レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2014/01訪問 2014/10/02
正月休み(2014/01/02)に「激ウマ探して500km!!ラーメン食べまくり旅東京→京都」という番組(テレビ東京)を見た。
パンチ佐藤と、内藤大助が東京から京都までドライブしながら毎食ラーメンを食べ、店のラーメンどんぶりを集めるという内容だった。
その中で紹介されていた奈良県にある「ラーメン河」。
数年前にテレビで見て行ってみたいと思ったが、辺鄙な場所にあるためいつの間にか忘れてしまっていた。
妹と関空へ行くことになり、その途中で寄ってみることにした。
開店時間の1時間30分前に到着したが、既に2組10人の待ち客がいた。
こんな山奥で、これほどの人気があるとは!!
果たして吉野の山奥にある人気のラーメンとは?!
■塩ラーメン(600円)
ラーメンは「塩ラーメン」1種類のみ。
チャーシューメンなどのトッピングのバリエーションも無く、本当に1種類のラーメンしか提供していない。
出てきたラーメンは、味玉の黄身の色が鮮やかさが際立つ。
なかなか美味しそうな見た目だ。
スープはとても優しい味わいの澄んだ塩スープ。
鶏ガラベースですーっと身体に浸みていくような繊細な美味しさ。
ハクサイも入っていて、その甘みとスープの塩加減が絶妙だ。
柚子の皮がトッピングされていて、爽やかさを加えている。
麺は緩くウェーブのかかった中太麺。
意外と弾力のある食感がなかなか気持ちいい。
スープとも合っていて美味しい。
チャーシューは肉厚で意外とボリュームがある。
味付けは特にされておらず、茹でただけの豚肉といった感じ。
ところが、このチャーシューが思いのほか旨いのに驚く。
スープがいい感じで塩気を加え、豚肉の旨味がストレートに伝わってくる。
弾力を持ちながら、適度に柔らかい食感も最高だ。
いや〜、見た目は味気ない感じだったがこのラーメンにはぴったり合っている。
味玉も味付けはとても控え目。
スープと一緒に食べると、その旨さが発揮される。
黄身の半熟具合もなかなかいい。
メンマは軽くザクザクとした食感。
こちらも味付けは控え目だ。
山奥というロケーションや、限定50食といったレア感、店主夫婦の人柄も人気の理由かもしれない。
しかし、控え目で優しい印象の塩ラーメンに、人を惹き付ける要素が詰まっているのも事実。
■まぐろ丼(500円)
こんな山奥でマグロ???と思ってしまうかも知れないが、ほとんどの客がラーメンと一緒にこのまぐろ丼も食べている。
というのも、ここの主人は寿司職人だったのだ。
寿司屋を営みながら、ラーメン屋を開く夢を持っていて、独学でスープ作りを続けていたらしい。
厚く切られたマグロのづけが、ゴロゴロと酢飯の上にのっている。
寿司職人だったこともあり、マグロのづけも酢飯もとても美味しい。
500円でこの味、このボリュームは超お値打ちだ。
■とり丼(400円)
炭火で焼いた地鶏がタレといっしょにまぶされたご飯。
タレが染みたご飯と、炭火で焼かれた芳ばしい鶏肉の相性は絶妙。
一味唐辛子も加えてあり、ピリっとした辛さがいいアクセントになっている。
鶏肉は小さめに刻まれているが、弾力ある歯応えがたまらない。
優しい印象の塩ラーメンとは対照的に、とり丼は味付けがしっかりしている。
まぐろ丼もいいが、このとり丼も塩ラーメンに合う美味しくてお値打ちなサイドメニューだ。
■お店について
名古屋方面からだと名阪国道(国道25号線)の針ICから南に降り、吉野方面へ1時間ほど走った場所にある。
伊勢街道(国道370号線)を吉野川沿いに走っていると、古びた看板があるので対岸へ橋を渡る。
細い山道をしばらく進むと店がある。
入口に名前を記入する紙が置いてあるので、記名して呼ばれるのを待つ。
開店時間は11:30だが、10分早く開店した。
店を訪れた1月12日(日)は、自分らが呼ばれた11:28時点で既に16組44人に達していた。
限定50食なので、12時前には売り切れとなる気がする。
ただ、客の回転が遅いので、間に合ったとしてもかなり待つことになりそうだ。
場所柄、バイクのツーリング客やサイクリストが多い。
3位
1回
2014/09訪問 2014/10/02
伊能忠敬記念館(千葉県香取市)へ行った際に、足を伸ばして寄ってみたいラーメン屋があった。
それが茨城県鹿嶋市にある「らーめん青龍」だ。
白河ラーメンの元祖とも言える「とら食堂」で修業した店主が開いた店で、食べログでも評価が高い。
伊能忠敬記念館の見学を終えてから、昼食に訪れる予定だったが、銚子観光に時間を使い過ぎ時間が遅くなってしまった。
「らーめん青龍」→「伊能忠敬記念館」にコースを変更し、銚子から鹿島灘沿いを北上する。
果たして、「とら食堂」の味を受け継ぐ「青龍」のラーメンとは?!
■特製手打ち中華(970円)
券売機の一番左上のオススメポジションに「特製手打ち中華」のボタン。
券売機の上にも写真付きで、当店オススメと「特製手打ち中華」をオシている。
迷わず「特製手打ち中華」に決定。
出てきた「特製手打ち中華」は具材の彩りが良く、見た目にとても美味しそう。
スープは澄んだ醤油スープ。
あっさりした鶏ガラスープに優しい醤油の風味がよく合っている。
あっさりながら、深みのある味わいが絶妙なスープ。
麺は自家製の平打ちの縮れ麺で、少し透明感もある。
竹で打った麺はもっちり感と、ツルツルシコシコ感を併せ持つ。
見た目以上に力強さがある麺にスープがよく絡み、とても美味しい。
チャーシューはもも肉とバラ肉の2種類がトッピングされている。
もも肉の方は昔ながらの周囲が赤みがかったチャーシュー。
ポソポソ感を感じさせず、適度な噛みごたえが気持ちいい。
バラ肉のチャーシューは、柔らかく脂身と赤身のバランスもいい。
どちらも豚肉の旨味がしっかり出ていて、とても美味い。
味玉は黄身がしっとりしていてコクがある。
少し甘みのある味付けで、醤油スープと一緒に食べるとなかなかいい。
もう少し半熟でトロっとしている方が好み。
ホウレンソウとなるとが、いい感じで彩を添えている。
ホウレンソウのゆで加減もちょうど良く、適度な歯応えが気持ちいい。
麺、スープ、具材がとても上手くまとまった秀逸な一杯だった。
わざわざ茨城まで食べに来た甲斐があった。
■お店について
鹿島神宮のほぼ真東、県道255号線沿いにある。
人通りが多い場所ではなく、どちらかと言えばちょっと寂しい感じの場所。
土曜日の11:45頃到着したが先客は3名。
その後も訪れる客はまばらで、満席になることは無かった。
店主と客の会話を聞いていると、常連客が多いようだ。
ピークタイムは行列ができるかと思ったが、ちょっと拍子抜けした。
こんなに美味しい店にも関わらず、並ばずに食べられるのは嬉しい。
4位
1回
2014/08訪問 2014/08/25
大井川鉄道の新金谷駅で「きかんしゃトーマス」を見た後、ちょっと早いが夕食のラーメン屋を探すことに。
島田市内のラーメン店を検索して出てきた「めん奏心」。
静岡新聞主催の2013キングオブ静岡ラーメンの1位(あっさり系中部地区)に輝いた店らしい。
果たして、キングオブ静岡ラーメンに輝いた「めん奏心」の中華そばとは?!
■丸鶏中華そば(790円)
券売機の最左上、店の最もウリと思われるメニューは「煮干そば」だが、残念ながら×印が点灯している。
次点の「丸鶏中華そば」を注文。
出てきた丸鶏中華そばは、チャーシュー、味玉、メンマがトッピングされ、三つ葉の緑色が彩を添えている。
なかなか美味しそうな見た目だ。
スープは、口当たりまろやかな醤油スープ。
鶏ガラの出汁がしっかり利いていて、ほんのりネギ油の芳ばしい香りがする。
魚介の風味は感じられないが、鶏ガラの旨味がとても際立っている。
醤油の味もとてもやんわりした感じで美味しい。
繊細で奥深さがある、とても旨いスープだ。
麺は中細のストレート。
弾力のある適度な歯応えが素晴らしい。
麺自体の味も良く、おまけにスープにも馴染んで美味しい。
ズズズっと口の中に飛び込んでくるのが気持ちいい。
チャーシューは厚みがある豚ロース。
弾力のある肉の歯応えがいい。
味付けも控えめで、豚肉の持っている旨味が活きている。
味玉はどちらかと言うと固ゆで。
黄身はしっとりした感じ。
スープに干渉しない味付けで、なかなか美味しい。
メンマは太めでザクザクした食感。
ほんのり甘みがある。
三つ葉は彩だけでなく、いい感じで香りのアクセントを加えている。
シンプルな味ながら、それぞれの具材の旨さが絶妙のバランスでまとめられた感じの秀逸な一杯だった。
■らぁ飯(310円)
珍しさと面白いネーミングが気になって注文。
ラーメンの具材がトッピングされたご飯だ。
ご飯の上に千切りキャベツが敷かれ、その上に角切りチャーシュー、味玉、メンマがトッピングされている。
ちょっとメンマが多め。
メンマの甘みが気になり、ご飯にちょっと合わない感じ。
まぁ話のタネに1度食べればいいかな。
■お店について
大井川鉄道の新金谷駅と代官町の中間にある。
大通りからは店に入ることができず、国道473号線沿いにあるセブンイレブンより南の辻から住宅街の中に入っていく必要がある。
店は和モダンな造りで、落ち着いた雰囲気。
開店10分前に到着し、先客は1名。
その後店内で食べていると次々に客が訪れ、すぐに満席に近い状態になった。
店員の接客も気持ちいい。
次回は、是非「煮干そば」を食べてみたい。
5位
1回
2014/08訪問 2014/08/23
京都府城陽市にある人気ラーメン店「俺のラーメンあっぱれ屋」。
約1年前、「麺屋 たけ井」へ行った時にその存在を知った京都で大人気のラーメン屋だ。
レアチャーシューがとても美味しそうで、いつか行ってみたいと思いつつ時間だけ過ぎていった。
そんな時、「俺のラーメンあっぱれ屋」出身の店主が5月末浜松に店を開き、早くも人気店になっているという情報を得た。
浜松なら京都に比べ気軽に行けるので、早速行ってみることに。
果たして、「僕家のらーめんおえかき」のちょっと変わったラーメンとは?!
■ふわまる塩チャーシューメン+メンマ(1000円+100円)
個人的には塩より醤油の方が好きだが、メニューのトップにある塩を注文。
カウンター腰に厨房を見ていると、1杯分ずつ小鍋でスープを温め、電動泡立て器でスープを泡立てている。
スープを泡立てるラーメンは珍しいので、見ていて飽きない。
出てきた「ふわまる塩チャーシューメン」は、周囲をチャーシューの花びらに囲まれたアワアワのスープに味玉やメンマが浮いた面白い見た目。
白くて深い器も綺麗でインパクトある形状。
スープは魚介の香りがほんのりする塩豚骨スープ。
今まで食べたスープとはかなり印象が違う。
やはりカプチーノのように泡立ったスープが印象を大きく変えているのだろうか?
濃厚ながら、ふんわりとした優しい感じ。
しっかり豚の旨味が出ているが臭みやクドさは無い。
何だか不思議で美味しいスープだ。
よく祖父が「ビールはこの泡が旨いんだ!」とビールが嫌いな自分には理解し難いことを言っていた。
そんな「泡が旨い!」という感覚が、このスープに出会って初めて分かった気がした。
麺は中太の平打ち縮れ麺。
ツルツルシコシコした食感に、もちもちした歯応えが絶妙。
麺だけでもなかなか美味しいが、スープに馴染んでとても美味しい。
チャーシューは、表面が焼かれて中はレアというローストビーフのような見た目。
泡立つスープと並び、この店のラーメンの大きな特徴でもある。
周囲に付いている粗挽きコショウが、肉本来の旨味を引き出していてとても美味しい。
柔らかさと弾力ある歯応えが絶妙だ。
味玉は黄身のオレンジ色が鮮やかな、ギリギリ半熟状態。
味付けも良く、玉子のコクもしっかり出ている。
メンマは太く、ほんのり甘みがある。
ザクザクした食感だが、見た目に比べちょっと柔らかめ。
もう少しコリコリ感というか、歯応えがあった方が好み。
珍しくて個性的で美味しい「ふわまる塩チャーシューメン」は、浜松まで来た甲斐のある印象深い一杯だった。
■お店について
新東名高速道路の浜松浜北ICのほぼ真西、国道152号線(旧道)沿いにある。
お盆休みの金曜日(8/15)の開店15分前(11:15)に店に着いたが、17人の行列ができていた。
店内はカウンターのみだが、広々している。
限定12食の「ハイパーつけ麺」は人気があるようで、自分の注文時には売り切れていた。
隣の客が「ハイパーつけ麺」を食べていたが、こちらもカプチーノのような泡立ったつけ汁だった。
次は是非「ハイパーつけ麺」を食べてみたい。
店を出る頃は、さらに行列が伸び長くなっていた。
客層も若いカップルから、年配の夫婦まで幅広い。
6位
1回
2014/05訪問 2014/06/08
2014年版のラーメン本を見て気になっていた店「まるし」。
2005年に1度閉店した後、2012年に再オープンした創業40年以上の店らしい。
ラーメン本に載っていた中華そばが美味しそうだったので、食べに行ってみることに。
果たして「まるし」の中華そばとは?!
■チャーシューメン・炒飯(1030円)
平日(土日祝除く)のランチメニューに「ラーメン・炒飯」(880円)があり、ラーメンをチャーシューメンに変更して注文。
ラーメン本に「自家製チャーシューも食べごたえあり」」と紹介されていたので、そのチャーシューが食べたかったからだ。
出てきた中華そばは、褐色のスープにチャーシュー、蒲鉾、海苔、メンマ、ネギといった具材。
いかにも昔ながらの中華そばといった見た目で、とても美味しそうだ。
スープは鶏ガラベースの醤油スープ。
鶏の旨味と、野菜と思われるほんのり甘みが効いたスープは、シンプルながらとても美味しい。
とても優しい味わいの醤油スープは、素直に美味しいと感じる。
麺は中細の概ねストレート。
断面が四角く、ツルツルシコシコの食感がいい。
茹で加減も少し固めでなかなかいい。
この醤油スープと麺の組み合わせは、いかにも中華そばの王道といった感じ。
チャーシューは、ロール状の豚バラ肉。
味付けは結構しっかりしている。
もう少し控え目な味付けの方が好みだが、昔ながらの味と言えば何だか納得できる。
脂身と赤身のバランスも良く、適度な弾力のある食感がいい。
蒲鉾は2枚。
特に味がどうのというのは無いが、「昔ながらの〜」を演出する必須アイテムだ。
メンマはしなやかながらザクザク感もあり、いい感じ。
食べていて嬉しくなる秀逸な一杯だった。
炒飯は、ぱっと見ピラフのような感じ。
全体的に色が薄く、蒲鉾の紅色が目立つ。
チャーシュー、玉子、蒲鉾、ネギといったシンプルな具材。
ピラフのような見た目とは裏腹に、味はしっかり炒飯の味だ。
ご飯のパラパラ具合もいい。
飾らない素朴な味付けで、とても美味しい。
■お店について
名鉄瀬戸線の終点、尾張瀬戸駅から県道57号線(瀬戸大府線)を南にしばらく走った所にある。
コンテナ車を改造した赤い外観がちょっと変わっている。
変わった外観とは裏腹に、店内はコンテナ車の中とは思わせない造り。
細長い店内の両側にカウンター席とテーブル席が並び、一番奥が厨房になっている。
醤油ラーメンの他に、塩ラーメンや台湾ラーメン、塩台湾ラーメンなどもある。
今度は台湾ラーメンを食べてみたい。
7位
1回
2014/02訪問 2014/02/12
2014年1月24日〜3月24日までの2カ月間、「名鉄沿線manacaラーメンラリー〜隠れた名店をまわれ!!〜」という企画が開催されている。
昨日の「牛次郎」に続き、企画の対象店舗の1つ刈谷市の「俺の夢」へ久々に行くことに。
この店は、2007年1月に訪れて以来7年ぶりの訪問だ。
かなり旨い豚骨醤油ラーメンだったと記憶しているが、ラーメン屋らしからぬ店主の風貌も強烈な印象として残っている。
果たして、「俺の夢」の俺流店主が作る旨いラーメンとは?!
■俺のカレーらーめん+野菜(800円+100円)
メニューのトップの「和風豚骨醤油らーめん」にしようかと思ったが、7年前に食べているので「俺のカレーらーめん」を食べてみることに。
「manacaラーメンラリー」の特典で100円のトッピング無料サービスが受けられると思い、野菜トッピングで注文。
しかし、特典を受けられるのは「和風豚骨醤油らーめん」のみとのことだった。
見た目は野菜の盛り付けがちょっと雑な感はあるが、ロール状のチャーシューとカレーの香りがなかなか美味しそうだ。
スープは、この店のウリである豚骨スープがベースのカレー味。
比較的サラりとした印象ではあるが、豚のコクと旨味と魚介の和テイストが絶妙。
そこにカレーの風味が加わり、何とも旨いスープに仕上がっている。
スパイシーさは抑えてあり、子どもでも食べられるまろやかで優しいカレー味だ。
麺は中細の縮れ麺。
意外ともちもちしていて、なかなか食感がいい。
トッピングした野菜のモヤシと一緒に食べると、その食感がより楽しめる。
チャーシューはロール状の豚バラ肉。
柔らかさと肉の弾力のある食感のバランスが絶妙。
比較的しっかりした味付けで、ちょっと醤油味が出しゃばり過ぎてカレースープには馴染んでいない気がする。
他のスープなら、その旨さが発揮できそうなチャーシューだ。
野菜は大半はモヤシで、キャベツ、とニンジンも入っている。
茹でた野菜ではなく、炒めた野菜のようだ。
結構カレー風味のスープと合う。
ニンジンは、ハート型や星型にカットされている所に、さり気なく遊び心があって面白い。
ベースの豚骨スープが旨いためか、とても美味しいカレーラーメンにとても満足できた。
以下、2品は2007/01/25に食べた記録(価格は2007年1月当時のもの)
■俺の和風豚骨醤油らーめん(600円)
目の前に出されると、「これが豚骨醤油!?」と思わせる香りをまず感じる。
豚骨の臭みは全く無く、「スガキヤラーメン」に似た鰹ダシっぽい香りのスープで、見た目以上にあっさりしている。
最後まで飽きずに飲み干せる美味しいスープだった。
大ぶりの海苔がラーメンを覆い隠している。その下には大きめのチャーシューと太目のメンマがのっている。
麺は中細のストレート麺で程よくシコシコ感があり、和風テイストのスープと相性はいい。
チャーシューは柔らかく、醤油ダレがよく染みていて非常に美味しい。
メンマは甘めの味付けになっている。柔らかく、もう少し歯応えが欲しい所。
全体的にスープ・麺・具の香りや味が上手くまとまった美味しい一杯だった。
■塩チャーハン(350円)
チャーハンは5種類もあり、メニューの中でラーメンに劣らず存在感がある。
塩チャーハンは、玉子と、刻んだチャーシューのみ具で超シンプル。
味付けもシンプルで、非常に美味しいオススメの一品!
■お店について
JR東海道線刈谷駅の北、駅から歩いてすぐの場所にある。
日曜日の13:30過ぎに訪れたが、満席で待ち客が6人いた。
閉店時間の14:00を過ぎても満席状態が続いた。
メニューの内容は7年前と変わっていない。
ラーメンの価格は7年前から50〜100円値上がっていたが、チャーハンは7年前と同じ価格だった。
チャーハンも人気メニューで、注文する客も結構多い。
店主がラーメンも作り、手際良く中華鍋を振ってチャーハンも作っていく。
とても忙しいが、無駄のない動きは見ていて気持ちいい。
店主のトレードマークは7年前と変わらず、黒いフェルトハット(キャップではありません)。
美容師かデザイナーといった風貌で、ラーメン屋の店主には見えない。
ちょっとチャラく見えるが、ラーメンに賭ける情熱は高く、ラーメン作りは勿論、接客など真面目な仕事振りに好感が持てる。
8位
1回
2014/07訪問 2014/07/18
母親と妹を関空まで送った帰り道、以前から気になっていたラーメン屋へ寄ってみることにした。
その店の名は「石原ラ軍団」!
「石原ラ軍団」→「石原軍団」→「西部警察」→「団長」→「渡哲也」と自分の頭の中では店名からラーメンは連想されない。
何だか武骨で男臭い店をイメージしてしまう。
果たして「石原ラ軍団」のラーメンとは?!
■軍団スペシャルラーメン 讃岐レトロ醤油(1100円)
いわゆる全部のせが「軍団スペシャルラーメン」のようだ。
スープは数種類ある醤油の中から選択する。
メニューの「讃岐レトロ醤油ラーメン」に「オススメ」とコメントがあったので、スープは「讃岐レトロ醤油」にした。
麺は大盛りか替玉かを選択する。軍団スペシャルに並は無いようだ。
ということで、麺は大盛りを注文した。
出てきた軍団スペシャルは、丼が大きく高い。
ノーマルラーメンに比べ、チャーシューが1枚増量、メンマとネギは量が1.5倍、味玉も1個トッピングされている。
なかなかボリュームがある。
チャーシュー、味玉、穂先メンマがトッピングされたモノトーンな色のラーメンに、ネギの緑色が映える。
スープは魚介出汁の効いた醤油スープ。
和テイストで、とてもまろやかな口当たりだ。
これはかなり旨い!
日本人の琴線に触れる味に仕上がっている。
麺は平打ちの縮れ太麺。
全粒粉を使い、自家製麺のようだ。
「讃岐レトロ醤油」という名前から、讃岐うどんのような太くてコシのある麺をイメージしていたが、太さもコシもちょっと控え目。
ただ、香りが良くスープとの相性もいい。
もう少し歯応えが欲しいが、美味しい麺だ。
チャーシューは分厚く大きい豚バラ肉。
味付けは控え目で、肉質は柔らかい。
和テイストの醤油スープと一緒に食べると、なかなか美味しい。
味玉は黄身が半熟トロトロで、いい感じ。
色の割りには味付けは控え目。
こちらもスープと一緒に食べれば、いい塩加減が加わり美味しさが増す。
穂先メンマはしなやかで柔らかい。
なんだか太くてゴリゴリしたメンマの方が「軍団スペシャル」という名前にマッチする気もするが、スープに合っているので不満は無い。
店の名前とは裏腹に、なかなか繊細でとても美味しい一杯だった。
■お店について
阪和自動車道の堺ICの近く、住宅街の中にある。
駐車場は分かりづらく、3台分しか無い。
スープは醤油のみだが、その醤油スープの種類がとても多い。
これほど醤油の種類が多い店は、他に見たことが無い。
そんな醤油への拘りに好感が持てる。
9位
1回
2014/01訪問 2014/02/07
2014年版のラーメン本で、新店部門1位の高い評価を得ていた「からみそラーメン ふくろう」。
山形の人気ラーメン店「龍上海」で修行した店主が2013年6月にオープンさせた店だ。
店のウリは「からみそラーメン」。
辛味噌を溶かしながら、スープの味を変化させ自分好みの辛さに調節して楽しめる味噌ラーメンだ。
自分がラーメン本で気になったのは、丼からはみ出るほどたくさんチャーシューがのったチャーシューメンだ。
年末に会社帰りに行ったが、スープ切れで閉店していた。
休暇を取った平日の昼に、再び行ってみることに。
地下鉄の鶴舞駅からひたすら北へ向かって歩くこと1時間20分、ようやく「ふくろう」に到着。
果たして、新店ながら高評価の「ふくろう」のラーメンとは?!
■からみそラーメン(780円)
店に入って「からみそチャーシューメン」を食べようと券売機の前に立つ。
「あれっ、ええっ〜!」、何とまさかのチャーシューメン売り切れ。
鶴舞駅から歩かず地下鉄で来るべきだったか...と思ったが仕方ない。
目当ての「からみそチャーシューメン」は諦め、ウリの「からみそラーメン」を購入。
ラーメン本で見たビジュアルと同じラーメンが出てきた。
見るからに辛そうな赤い辛味噌が真ん中にトッピングされ、その脇をチャーシューとなるとが固める。
これまで見たことのないラーメンで新鮮だ。
まずは辛味噌を溶かさず、そのままスープを味わってみる。
動物系のコクと魚介系の和テイスト感が絶妙な、ほんのり甘い味噌スープ。
とても優しい印象で、万人に受けそうな絶品スープ。
ラーメンには珍しく青のりが振り掛けられ、ほんのり磯の香りが加わるのもいい。
辛味噌を溶かさなくても十分楽しめる。
しかし、スープが少なくなる前に辛味噌を溶かさないと、とても辛くなってしまいそうなので適当な頃合いで溶かしてみる。
少し溶かすと、やさしい味わいにピリ辛さとほんのりニンニクの風味が加わり、味が引き締まる。
全て溶かしても、激辛にはならないものの、汗が大量に噴き出てくる。
なるほどこの味の変化は面白い。
でも、個人的には辛味噌を溶かす前のスープの方が好みかな。
麺は平打ちの太縮れ麺。
もっちり感があり、噛んだ時の弾力がなかなかいい。
スープもよく絡み、豊潤な香りのスープが麺と一緒に上がってくる。
チャーシューは比較的大きめなものが2枚のる。
柔らかく、赤身と脂身のバランスも最高。
味付けも良く、味噌ラーメンにも合っている。
美味しいチャーシューだ。
お目当ての「チャーシューメン」ではなかったものの、今まで食べたことのない斬新で面白い一杯にとても満足。
■お店について
国道41号線の萩野通1南交差点を東に進み、辻町2交差点を南に曲った所にある。
平日(月曜日)の昼1時30分頃店を訪れたが、満席で待ち客もいた。
店主は作務衣を着ていて、結構男前。
カウンター席のみだが、店内は結構広い。
いつかまた「チャーシューメン」を食べに行きたい。
10位
1回
2014/02訪問 2014/02/22
食べログの「愛知ベストラーメン2013」の12位にランクインした「汐そば雫」。
以前は千種区に店舗があり気にはなっていたが、平日の昼しか営業していなかったため、なかなか行くことができなかった。
2013年7月に瑞穂区に移転し、営業時間も営業日も利用し易くなった。
とは言うものの、移転後半年以上経っても行っておらず、ようやく足を運んでみた。
果たして評判高い「汐そば雫」のラーメンとは?!
■汐そば+あおさ(730円+100円)
深い丼で出てきたラーメンは、シンプルながらなかなか美味しそうな見た目。
追加でトッピングしたアオサも結構量が多く、彩を良くしている。
スープは少し濁りのある塩スープ。
ラーメン本によると名古屋コーチンを使っているらしいが、軽いようでコクもあるマイルドな口当たり。
魚介の風味が味を引き締めていて、塩加減も絶妙。
和テイストな塩スープはじんわりと旨味が感じられ、かなり美味しい。
麺は中細のストレート。
固めの茹で加減で、しっかりした歯応えがなかなかいい。
スープとの絡みはちょっと弱い感じ。
それでも、なかなか美味しい麺だ。
チャーシューはさっぱりしたロース肉。
とても薄いが、肉の弾力のある歯応えは意外と残っていて食感はいい。
味付けはとても控え目ながら、豚肉そのものの旨味がしっかり出ていて美味しい。
最初見た時はその薄さにちょっとがっかりしたが、食べてみて満足。
穂先メンマも味付けは控え目。
塩スープと一緒に食べると、いい感じだ。
追加トッピングしたアオサは、量こそあるものの思ったほど磯の香りが出ていない。
食感はいいものの、個人的にはもう少し磯の香りが楽しめた方がいいと思った。
とても大人しく優しい感じだが、スープの旨さがなかなか秀逸な塩ラーメンだった。
■豚丼(250円)
ちょっと小腹が減っていたのでノーマルラーメンと豚丼を注文することに。
小さめの丼というか、大き目の茶碗にほぐしチャーシューとネギがのったご飯。
濃い茶色のほぐしチャーシューとネギのグリーンの見た目がなかなか美味しそうだ。
「汐そば」とは対照的に、この「豚丼」はかなり濃い目の味付け。
ほんのり生姜の風味もするような強めの醤油味がチャーシューに浸みている。
ご飯に合うしっかりした味付けだ。
肉そのものの味をちょっと犠牲にしている気もするが、なかなか美味しい丼だった。
■お店について
名古屋市瑞穂区内の空港線の堀田通7交差点を東に入った住宅街の中にある。
水曜日(2/19)の18:50頃訪れ、先客はゼロだったが店を出る頃にはほぼ満席状態だった。
人通りが多い場所でも無く、交通の便も良くない場所ながら、多くの客が入ってくるのを見て人気店なんだなと実感する。
店内はカウンターのみだが、広々としている。
小洒落た雰囲気で女性1人でも気軽に入れる店だ。
息子とラーメン福(島田橋店)へ行こうと思い、行ってみたものの駐車場が満車だった。
13:30過ぎにも関わらず、かなりの賑わいで意外だった。
ただ、ラーメン福は駐車場が空くのを待ってまで食べたいとは思わない。
近辺のラーメン屋で行ったこの無い店を頭の中で検索してみて、ヒットしたのが「一陽軒」。
2013年12月にオープンした店で、その存在を知ったのは食べログだった。
急いで店に向かうと駐車場はかろうじて1台の空き、店内は9人3組の待ち状態だった。
おっ、これはかなりの人気ぶり、きっと美味しいだろうと期待が大きくなる。
果たして、「一陽軒」の豚骨ラーメンとは?!
■特上スペシャル(1280円)
いわゆる全部のせが「特上スペシャル」だ。
ちょっと1280円は高いと思ったが、トッピングをあれこれ悩むのは嫌いなので「特上スペシャル」を選択。
出てきたラーメンは、麺はおろかスープも見えない状態。
チャーシュー、味玉、メンマ、海苔がドーンとのっている。
特に無造作にトッピングされたメンマの量は圧巻だ。
好来系っぽさを感じるメンマの量だが、薬膳スープではなく豚骨スープなので好来系とは異なる。
スープは口当たりがとてもまろやかな豚骨醤油。
豚骨臭は無いものの、豚の存在感は意外と強いクリーミーなスープ。
ほんのりと甘みとトロみのある優しい味わいだ。
少し口の周りがベトつくので、コラーゲンもたっぷりといった感じ。
なんとなく和テイスト感もある、かなり美味しいスープ。
麺は中太のストレート。
店内に製麺室があるので、自家製麺のようだ。
ツルっとした滑らかな食感と、もっちりした歯応えが絶妙。
スープとの相性も良く、とても美味しい麺だ。
チャーシューは豚ロース肉で、10枚以上のっているだろうか。
厚みはそれほどでもないが、肉の弾力ある歯応えがいい。
控えめな味付けで、豚肉の旨味がしっかり出ていて美味しい。
味玉は黄身が半熟トロトロ。
こちらも控えめな味付け。
スープと一緒に食べると美味しい。
メンマは太く大量に入っている。
ザクザクゴリゴリした食感が気持ちいい。
券売機の写真に比べかなり量が多い気がするが、若干のせ過ぎ感は否めない。
まぁ柔らかい食べ物に慣れた現代人には、たまにはこれくらい顎に刺激が必要かも。
海苔には店名が刻まれ、芸が細かい。
予想以上に秀逸な美味しい一杯に、その人気振りが納得できた。
食べていて思わず笑みが出る秀逸な一杯だった。
■特上豚骨(780円)
息子が注文したもの。
一番好きなラーメンは醤油系らしいが、美味しいと言ってスープまで飲み干していた。
■お店について
国道153号線の植田一本松交差点から、南に走った所にある。
駐車場は店の北側と西側にあるが、一方通行の道と国道153号の歩道に面しているため、ちょっと停めづらい。
店内はカウンターのみだが、窮屈感はそれほどでもない。
カウンターも厨房も清潔感があり綺麗に整頓されている。
店主と奥さんの2人で切り盛りされていたが、その働きぶりには無駄が無く気持ちがいい。
特に客への気配りと挨拶に感心する。
コップの水は常にチェックしていて、何も言わなくても注いでくれる。
しかも継ぎ足しではなく、残り水を捨ててから冷たい水を注ぐという細かな配慮が嬉しい。
客が店を出る際は、夫婦揃って大きな声で丁寧な挨拶をする。
この夫婦で見事にシンクロした挨拶は、テレビで見た好陽軒(名古屋市昭和区)にそっくりだ。店の名前も似ているが、リスペクトしているのかな?
ラーメンの味と接客に感動した店は、「中華蕎麦 とみ田(千葉県松戸市)」以来だ。