『小布施に旨い酒有り』サシミ・イーターさんの日記

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2010年 9月11−12日 小布施町(家族で)

今年は、ここまで休日らしい休日がなかった。
しばらく家族での旅行もしていなかったし、どこか泊まりがけ
で出かけることにした。

白馬、野尻湖、四万、会津 etc方面を検討。
結局、ネット(一休)で見つけた「枡一客殿(旅館)=長野県小布施町」を
選択。 (1週間前に予約)

さあ、早速、信州は小布施町へ。

枡一客殿は、地元の酒蔵が経営する旅館で3年ほど前にオープンした
らしい。 その日の夕食は、同じ経営母体である「蔵部」で。
(くらべと書いて「くらぶ」と読む)

その「蔵部」なかに入ると、右手に大竈を中心とした、かなり大きめの
厨房が目に入る。そこかしこに、若衆の威勢の良い声が響く。
彼らのきびきびとした動きが印象的。

こちらを訪れた記念にと、入口付近にあった酒樽を写した。

実は小布施を訪ねるのは、これで3度目。
元々、北斎(葛飾北斎)好きなので、20数年前に2~3度
訪ねたことがある。

その当時のこの町は、今ほどの賑わいはなかった。
町のあちらこちらの道路では、木製ブロックを埋め込む
工事が行われていたことを記憶している。

今は、すっかり町並みが変わった。
北斎館と高井鴻山(たかいこうざん)記念館を中心として町並み
に統一感が増したようだ。

とりわけ印象に残ったは、この地元、蔵本の勢いだろう。
蔵本のギャラリー、蔵本が経営する旅館(枡一客殿)、
食事処(蔵部)は、出来てまだ数年らしいのだが、まるで昔から
そこにあったかのよう。すっかり町並みに溶け込んでいる。

これまで、小布施というと栗と北斎が真っ先に頭に浮かんだが、
これからは枡一の名前は外せなくなるのだろう。

実際、いくつかの銘柄を試してみたが、とても旨かった。
とりわけ碧漪軒(へきいけん)はフルーティな味わいのなかに
ほんのりと日本酒本来である渋みと苦みを残している。

所謂、越後の端麗辛口とは異なる種類で、これはこれでとても良い
酒なのである。 得難い日本酒のひとつであろう。
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