビュを読んだ限りでは、燗ありきかと思いましたが、一応都度聞いていただいたので、選択はできるようですw。銘柄は悦凱陣や隆、秋鹿など。あまり銘柄の入れ替えは無さそうですね。燗に付ける際には、一つ一つ水の状態から付けていき、しかも最初から温度計を挿しておくというかなり神経質な拘り。ブレない燗を楽しめる、というわけですね。拘りはサーブにも出ていて、他の銘柄を飲む際はお猪口も変えてくれます。あまり燗酒だけを飲むことがないので比べようがないのですが、そういうものでしょうか。
そして、この日1番印象に残ったのは、〆のお蕎麦。普通の蕎麦と田舎、2色を選べたので、2色としたのですが、この田舎蕎麦が絶品。香り高いという感じではなかったのですが、蕎麦の実を全粒で打ったのではと錯覚させるような歯ごたえ、味わいの濃密さはたまりません。あまりにおいしくてお替りしたくなるのを我慢するほど。久しぶりにお蕎麦で心を強く動かされる味わいのお蕎麦でした。
スタイルが独特なうえ、中々ハードルの高いお店ではあると思いますが、それをクリアできる人には、見合った楽しさを感じられるお店だと思います。お店の狭さも相まってその席はご店主の茶室のような感覚さえある場となります。また是非訪ねたいです。
6位
1回
2015/06訪問 2015/09/13
赤坂の駅近、雑居ビルの上階にあるBar。提供されるドリンクを考えたらとても良心的な価格設定。雰囲気もよく、音響等の周辺のインフラも良いとあって通いたくなるBar。マスター氏との相性が合えば尚更と言えると思います。意外にオーセンティックのレベルの高さと、ワイン(グラス)のクオリティを両方とも兼ね備えるBarは少ないので、それがあるだけでもうれしくなります。
赤坂の駅から徒歩数分、ビズタワーの前にある雑居ビル。エレベータはビックリするくらいのたてつけですが(笑)、一歩店内に入れば後はBarらしい非日常の空間。暗めの店内ですが窓が開いており、夕方に差し込む夕陽の明かりは綺麗。店内はカウンター席が7~8席程にテーブル、ソファ席。テーブル席のチェアはLC2他だったり、タリアセンがあったり。サウンド・システムもLINNで組まれているそうなので、一家言ありそうな雰囲気。音は透明感の高い音で、騒がしくない時間帯に来たいと思わせてくれます。
ドリンクは、カクテルは一定のクオリティがあり、安心してオーダできる感じですし、ワインも中々はっとさせてくれるような良いものを出していただけます。オーセンティックなBarのお酒とワイン、両方楽しみたい向きにはなかなかこれ以上のクオリティを楽しめるお店は少ないと思います。
7位
1回
2015/09訪問 2015/09/12
赤坂見附にあるオーセンティック・バー。この地にあって、銀座のBarと遜色ない水準を実現しながら、お会計は立地に合わせややリーズナブルという頭の下がる思いを抱くBar。Barが好きな人で、この地に地縁がある方には安心してお薦めしたいBarです。
赤坂見附の駅から徒歩で数分。一ツ木通りに面した雑居ビルの上階にあるBarです。気配だけが感じ取れるガラスを配した扉を開けると、正面にカウンターがあり、手前に複数のテーブル席を配した、若干カジュアルなレイアウトの店内。個人的には前掲レビュ群のやや明るめの写真やそこからくる雰囲気が、ややカジュアルな雰囲気を感じさせて、そこまで…という印象のお店でしたが、今回訪ねてみてその正統なBarらしい雰囲気に、一歩踏み入れた瞬間に、「ああ、もっと早く訪ねていれば・・・」と思ってしまいました。
若干明るいのは確かですが、Barらしいウェットな質感のあるライティングに満たされた室内。カウンターは勿論分厚い木製のもの。オーセンティックと言わずして、他に形容のしようのない、ジェントルな雰囲気。席に着き、オーダを済ませると、実際にカクテルを造るオーナー氏にオーダーを伝え、必要なボトルをセット・アップをするスタッフ氏の動き。これだけでココのBarのスタンスがひしひしと伝わります。
もちろん、造られるカクテル達は期待に外れないクオリティ。味はもちろん、雰囲気でも酔える、至極のBarです。
8位
1回
2015/12訪問 2015/12/27
赤坂にある魚介料理に特化したイタリアン。漁師であるというオウナーだからこそ?の魚介を使い、南イタリアの郷土料理のスタイルで仕上げたお皿をいただけるというお店。コンセプトをしっかりと定めてあるスタイルで好感&期待して訪ねることのできるお店です。
赤坂&赤坂見附&青山一丁目の駅から等しいくらいの距離感にあるお店。オフィス街ではありますがそれなりに駅から遠い立地なので、あまり騒がしくないエリアになります。ビルの路面店らしいガラス張りのお店で、店内は広く明るいのでかなり開放的な雰囲気。あっぴろげに食を楽しむような、イタリアの料理店に望むようなフランクな空気感です。
この日は魚介達に期待を膨らませての訪問。コースもありますが、アラカルトもある方式。お店についてからのチョイスでも大丈夫そうです。もちろん食べたいものを考えて選べるアラカルトでw。前菜はメニュウもありますが、お皿数で値段の変わるようになっていて、5皿から。その日の仕入れ等でお任せのものを出してもらうもの。カルパッチョや蛸をボイルしたものなど、さっと食前酒と共に楽しむのがあうような気軽なもの。これだけでもしっかりと飲めちゃいますねw。スパークリングと共にいただきました。
お料理はパスタの他、メインというシンプルな構成。まずはパスタは予習wで一番印象的だった色々な貝類を使ったフレーグラに。フレーグラは米粒くらいに捏ねたパスタで、サルデーニャ島の地パスタのようですね。現地周りでしか食されていないそうです。こちらでは乾麺ですが自家製のもののそう。メインは調理法を選んでそれに合うお魚を見繕っていただくシステム。調理法とお魚の重量で金額が変わってきます。今回は調理法は10種近くあります。今回はオリーブオイルを使った香草焼きをチョイス。お魚は金目鯛に。お刺身でも大好きな魚です。
まずはパスタから。人数に合わせて取り分けた状態でサーブいただけます。1人前を2人で分けて、コースの中の1品くらいのポーションでしょうか。4,5種類の貝類からしっかりと旨みの出た味わいのソース?が美味しい。結構塩味がバシッと出ているので、ワインと楽しむとたまりません。貝そのものとしては、マテ貝の味わいが印象的でした。ちょっとグロテスクな見た目ですが、味もかなりくっきりはっきり。バター・ソテーとかオイル煮が似合う貝ですw。
ワインは南イタリアのものがリストに。この日はシチリアの白にしました。樽の風味がしっかりあるシャルドネ。以前、新宿三丁目のお店で飲んで美味しくて、そのとき以来印象に残っていたワイナリーのもの。その当時はここまでの樽の印象がありませんでしたがVT等も違うのでしょうからまた印象も違うのでしょう。しっかりした味付けに優秀に寄り添ってくれる強さもあります。
そしてメインの金目鯛。やや小ぶりな個体だったのでポーションはそこそこですが、香草のニュアンスとオリーブオイルが絶妙にバランスしていて、とても美味しいお皿。オイルのリッチな風味を残しつつ、油のモッタリ感は出さないで仕上げられているバランスは、家庭では容易に再現できなそうな絶妙感。これは美味しいです。もっとしっかりしたポーションでしっかり食べてみてもよかったなぁとさえ思いました。
ここまで来てもう少し食べられそうだったので、パスタを追加。レモン・パスタを。以前自作して上手くいかなかったパスタを、プロフェッショナルな味はどのようになるのかを試したく。いただいたパスタは、かなりしっかりと酸味がある味。白ワイン必須ですw。
変に気取った期待をするより、絞られているパスタとメインをそれぞれたっぷりいただけば、その分だけ満足感を得らえる気がする実直なトラットリア的な印象のあるお店。また訪ねたいと思います。
9位
1回
2015/10訪問 2015/10/12
神田の駅からほど近く、香川の著名店ののれん分けのお店というこちらの店舗。麺類大好きな身としては、一度行ってみたいと思った饂飩店です。恐らく混んでいるだろうことが想像できたので、時間を外せるタイミングを狙って訪問。すんなり入れることができました。券売機でチケットを購入して、席で待つスタイル。この日はかけの饂飩と饂飩同様しっかりとした修行先があるらしい野菜天盛りで。茹で置きしません、時間かかります、の物書きでしたが、書かれていた時間ほどは待たずに意外にすんなりと。ある程度は見越してオペレーションはされているのでしょうね。
つゆを啜ってみたところ、控えめな印象を残すお出汁。とはいっても味が薄い訳ではなく、旨みはしっかりとありおいしいです。でも、一般に濃い味を好むといわれる関東で、このつゆでいくことを決断されたのは凄いな、と思うくらい淡いです。麺は、讃岐うどんとしてはやや細身の麺ですが、しっかりと粘りのあるコシを感じさせる麺です。食べた味わいとして、小麦の味を感じる、というほど強い味わいではありませんが、この食感は好きです。天婦羅は衣が厚すぎないもので、この手のお店では珍しく感じるくらい。クイックな饂飩店のジャンクな天ぷらとは大違いです。
並ばずに食べられるのであれば、近くに行動範囲があれば積極的に通ってしまうであろう1軒。また機をみて伺いたいと思います。
10位
1回
2015/09訪問 2015/10/05
池袋の繁華街にある、一見普通の居酒屋。しかし、扱う日本酒は銘柄、数ともに並みの日本酒居酒屋を凌駕する品書き。今話題のお酒が多い印象だか、若い人たちにはこちらの方が受けやすいとは思える。また、お値段も良心的な値付けと感じるので、左党の方にはオススメしたいお店。
池袋西口を出て数分という立地。1階は超繁盛居酒屋であるビルの2階にあるお店。それほど凝った作りの内装でもなく、下手したらチェーン系のお店にも見えてしまう。だが、真価は日本酒メニュウ。あるわあるわで、その数20以上は軽くある。それらが、今の日本酒の盛り上がりを支えるような銘柄ばかり。新政、貴、七田…等々。しかも、様々なスペックを基準にメニュウ化しています。量のチョイスも、色々試したい派から腰を据えてどっしりコレ派まで、自在にできる。久しぶりにお店のメニュウを眺めて興奮してしまいました…w。料理は特別な味のものではありませんが、日常使いの居酒屋さんとしては十分な質と量。
日本酒にあまり興味のない人には普通の居酒屋使いで、日本酒が好きな人にはワクワクする居酒屋と、お店チョイスで喧嘩にならずwカジュアルに楽しめるお店。また、この界隈で居酒屋を使う際には候補にしたいと思う、日本酒好きでした。
今年で7回目。
①Le Bourguignon…上質なレストラン。日常の中の最上。
②dame‐Jeanne…ゆらめく焔と素晴らしいお皿、ワインで夢心地。
③Fegato Forte…やさしいワインとイタリアン。その世界観は下北沢にあって、超常的。
④まるしげ 夢葉家…心躍る居酒屋。
⑤大愚…ハマると凄い。
⑥KISALA…媚薬のようなBar。
⑦Bar Tiare…一服の清涼剤。
⑧La scogliera…爽やかなダイニング。
⑨香川一福…興味をそそられる饂飩。
⑩酒菜家…こういう居酒屋がスタンダードになってほしい。