レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/02訪問 2014/02/19
新宿三丁目の繁華街にあるカウンター席主体のチャイニーズ。そのお皿はありがちな油や餡がコッテリなものではなく、軽やかな食後感にまとまる。中にはこれが中華のお皿かと思うような趣のものもあるが、他の国の料理でも、ここ日本での人々の嗜好に合わせ発展したものがあるように、当店独自のアレンジを獲得されているのかも知れない。お店は華美な様子はないが、価格帯は色々な諸々を考えれば誤解されかねないレンジ。食べることが好きで、お皿に向き合うときに、名前や格、価格等の副次的なものをひとまず横に置いておいて、そのお皿そのものと向き合えるようなスタンスをもつ人達と来て、楽しみたいお店。
私は正直に言うとあまり中華が好きではない。でもクラシックな、街の中に多くあるような、単純な具材の違いがそのままメニュウの違いになっているようなものに対してではある。なので、自分にとって未経験ではあるのだが、所謂ヌーベル…系に興味はあって、若干だが行ってみたいお店がある。その内の1つがこちらだった。ロケーションは新宿三丁目の雑居ビルの二階にある。扉には、「本日予約で満席、予約者以外御免」というような旨の書き物。結構威圧感が出ており、少しドキドキ。
扉を開ければ、細長い、Barのようなフロア。小さめのテーブル席が1つとカウンター席が8席。オフホワイトで揃えられた色調に赤いシートのスツールで正直、そんなにコストがかかっている内装ではないとは思うが、うまく雰囲気が出ている。チープ・シックとでも言えばいいだろうか。嫌いじゃない。
席に着くと、当店の利用が初めてかを聞かれる。初めての場合は簡単なメニュウ構成の考え方を説明してくれるようだ。前菜からデザートまで項目ごとに少しづつの記載のあるメニュウはそれぞれから頼んでいくとコース仕立てになるもの。それぞれのお皿のお値段はそれなりにするように思ってしまうが、それぞれ2人分程度はあるボリュウムとのことで、そう考えると、食べ飲みし過ぎたり、一部特殊なラーメン(w)をオーダに組み入れなければ、それなりのお値段では纏まるだろう。
この日は前菜から。3種盛り、5種盛りとあるものは、中身はチョイスできるそう。ならばと3種盛りでお願いする。チョイスは、ピータン冷奴、真鱈の白子のマリネ、四川風よだれ鶏を(正確な料理名でなくすみません。。。)。この3種盛り、本当にこのポーションで盛合せ?と思ってしまうほど、たっぷり。嬉しい誤算ですねw。ピータン冷奴は、ピータンや豆腐を細かくカットし、調味料とあえたもの。それほどピータンを感じさせるものではないです。白子のマリネはレンゲに一口分のボリュウムで。オリーブ・オイルのような油ものの調味料をかけてあったのですが、コレが旨い。白子のねっとりした濃厚さと味わいのトーンは同じながら、口当たりは白子と比べると若干さらりとしているので、混ざると全体として程よく中和していくのです。よだれ鷄。しっとりした食感のある蒸し鷄に、ピリッと辛い程度のソースが少量かけられていて、この組み合わせの塩梅が白子同様、絶妙に旨い。
飲み物はグラスでワインに。紹興酒、ビール等ももちろん揃っているのですが、ワインもそれなりに。グラスは何種かあり、それぞれボトルを見せて簡単に品種等説明してくれます。高すぎないレンジのものが中心でしょうか。
温菜で、椎茸の焼売。肉厚でもっちりとしたもの。
魚のお皿。たいら貝の炒め。肝をソースにして青菜系の野菜と一緒に炒めた料理。肝ソースと聞いたのでかなり濃い味かと思いましたが適度な程度。おおぶりの貝を楽しみました。アメリカの白ワインと良く合って面白かったです。
肉のお皿。シャラン鴨の南乳ソース。中華というよりは普通にビストロで食べている錯覚に陥りそうになるほど、洋に近いお皿。もちろん完全に洋の味ではありませんが。後で調べたらこの南乳というのは、腐乳の別称?のようなのでわかる人が見たら、かなり癖があるソースを想像されるのかもしれませんが、そこまで独特の風味はなく、酸味をやや感じる程度でした。
野菜のお皿。菜の花のもの。もうそろそろそういう暖かさがほしいとの願望をこめてw。この食材らしいどくとくの苦みを楽しむ。
〆の麺物は、クエラーメンを。スープのみで、魚そのものの身は入っていない。出汁のように旨みだけをとったスープでじんわりとおいしい。やや塩気が強い気もするが、スープまで飲み干したい一品。麺は細身の麺で少し硬さを残しており好み。
最後に、嬉しいデザートで。ココナツのババロアのような一皿。ほど良い甘み。
どのお皿も中華の方法論を持ちながらも繊細な味わいで、個人的にはとても好きなお皿でした。メニュウの端から色々試してみたくなります。また、お店の中には、少し香を焚いてあるのか、香りがあります。私自身は左程気になりませんでしたが、気になる人には気になるようなので、そこは頭に入れておいてもいいのかも知れません。是非また訪ねたい。
2位
1回
2014/07訪問 2014/07/06
商店街の中にあるこじんまりとしたビストロのような佇まいのお店ながら、国内外の著名店での経験がおありのシェフによるガストロノミックなお皿が戴ける本格的なレストラン。小さな箱ながらワイン・リストもしっかりしており存分に愉しめる。
初台駅から徒歩7分ほど。南口から甲州街道を背にしてひたすら商店街を進みます。ビニール・テントを張ったようなテラス席のベージュのエクステリアが目印です。席は、オープン・キッチンに面したハイ・スツールのカウンター席が7,8席程に、テーブル席が12,4席程。あとはテラス席が12席程でしょうか。店内はそれほど広くはないのですが席数が多いのはビストロ的。店内の内装とデコレーションを同じデザイナーの人に頼んでいるそうで、統一感のあるシックなインテリアです。
ディネは¥5,500-と¥9,500-のコースが中心のお店ですが、この日はアラカルト利用で。アラカルトはそれぞれのコースの中から自由にお皿を選べるという仕組み。メニュウ名には食材名がシンプルに書かれています。この日は、ビゴール豚の生ハムとグリーン・アスパラ、鰹、真鯛、仔羊をオーダ。飲み物は、グラスのブラン・ド・ブランでスタート。
鰹は、しっとりとした食感の身にオクラやじゅんさいを使ったソースでさっぱりと。ビゴール豚の生ハムは、お皿のサーブの時点から香りが立ち上がるいい雰囲気のお皿。詳細は忘れましたが、かかっているドレッシングのほど良い酸味がまた心地いい。生ハムは豚の脂の旨みがたっぷり。アントレからのチョイスですが赤ワインでも良いくらいです。
パンは、フロマージュ・ブランとヨーグルトをつかったソースと共に。爽やかな酸味のソースでパンも進みます。
この間にドリンクはグラスのシャブリから、ボトルでカトリーヌ・エ・クロード・マレシャルのサヴィニー・レ・ボーヌへ。お魚の前というタイミングでしたが、個人的にワインを飲み始めた頃に感激した味わいの一本であるこちらを、たまたま直近で話題にあがったのもありチョイス。VTが2009というのもあるのでしょうがまだ強めの果実で、繊細で複雑なニュアンスをもった昔の印象とは異なります。大きなVTより少し弱めVTの方が、この造り手に関しては好きかもしれません。他のリストもしっかりとしたリストです。
真鯛のお皿については、プレゼンテーションが綺麗。イカスミとトマトを使ったというソースをプレート上に墨絵の様にあしらい、一方、ブラック・オリーブを散らしてあったりと味の変化も。このソースもビジュアルだけでなく、イカスミのソースという以上の味わいの手の込みがありおいしいものです。
仔羊は、柔らかくくさみもないフレッシュな味わい。たっぷりのポーションでいただけて幸せになります。付け合わせの蒸し野菜がストウブに入れられて出てきます。バターと醤油で味付けによるシンプルなもの。色々な種類を取り交ぜて。
全体的には、カジュアルな雰囲気ながらも本格的なレストラン・フレンチを楽しめる居心地の良いお店。このコンセプトだとビストロ・チックな方へお皿が向かいそうですが、ここのお皿はしっかりしています。私は気分によって、ビストロ料理が食べたい時やレストランのお皿が食べたい時などあるので、気軽に、でもこういうお皿を食べられるお店はありがたいです。サービスの方々も親しみはありますが振る舞いの要所はしっかりとしていて、フランクながら本物というこのお店のスタイルを体現されている印象です。ちなみに、食べ歩きが好きな人は、カウンター席だと尚、楽しさが増すと思いますw。
3位
1回
2014/02訪問 2014/03/08
ブセナテラスのメイン・ダイニング。7歳以上からの利用やドレス・コードを謳っており、このホテルのメイン・ダイニングとしての矜持をみせる。ともするとワイガヤな雰囲気になりがちなこのホテルの中のレストラン達にあって、このレストランは静かでゆったりとした、リゾートらしい、ホテルらしい穏やかな時間が流れている。
メイン塔の2Fにあるメイン・ダイニング。それほど威容を主張する雰囲気は感じさせないエントランスだが、白亜の石造りの廊下を中に進んでいくと、このホテルの大きなつくりにならった空間となっている。ウェイティング・バーも十分な広さの空間で豪華。フロアはグッと照明の明度を落としており、雰囲気は十分。席に着くと大きなデコレートのプレートがセットされており、正式にはコンチネンタルを名乗りながらも、お皿はフレンチそのものであることをそっと告げるようだ。
今回はプラン等ではなく通常利用で。予め数々のカトラリーがセットされてはいるが、今回はアラカルトでの利用にした。琉球ガラスだと思われる、パンの取り皿と水用のグラスの、濃淡を取り合わたブルーがこのロケーションの印象を深める。オーダは、少し変則的なオーダをお願いすることになったのだが、それに対してあくまでも自然に、ややイレギュラーな対応をしてくれた。これはありがたかった。オーダは前菜にラングスティーヌのお皿をお願いし、メインに仔羊のロティとした。ドリンクは、部屋で先にカヴァを楽しんでいたので、最初からボトル・ワインをオーダ。M.シャプティエのクローズ・エルミタージュにしました。シャプティエは廉価なラインでも、ニュアンスのある楽しめるワインを作っているのが良いですね。ついついその安心感から頼んでしまいます。
オーダを済ませ待っていると、ワインのサーブに従って、ちょっとしたサービスをしてくれます。先ほどの対応といい、このレストランでのホスピタリティは、このホテルのサービスの中にあっても、尚、いいもののように感じられます。
前菜。ラングスティーヌのタブレ仕立て ローズマリーとシェリーヴィネガー風味 パルメザンのガレット添え。お皿自体は、奇を衒うことの無い、シンプルなフレンチ。お味もその様子通りのものでしょうか。パルメザンのガレットはカリカリに焼かれており食感ややや濃いめの味がお酒にも合う。ただし、ソースと食材とこのガレットの相乗効果はあまりないかとは思います。パンはシャンピニオン型のものと無花果のバゲットなどを籠に入れて持って来てくれます。無くなればお替りもくれます。
メイン。仔羊背肉のロティ フランス産セープ茸と椎茸の薄いタルト添え。アラカルトだからだとは思いますが、拳大の大きさのお肉がふたつとたっぷりのポーション。こちらもシンプルに。お肉は臭みがあまりなく、しっとりした赤身のお肉でおいしいです。しっかりとしたソースによるトラディショナルなスタイルと言うよりかは、素材をオーソドックスに活かして重すぎない範囲でつくられたフレンチだと感じました。個人的には今までの経験から、ホテルの食事にはそれほど期待感を抱かないのですが、リゾート・ホテル内のレストランのお皿としてはクオリティはいいと思います。私の思い込みを上回ってくれるお皿でした。
全体的には何と言っても、この空間や雰囲気が良い意味で1番の御馳走といえるレストラン。実は今回、最初はこのレストランの利用を考えていませんでしたが、他のレビュア様のレビュウに「ここに泊まったら奮発してでも行け」とあったのを見て利用を決めたのですが、私もその言葉をそのまま使いたいほどです(笑)。大切な人と穏やかな時間を過ごせる、このホテルらしい素晴らしいレストランだと思います。
4位
1回
2014/10訪問 2014/10/18
そのよる、Barをもとめていた。あたらしいばをさがし、みちのとびらをひらく。
きたいとおそれをかかえ、なにかをさがし、もとめ、すすみたいとねがう。
神泉の駅から徒歩で1分ほど。界隈には飲食店が広がり、賑やかな場所。しかし、この扉を開くと奥へと続く細長い通路。これが外の喧騒と静かなカウンターを隔てる大切な装置。その先には、古い時代のBarへのオマージュを思わせる鉄の格子の扉。中に歩をすすめると、目立たないテーブル席のスペースに、8席程のカウンター席。バック・バーの丁寧に並べられたボトルの並びに、バーテンダー氏の人柄が垣間見える気がする。インテリアはシックな色味の壁に、街並みを描いたラフなスケッチ。全体として、とてもシックなBarであると思う。
バーテンダー氏のサーヴィスはクールな印象。それは悪い意味ではなく、たぶん、ご自身の信念に対し、実直な方なんだろうと思う。それはひとつふたつの言葉のやりとりからも感じられる。
作られるカクテルは、修業されたらしいBarのものとは少し違う印象。私にとっては強く印象に残るものではないが、雰囲気にあった、柔和で包み込む様な味わい。
雰囲気が洒脱ながらも穏やかで、非日常感のあるBarらしいBar。私は好きなタイプのBarである。
5位
1回
2014/03訪問 2014/04/06
夜に再訪しました。
東京は丁度桜の季節。1年に1回きりの華やかな時節。桜の樹の間近で今まさに隆盛の時を迎えんとする花の生命の勢いを感じる。やはりこの時期のこのお店、いいものです。しかもこの時は、千載一遇の運の良さでテラス席に。桜の花を見ながら宵闇へ向かっていく街の空気を感じながらの食事は、これ以上ないくらいのとっておきと言ってもいいのかもしれない。
料理は、アラカルトでオーダ。お皿のボリュウムはそれぞれやや多めの一人前、といった風なので、2人でシェアしても良いかも。前菜、プリモが¥1,000-代後半、セコンドで¥3,000-前後とそれなりですがポーションを含めたら満足感は高い。お味はやはり以前ランチのときに妄想したw通りで、朴訥とした、骨格のしっかりした料理。北イタリアを中心に修行されたというシェフの、トラットリア然とした力強いものを堪能できます。今回いただいた赤牛のタリアータはバルサミコを使った調味のシンプルな味付けでしたが、旨みがしっかりしており、正に旨い一皿でした。ワインは、種類こそ多くはないが、一通りのイタリア各地のワインを揃えておられる印象です。
また、混雑具合に合わせてキッチン・スタッフ方々含めてサーブ、接客をされているのですが、中でもカメリエーレ氏(マダム?)のサービスはちょっとした間合い、物の言い方など、プロフェッショナルを感じるサービスでとても素敵です。
昼も悪くありませんが、やはり夜が良い。近くに住んでいるならば通いたくなる、普段使いで嵌れるお店だと思います。
--以下2013/08記---------------------
オープン状のキッチンとフロアが一体となったカジュアルなトラットリア。昼の時間帯の訪問ではそのボリュウムも相まってブランチなどでしっかり食べてもいいですが、お店の内装を見ると、夜に行くと飲まずにはいられない、エノテカのような雰囲気になるお店だと思われる。また播磨坂に面した路面店でもあるので、桜の季節は気分が上がるロケーションに違いない。
茗荷谷駅から徒歩で5分ほどの播磨坂の坂上の方にあるイタリアン。ちょうど熟成肉で著名なお店の道路を挟んで対面、といったあたりでしょうか。休日のランチで訪問しました。メニュウを見るとコース・スタイルでいくつかバリエイションがあったのですが、この日は1番軽いワン・プレートで。これでも¥1,500-くらいしたので、意外にイイお値段するな…と思っていましたが、これがサーブされると一変、そのボリュウムに食べきれるかな…の不安がよぎるほどw。カポナータの様な冷菜に、サラミ、本日のパスタ、豚のロースト、オムレツなどなど結構多菜な盛り。ローストなどを食べてみてもずっしりとした厚切りですが、しっかりとした調理を感じるものでおいしいです。ランチをいただいた限りでは、お皿の方向性は繊細な路線というよりは骨太路線ですね。
何とか食べきってお店を後に。(その後腹ごなしに少し歩きましたが…w)お料理もワインと共にあるような雰囲気を醸すお店だったので、次はディナーで訪ねたいですね。
6位
1回
2014/07訪問 2014/11/16
比較的リーズナブルなプライスで、ボリュウムたっぷりのイタリアンを楽しめるお店。開店時間が長めの為、一軒目の食事使いでも、二軒目のワイン・バーっぽい使い方でも自由に使える使い勝手の良さがいい。
永福町駅から徒歩2分もかからない、小さな雑居ビルに構えるお店。2Fは系列の居酒屋です。ガラス張りで中の様子が伺えるので、初めてでも入りやすいのではないでしょうか。店内は、オープン・キッチンにカウンター席が主体に見える配置で10席程。端のスペースはテーブル席のように向き合っても座れる席になっている。他に、4人掛けのテーブル席が1つと奥に半個室状になるテーブル席がある。
メニュウは黒板書きで前菜、パスタ、主菜で全部で30種ほどでしょうか。前菜で~¥1,000-位まで、パスタが¥1,000-代半ば、主菜が¥2,000-~といった感じのプライス・レンジです。ちなみに前菜、パスタは比較的穏当なポーションですが、主菜はお値段からしたらかなりたっぷりな量。他のお皿も食べ飲みする中でなら、2人で1皿くらいでちょうどいいのではないかと思います。ちなみに、コペルトの類は無さそうです。(明細はないので推測ですが。)
お皿のお味は、普段使いのお店としては十分なクオリティです。あとはモノによって異なるかなという印象が個人的にはあります。前菜ではサーモンのパリパリ焼きなどは、火の入れ方などフレンチっぽいお皿ですが、僅かに火の入ったサーモンが好きな方は喜ぶお皿だと思います。とうもろこしのムースはコンソメ・ジュレなど使い、白ワインとの相性がいい爽やかなおいしさ。パスタではトマトと蟹の冷製カッペリーニは冷製にも関わらず味がしっかりと決まっていておいしかった。主菜は、手間を掛けて仕上げているようで、時間がかかります。どれも外さないと思いますので、食べたいお肉をチョイスすればよいのではないでしょうか。
グラスのワインは、泡は1種ですが赤・白は3種づつほど。イタリアン・オンリーというわけではないです。リストは比較的お安めの価格帯のものが充実している印象です。ただし、カウンター席のテーブル中にあるディスプレイには、結構良いモノが並んでいるのでそれらのようなものもあるのかもしれません。
7位
1回
2014/06訪問 2016/05/15
日本酒、焼酎(+ワイン)と共に、よく見かける居酒屋料理を一段レベルアップした姿で食べられる居酒屋。お刺身のお得感も素晴らしく、近所にあったら通ってしまう。。。
井の頭線永福町の駅から徒歩2分ほど。系列のイタリアンが1Fにある建物の2Fにある居酒屋。店内はカウンター席がメインに、テーブル席(小上がり)が10席程。カウンター席も12席程でしょうか。1Fのイタリアン同様、オープン・キッチンで、飲食店好きには楽しい。
メニュウは固定の定番メニュウ+変わりメニュウで全部で30種以上はあるでしょうか。お値段も比較的お安め(千円以下のものが多い。)です。そして何よりボリュウムが並みのお店の倍近くはあるので、少しの注文でもしっかり食べられます。お料理そのものは、そういうコスパの良さがありながらも、家ではつくれないような、一手間というか、完成度を高めるものがある良いお皿。お刺身は量、質ともに満足のできるもの。チョイ飲みなら、お刺身と日本酒で完結できてしまいます。
日本酒も凝ったセレクトというか、楽しめるものが多い。新政№6などは白ワインのようなコクと酸味も感じられるもので美味しかった。また、飲み物については、メニュウに乗っているものの他に、1Fのワインも楽しめてしまうのがいい。
居酒屋好きを連れてきたら間違いなく喜んでもらえるのではないか、そんなお店。
8位
1回
2014/12訪問 2014/12/28
前回の印象が良かったのですぐさま再訪w。この日は前回食べなかったヴィアンドものを食べたくて炭火焼の牛肉&ポム・フリットなどをお願いしました。付け合わせの3度揚げされているらしいポム・フリットは、3度揚げの妙かでんぷん質の粘度が上がっていて、口の中でまったりとした口当たりをしており印象的でおいしい味になっています。牛肉の火入れもすばらしく、少し冷めたくらいでは風味が落ちない(もちろん熱い内の方がおいしいですがw)です。なるほどやはり美味しい。次回はより手の込んだメニュウをいただきに来たいです。
-'14/12記-------------------
下北沢の路地にあるビストロ。立地にあったカジュアルな雰囲気の店内だが、料理はどっしりとしたビストロらしいオーソドックスなもの達で個人的にはうれしいミス・マッチ。ワインなどを飲みながらそのお皿を存分に楽しみたい。
今回は、以前よりマイ・レビュア様のレビュウを見ていて訪ねてみたかったのを、下北での飲食の機会に訪問。下北沢の一番街のゲートから少し入ったあたりを、さらに路地方面に曲がったところにお店があります。かなりひっそりした雰囲気になり、ふらっとお店に入ってくるような人はいなそうな立地ですので、落ち着いて食事を楽しめると思います。オープン・キッチンの前に4席分のカウンターと残りはテーブル席となっています。ワン・フロアのレイアウトになるので、居合わせるお客さんによって若干雰囲気の振れ幅はありそうです。この日は大人なお客さんばかりだったので、とても快適でした。
まずは、生ビール。薄口のグラスでのサーブ。これだとよりおいしく感じますよね。アテ替わりに海老パンもお願いします。この海老パンがヒット。バゲットのようなパンを想像していたのですが、海老のすり身のようなものを挟んで焼いたホット・サンドイッチのようなものでした。これがちょうどいい塩味の加減で、海老の風味もしっかりと乗っていて、アミューズがわりにお酒が進みます。
お次は、真鯛の炙り焼き、カルパッチョです。真鯛の表面を炙ったものをカルパッチョ状に薄切りにして、クレソンなどでサラダ仕立てにしてあるお皿です。お値段が少ししましたが、魚の質は確かによく美味しかったです。ただ、少しフライングして赤ワインに移ってしまったので、さすがにお酒と合いにくい。。。白ワインでもグラスで頼めばよかったですw。ちなみにワインは、ラングドックをボトルで。2003年のものということで、少し古いラングドックがどんな味わいをするものかの興味もありチョイス。飲んでみるとややアルコール感が落ち着いたもので、ほどよくこなれている、といった風でしょうか。
お次に、鹿肉とフォアグラのテリーヌ。このテリーヌがまた、パテ・ド・カンパーニュのようにどっしりとしたもの。ポーションもたっぷりで、食べ応えのある一皿。ナッツがふってあり、食感にもアクセントをつけて食べ飽きないようになっているのもいいですね。
そして、メインの仔羊の炭火焼。ココットで調理された仔羊の煮込みにクスクスを別皿でもってきてくれて、それらを混ぜて食べるお皿です。取り皿のマスタード・イエローも彼方の熱い大地と風をイメージさせてくれます。羊はあのクセもありながら、煮込みであるのに硬すぎもせずいい塩梅です。羊はクスクスと合わせるとこんなにもよく合う食材なんですね。ここに来たら頼みたい、定番と言えるのでしょう。一人前のサイズでもここまで複数のお皿を食べていたら十分な量。
最後にデセールからタルトタタンを。デセールも複数種類あってどれも美味しそうでした。タルトタタンはホールの1/4くらいのたっぷりサイズ。クタクタになっている林檎は酸味がしっかりしていて、印象的なお味。隣からいただいたショコラのムースもとても美味しかった。むしろそちらの方が個人的な好みだった。。。w。グラスのシャンパーニュもお願いして〆。
ポーション、味含めて、ビストロ料理をストレートに行っているものが多いです。どのお皿も外れがなかったので是非また他のお皿も食べてみたいです。この日は多少お値段が行きましたが、オーダの仕方次第でもう少し安価に楽しむこともできると思います。
9位
1回
2014/11訪問 2014/12/04
ランチで再訪。ランチは3種ほどで、パスタのみのものからセコンドまで含むようなものまで。一番安価なパスタのランチにしましたが、それでも1,680円とそれなりのプライス。ちなみに内容は、前菜盛り合わせとパスタ、食後のドリンクがつくというもの。お味はいいのですが、ちょっとプライスが高いかな。。。
-以下2014/02記------------
横浜駅から少し歩いた人気の少ない界隈にあるトラットリア。その名の通りカジュアルで気兼ねのないお店であるが、そのお皿のクオリティは高く、存分に楽しめる。席数の多いお店ではあるが、サービス陣含めてスタッフの人数も多く、かつサービスもそつがない印象。ドリンクも比較的安価なプライスで楽しめる上、バリエーションを揃えていていい。
横浜駅の東口から徒歩10分弱と行ったところでしょうか。界隈の飲食店街を越えて更に駅から離れていきます。正直、あまり分かりやすいロケーションだとは思えないので地図は必携でしょう。暗がりにうっすらと浮かぶクリーム・イエローのエクステリアがお店。ドアを開けると、区切りのないワン・ルーム状のオープンなフロアです。テーブル席は席間が狭めですが、2人*20卓分くらいはあるでしょうか。あと、4席程ですがカウンターもあります(ので、おひとり様も可能かと。テーブル席だと少しツライかもしれないです。。)。室内も、ファサード同様のクリーム・イエローで統一されていて、イタリアに関する雑貨などでデコレーションされており、明るい雰囲気の店内。
先にドリンクだけ頼んで、メニュウを捲ります。アラカルトとコースと両方があります。コースは確か、6,000円以上ものまで何種かあった気がします。この日はアラカルトで。皿数は2人だと4~5皿程度とのことでしたので、そのインフォメーションに従い、前菜*1、パスタ*1、ペッシェ、カルネをそれぞれ1つづつオーダ。コペルトでの前菜とパンを摘みながら、ビールからスプマンテを。身の上話でお酒がすすみます。。。w。
前菜のバジルのトリッパ。予め、シェア状態で持って来てくれます。さらりとしていながら、グリーンの味のコクがありおいしいです。ドリンクは、土着品種の白ワインに。グラス・ワインは700~1,000円くらいのレンジでそれぞれ2~3種あり嬉しい。パスタは、鶏レバーのパスタ。濃すぎない味付けでプリモとして食べるのに丁度いい具合。檸檬を練り込んだパスタは仄かに柑橘の爽やかさがあり、ソースとのバランスも良いです。ワインはゲヴュルツトラミネールに。分かりやすいライチ香をたのしむ。魚は本日のおすすめのような、幾つかの食材をみつくろったグリルの盛合せのようなお皿。最後に肉は仔羊のお皿を食べて、デザートで〆。
お皿は、飛び抜けた印象を持つものこそなかったが、トラットリアながらどれも丁寧な印象を持つ一貫したクオリティのお皿でした。どの品を頼んでも外さない気がします。ただ、デザートにしたティラミスだけが個人的な嗜好には合わなかったです。温度が上がり目で、口当たりややドロッとしてしまい、モヤッとした味の印象となってしまいました。とは言え、全体的にこの価格帯のお店ではハイ・クオリティなお店だと思います。
今年はココで。
①Renge…味わいの良さもさることながら、中華における私自身の経験を広げてくれたことに感謝。
②Anis…初夏のひとときを気分豊かに過ごせました。カジュアルなのにお皿やワインの質が高いところがツボでした。
③FANUAN…リゾート・ダイニングならではの豪華さを楽しませてもらいました。
④Le ZINC…日常の中にある非日常として貴重な空間。エントランスの動線が素敵です。
⑤Tanta Roba…今年初訪問ではないのですが、、、桜の時期のテラス、最高です。
⑥⑦ichi、一…上下とも甲乙つけがたいバランスの良さ。
⑧Rougir…骨太ビストロ。デセールもGood。
⑨BICOLORE…味わいは間違いなし。活発な雰囲気も良く、価格がもう少し抑えめなら。。