『削除されるようなので ∴ にじゅうまるカフェ』DGDさんの日記

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自家焙煎珈琲とゆかいなドーナツのキッチンカー ∴ にじゅうまるカフェ

休日の農試公園

家族連れや散歩を楽しむ人々で賑わう園内には、
この日も様々なキッチンカーが並んでいました。
近年はイベントだけでなく、公園や商業施設などでも
気軽に個性豊かな移動販売に出会えるようになりましたが、
その中でこの日ひときわ目を引いたのが、
小樽発のキッチンカー【にじゅうまるカフェ】です。

にじゅうまるカフェは、
自家焙煎珈琲と手作りドーナツを看板商品とする人気店。
小樽を拠点に道内各地へ出店していて、
その日の出店情報はInstagramのストーリーやハイライトで発信されています。

「アイスコーヒー」

一口飲んだ瞬間、これは美味しい!

自家焙煎された珈琲豆は、焙煎直後ではなく、
あえて数日から一週間ほど熟成させることで香味を整え、
旨味を最大限に引き出しているとインスタに書いてあり、
注文毎に挽き、丁寧に抽出されたコーヒーは、
雑味が少なく、口当たりはとてもまろやかです。
それでいて味わいの輪郭はぼやけることなく、
しっかりとしたコクと奥行きを感じさせます。
実際アイスコーヒーを頼んだ時、豆から挽いて少し待ちますが、
キッチンカーという気軽なスタイルでありながら、専門店顔負けの完成度。
煎りたて、挽きたて、淹れたてという珈琲の理想形をしっかり体現している一杯でした。

そして、珈琲のお供に選んだのは人気商品の「あんバターくん」でした。

数あるドーナツの中でも高い人気を誇る看板メニューです。

手作りドーナツのふんわりと軽やかな生地は、
外側を香ばしく揚げることでサクッとした食感も兼ね備えています。
油っぽさや重たさを感じさせず、
程よい甘さに仕上げられているため、最後まで心地よく食べ進めることが出来ます。

そこへたっぷりと挟まれた餡子とバター。

餡子の優しい甘みとバターの塩気が織りなす、
いわゆる「甘じょっぱい」魅力が存分に発揮されています。
どちらか一方が主張し過ぎることなく
絶妙な均衡を保っていて、ひと口ごとに幸福感が広がります。

さらに目を引くのが、
にじゅうまるカフェの象徴ともいえる「目ん玉」のチョコレート。

どこか愛嬌のある表情が添えられたドーナツは見た目にも楽しく、
SNSで人気を集めているらしいのですが、その理由も納得です。
思わず写真を撮りたくなる可愛らしさがありながら、
決して見た目だけでは終わらない完成度を備えています。

そして何より印象的だったのが、自家焙煎珈琲との相性の良さです。

「あんバターくん」の濃厚な甘みと塩味を、
コーヒーの香ばしさと穏やかな苦味が美しく受け止める。
互いの個性を打ち消すのではなく、
それぞれの魅力を引き立て合う関係性が見事でした。

ドーナツをひと口。
続けてコーヒーをひと口。

その繰り返しが実に心地よく、気が付けば自然と満足度が高まります。

公園で過ごす穏やかな休日のひとときに寄り添う一杯と一品。

にじゅうまるカフェは、
キッチンカーという枠を超え、
珈琲とドーナツの組み合わせが持つ楽しさや豊かさを改めて教えてくれる存在でした。
小樽からやって来るその小さな移動カフェに出会えたことは、
この日の農試公園での嬉しい発見のひとつとなりました。
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