レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2010/06訪問 2010/06/30
非常にアクセスの良い場所にあります。
博多駅の目の前。
地下へ続く階段を下りると左手のガラス越しに店内がうっすら覗けます。
良い雰囲気のお店は、入る前から分かりますよね。
そういう佇まいを持ったお店に失敗はあまりない。
これが自分の経験則。
大変清潔感溢れる店内。
カウンターが目にも鮮やかな一枚板。
オーダーしたのは上にぎり。
さて、どんなメニューで来るのでしょうか。
それが楽しみの一つですよね。
お任せの楽しさ。
ネタのあれこれはあまり書きませんが、ヤリイカが秀逸。
包丁の入れ方が絶妙。
口内をくすぐるような食感。
と、ともに香るすだちとかぼすの香り。
ブレンドというのがまた面白い。
穴子もよくある「くずれそうな」ではなく、きちんとした寿司ネタ。
煮込みすぎて食べにくい穴子って個人的にはいまいち。
自分も女郎寿司みたいな馬鹿デカイネタは下品で好きになれません。
清潔なお店に上品なお寿司が一番です。
トイレが汚かったり清潔感の無い店はもってのほか。
このお店は実に居心地良く味良し。
再訪は秋までに。
3位
1回
2010/11訪問 2010/11/17
美味い。
大変美味しい食事が出来ます。
シャトーブリアンなど、高級ステーキが食べたいなら別の店へ。
柔らかな肉しか噛めないご老人も別の店へ。
ここは美味い肉を噛む楽しみもあるのです。
(決して柔らかくない訳ではありません、が、昨今の「口の中でとろけそう」のような陳腐な台詞は全くもって似合いません。そんな食べ物をありがたがる連中は水道水でも飲んでな、そう思います。)
ここは溶岩でリーズナブルなステーキをガシガシ頂く店です。
お世辞にもビューティフルとは言えない店構え。
ですが、それなりの歴史を感じるスタイル。
辛子醤油で頂くステーキは格別の味わいです。
遠い昔を思い出すような、ノスタルジックな味。
そして香り。
アバンティにこの店があること自体不思議でなりません。
あそこの客層とこの店の客層は違いすぎるでしょう・・・。
夜もいいですが、ランチでガッツリと肉を噛み締めたい時。
食べ物は噛み締めている間が美味いのです。
のどを過ぎたら味なんて分からないでしょう。
これぞニッポンのステーキ。
★2010/11 再訪
今回はヒレとロースを頂きに。
柔らかで肉厚なカットのヒレに対し、脂身の旨味がまわりにたっぷりのロース。
こいつを溶岩板でじっくりと焼く。
ステーキでも焼肉でもない、この店だけの料理法。
溶岩板の穴に落ちる脂。
肉の表面は思った以上にカラッと焼き上がるのです。
直火では焦げる。
鉄板ではベタつく。
最高の焼き加減を目指して、昼ビールで肉をかっこむ。
こんな日は幸せを感じます。
あー、肉喰った。
4位
1回
2010/11訪問 2010/11/17
高価すぎるとも思います。
ほとんどの個体が養殖。
そこまでのプライスにする必然性はあるのか。
確かに○鍋は美味い。
ローカロリーのヘルシーさに加え、滋養強壮のうたい文句。
なによりも滋味というか旨味。
○鍋のえもいわれぬ味わいと香り。
あくまで下ごしらえのきちんとされたものに限るのだが。
京都駅から南へ数キロ。
深草というエリア。
深草駅を降り、東口へと進む。
夜になるととたんに人通りの少なくなるエリアである。
橋を渡り、少し南へ進む。
左側に赤提灯が見えてくる。
これがすっぽんの近善である。
諸氏がご紹介の通りの店構え。
男性用トイレは水洗であることが惜しいくらいの風情。
(女性用は現代的なトイレ)
ストーブで暖められた畳の敷かれた部屋へ通される。
まず出てくるのは八寸。
京都の割烹と感じさせるいいチョイスの食材。
期待が高まります。
そして活きの良いスッポンが運ばれてきて、生き血の日本酒割りを頂く。
トマトジュースやグレープジュース、ワイン割など
様々飲んで来ましたが、飲みやすいのはこの店の日本酒割りが一番。
そもそも、血液という風味が無いのです。
そして刺身。
トクトク動く心臓、濃赤色の脾臓、肩の肉、肝、卵など。
どれも新鮮でクセのない味。
あっという間に平らげると、運ばれてくるのは鍋。
コラーゲンたっぷりの脚、肉の多い顔。
べろべろとしたコラーゲンだけの甲羅。
確かに骨以外を食べ尽くす勢い。
だからこそマル鍋って呼ぶのでしょうね。
キレイに食べると、鍋が厨房へ運ばれます。
そして戻ってくると、最高の雑炊に!
細切りのゴボウと細切りの椎茸。
○鍋から出た最高の出汁。
この雑炊のためにすっぽんを食べると言っても過言ではありません。
これがなんと一人前5000円強。
すばらしいコストパフォーマンス。
店主の真摯な対応も美しく。
久々の大満足の晩でした。
5位
1回
2010/02訪問 2010/03/13
ここへお邪魔するようになってかれこれ20年近くが経つ。
旬の鰹と旬のフグを頂く、そしてあと1〜2回。
年に数回しか来ない店なのですが、変わらない良さがある。
この「変わらない」良さが若い頃には分からない。
常にチェンジし続ける身体ではまだ早いのだろう。
最近ようやくこの良さが腹に落ちてきた。
うまいカツオが食べたい時はここ。
うまい鉄刺やうまい鉄皮が食べたいときもここ。
手作りの海老真丈も実によい。
ここへ来るとついつい日本酒が進む。
日本に生まれて日本に育って幸せだったと。
じんわり感じる時間です。
6位
1回
2010/04訪問 2010/04/02
バレンシア地方のパエージャには鶏肉ではなく、ウサギを使います。
この店の良さは肉料理が大変美味なこと。
うずらの炭火焼きや豚肩ロースのコンフィや臓物の煮込み。
どれも肉の旨味をしっかり引き出した味わい。
もちろんスペインならではの生ハムも当然に美味い。
ワインもどうせならスペインのものをチョイスします。
MARQUES DE VALPARAISO
パラダイスはワイングラスの中にあったのです。
パエージャが出来上がるまえに散々飲み食いして
食欲もほぼ満足。
これがこの店の落とし穴です。
しかし黄金に染まったパエージャを前にすると
また食欲が湧いてくるのがなんとも不可思議な「人間」という生き物。
炊き加減も最高のパエージャ、ありそうで他に中々ありません。
7位
1回
2010/02訪問 2010/03/20
四条河原町を歩いてる時に見つけた店。
美味い店には独特のオーラが出ているものです。
たん熊北店をちょっと下った路地にあります。
高瀬川の雰囲気が春の夜にとても楽しい場所。
鉄板の前の拵えは何となく時代を感じさせる雰囲気。
今では使わないような小さなタイルの飾りや、テーブルの雰囲気。
無口でシャープな動きの従業員が2人。
大柄な大将がまたシャープで繊細な料理を鉄板で披露する。
近江牛のレバ刺しやユッケも秀逸。
でもチジミなんかの粉もんがやはり秀逸!
スジコンなんて頼んだ日にはもう!たまりません。
そしてトイレにある店主からのメッセージを読んで下さい。
どうしてこんな良い店か、よく分かるはずです。
薬院の店(本丸)よりも元気で明るくていい。
皮もなんだかジューシーで濃厚な感じです。
予約がマストのこの店、平日に立ち寄ったところ
運良く席が空いておりました。
本丸と同じく、隣席との間はぎゅうぎゅう詰めですが
これも焼鳥屋のお約束という雰囲気。
夏場のかわ屋ではビールが進みます。
飲み過ぎると食べる量が減るのがたまにきず。
途中追加は芋焼酎の水割り。
お湯割りがベストでしょうが、なにしろ暑い。
夏場は水割りで。
ロックにしないのは喉が渇くから。
「いもみず一丁!」という掛け声が響きます。
この威勢の良さが心地よい。
焼鳥屋や居酒屋はこうでなくては。
ささみのしぎ焼きも瑞々しくて大変美味。
異端のサガリもがっつりと食欲を満たしてくれます。
はさみこまれるタマネギもぷりぷりの食感。
日本に生まれて良かったなあ。
そんな風に思える店。
ぜひお手洗いの金言格言を読んでみて下さい。
大将の人柄がにじみ出ているチョイス。
いいお店にはいい店主といい従業員。
そしていい素材といい調理。
だから美味いのでしょう。