エトワールさんのマイ★ベストレストラン 2012

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エトワールの幸福な時間

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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マイベストレストランの投稿も、これで3回目。
今年も、食べログのおかげでご縁ができたお店がたくさんランクインしました。
ご縁を結んでいただいたレビュアーの皆さま ほんとうにありがとうございました!

1位の一宝本店さんは もちろんすばらしいお店だけど
私の個人的な背景もあって1位にさせていただいたところも 正直あったのですが

ほんとうは、順位はつけたくないなあ。

そのお店の好きなところがぜんぜん違うもん。
システム上同一順位はつけられないの、何とかならないものでしょうか。

あ、昨年同様 今年のベストレストランは今年初訪のお店のみ、とさせていただきました。
挙げたいお店もあるけどね。がまんがまん。



【番外・・・個人的な理由で】

カフェレストさん
今年9月に亡くなった父の手が、写真に写っています。

マイ★ベストレストラン

1位

一宝 本店 (肥後橋、渡辺橋、淀屋橋 / 天ぷら)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2012/12訪問 2013/01/05

何が心の宝なのか。感じさせていただきました。

何かといろいろあった、2012年。
私にとって大きな出来事のひとつは、やはり秋に父が亡くなったことでしょうか。

それを言い訳にしてはいけないのですが
食べログからも いっとき完全離脱、
最近もマイレビュアーさまへの訪問が滞る状態になっております。
申し訳ございません。

1月から入退院を繰り返していた父が いざ亡くなって・・・
ま~正直 きれいごとでは済まないことも ぐっちゃら ぐっちゃら ございました。

でも、何よりも幸せだったのは 母、主人、息子、私の心がひとつになれたこと。
家族の気持ちが同じところに向いていると、信じて進めたこと。
生前は 父にはいい想いばかりを抱いていたわけではありませんでしたが
最後に家族の信頼、というかけがえのない贈り物をいただいた気がしています。

おとうさん ほんとうにありがとう。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


で、さて。
本題のレビューです。

父の百か日も終わり、
母が、4人で(母、主人、息子、私)ご飯食べに ええとこ行こう、私 出すから と言い出しました。
どこがいいやろと あれこれ思案して、結局 一宝本店 さんに行くことに。


あと数日で 年越しという とある夜。
いよいよ訪問です。

肥後橋の表通りから少し入って飲食店街を抜け
タクシーを玄関まで着けると、仲居さんが何人もお出迎え。
さっそく 足の悪い母が靴を脱いで上がるお手伝いをしてくださいます。
それが、親切なんだけど押しつけがましくなく ほんまにいい距離感。

お店に入ってほんの10秒ほどで、私 早くも確信しました。
今夜はいい夜になりそう。

廊下もお部屋も、しっとりとしたしつらえです。
お花もお軸も脇役と心得ておられる。
床柱も 天井も ええ材を使っておられるのでしょうが、年代を経て その存在をへんに主張することがありません。
ただ、ただ、心地よい。


前半のお料理と 天ぷらとで個室を変える、「二部屋コース」。
最初は、掘り座卓の座敷で
絶妙な味わいの昆布茶から始まって
先付 八寸 お刺身 と続きます。

佇まいのよい、あたたかみのある器。
旬の材料。
雑味のない澄んだお味のお料理を堪能しました。


でも、これはあくまで序章で
本番は、お部屋を移ってのお座敷天ぷらです。

畳のお部屋に 天ぷらのお鍋を囲んでカウンターが配されたお部屋。
おだやかな物腰の料理人さんに深々とお辞儀をしてお出迎えいだきました。

掘り座卓式のお席に座るのに難儀している母に
仲居さんだけでなく料理人さんも ほんとうに優しく 間合いよく、手助けしてくださいます。


目の前で、豊潤な香りの紅花油で揚げられる天ぷら。

衣が軽くて、でも油の風味が豊かで。
天ぷらってええなあ、心からそう思える天ぷらです。


そして、見目麗しい。

天ぷら自体がさくさくの白い衣で、姿良く揚げられているのは言うまでもありませんが

美しい手の料理人さんの所作のひとつひとつがお点前のように流麗で
思わず見入ってしまいました。

母の天ぷらだけ、手際よく小さく切って出してくださる自然な心遣いも、ごく自然に。


よかったです。
天ぷらも。
お店の雰囲気も。
家族の時間も。

何が私にとっての心の宝なのか。
しみじみと感じ入ることができました。

主人が
「お母さんにお酒ついでもらうの初めてやな。」
なんて言うもののやから、泣けてしまったやん。

そこに、仲居さんが ごく自然にティッシュを差し出してくださいました。


そう。
手を尽くし 心を尽くした天ぷらを出していただける
心に寄り添った間合いのよいおもてなしをしていただける
このお店だったからこそ

改めて、素直に、
今 目の前にある幸せを感じることができた。

年の瀬に、キラキラ輝く宝の珠のような時間を過ごさせていただきました。


ごちそうさまでした。
きっと、また、うかがいます。
大切な家族と一緒に。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


このレビューで、今年は最後になります。
食べログになかなか心が向かなかった時期もあった今年でしたが、
食べログでご縁が結ばれた方々に気持ちを支えていただきました。

改めて、ご縁があった皆さまに
そして、この食べログというサイトに
心からの「ありがとう!」を捧げたいと思います。

来年も、よろしくお願いいたします。


エトワール☆

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2位

野口太郎 (北新地、西梅田、大江橋 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/11訪問 2012/12/15

店主さんの腕と 感性と 炎の織りなすライヴを堪能しながら 食材の命をたしかにいただいている幸せを味わった夜

上弦の月が白く輝く晩秋の夜。
ほぼ1年ぶりに北新地にやってきました。

この日のお目当ては、野口太郎 さん。
ずっと憧れていたお店。

近くのお店で 軽くシャンパンで時間待ち。
昂まっていく気分。
そして、お店へ。

簡素なエレベーターでビルの3階に上がると、小さなエレベーターホールになっていました。
ホール正面の窓の向こうには、堂島アバンザ。そして喧噪。
左は、シャンパンの名店。
そして右には・・・渋いタイルの壁。毛筆でシンプルに 野口太郎 と書かれた看板。

「こんばんは・・・。」
引き戸を開けると黒と煌かりの世界。
目の前には朱い塗の美しい1枚板のカウンター。
中央には炭火の炉。
壁には華やかだけど土の香りがする 陶のオブジェ。
そして、軽やかに流れるジャズ。


お席に座ると 飲み物をきかれました。
お友達はビール。
私は日本酒。
それだけ言っただけなのに 紅い一升瓶に入ったお酒が来ました。

日下無双です。」
いろっぽい外観。
勇ましい名前。
まずそのギャップに魅了されます。
1930年代のバカラのグラスに並々と。
ひと口含むとたおやかに広がり のっけから蠱惑的な夢を見させてくれました。

ああ・・・ココロが躍る。


お料理は おまかせのみ、というこちらのお店。
ご紹介いただいた方が お店にどのようにお話してくださったのかはわからないけど
今夜は自分の好みをきいてもらう、のではなく ただただこちらのお店の采配に身をゆだねたい。


いちばん最初は、くえのお刺身
薄く薄く引かれた美しいくえの身に、山わさび、そして大根。
大根は真ん中は赤いのに 皮は緑で 美しい。
器には 白い肌に墨一色で大胆な文字。

絹のように舌にまとわりつくくえ。
清冽な歯触りの大根。
目で、舌で、その妙に、酔いました。


壬生菜のおひたし は、彩りのピンクと黄色の花びらが とっても可憐。
でもかすかに菜っ葉辛くて。
お茶目やわあ。


岐阜のぎんなん は、熱々!


北海道の生牡蠣
ぷっくり ふっくら つるんとひと口。
小さい粒の中に宿る海の恵みを愉しみました。


さてさて 最初のお酒もなくなって。
今度は辛口で、というリクエストに出してきてくださったのは
純米大吟醸 三千盛 

キリッ!とうまい。
清廉なお酒。

うん、まだまだのみたい。まだまだ食べたい


今度は 金時にんじんのきんぴら です。
丁寧に細く切られたにんじん。
薄い味付けと まぶされた博多の明太子、ごま油の絶妙なバランスが かえってにんじんそのものの甘さを引き立てています。
おいしい!
ちょっとごはんがほしい と思ってしまったのは、ヒミツ・・・。


北海道の本ししゃも
焼く前に 生のお魚をまず見せていただきました。
透明感のあるキラキラしたお魚が炭火の網に運ばれて

時折 耀く炎。
あがる煙。
見つめる店主さんの、真剣な目。

焼きあがったししゃもが来ました。
ピンとまっすぐな、凛々しい姿。
頭から丸のままいただきます。

ふっくらした瑞々しい身。
そして 歯触りやかすかな苦みに 一匹を丸のままいただいていることを実感します。
あぁ 命を頂戴するとはこういうことなのか。
おおげさかもしれないけど 一瞬、そんな神妙な心持ちになりました。


次に来たお酒は、八海山
大吟醸かな?

グラスも変わりました。
気品あるスッとした立ち姿が、美しい。

豊かなお酒に男前なグラス。
お友達と はずむお話。
秘密の会話。

ああ ステキすぎる。


さて。
私たちにとってのこの日のメインは、まぐろの目のまわりの筋肉の焼き物 でした。

店主さんのお心遣いと いろいろな偶然も重なって
ごく少量しか手にはいらなかったというこの素材をいただける幸運が、
こちらのお店は初めてだという私たちに廻ってきたのです。

串に刺した身を見せていただき あ、炭火で焼きはるんや・・・と思った瞬間。
店主さん、お店の片隅の藁束を手にして 折って 炭火の上に。

たちまち立ち昇る炎。
パチパチと藁の焼ける音。

そこでまぐろの身を炙り
凛々しいお顔で炎と対峙される店主さん。
そのお姿を見、そして出された炙りを味わい 昂まった気持ちは
まさしくライヴの昂揚感そのもの。

官能的でさえある炙りの熱情を
清純な笹の葉のお皿が浄化するかのようにしっかりと受け止めて。
この響きあう対比にゾクッとしました。
ああ・・・昇天してしまいそう。


でもライヴはまだまだ終わらない。
続いては きんきの煮付けが来ました。
染付の豪奢な紅葉の鉢。
味がようしゅんだ、でも魚の圧倒的なうまみを感じる煮付け。
ただ素直に味わいました。


ここでお酒は、隣の方がのんでおられた 秋鹿 を。
バージョンとかそういうのは、わかれへんけど
あ、お米の味がする!
そう思わせてくれた、おいしいお酒。


次は スナップえんどうのごまよごし
お豆と皮との 食感のハーモニーがすてきです。
そして 大地の力を感じるとでもいうのでしょうか、野菜の味が濃い!


野口太郎の焼き印が入った名物だというさつま揚げ
白いキラキラ光る練り地をつるんと丸め するりと油の中に。
揚がったさつま揚げに焼き印をジュッ!

揚げたてのさつま揚げを ふうふうしながらいただく至福。
くせになる、豊かな味。


お料理も、もうそろそろお終いに近づいてきたかな・・・。
これで最後のお酒にします、と選んだのは
誉麒麟 生酛 1998年 でした。
飴色のお酒。
とろんっ うまっ!

あ~今夜は、ほんまに酔っぱらっちゃった。


次に出していただいた三河の鰻の炙り と、最後のお酒。
これは相性抜群でした!

パルミジャーノが直前にシャシャッとかけられて。
熱くてふっくら、でも皮は香ばしい鰻と、風味豊かなチーズ。
そして、時を旅した芳醇なお酒。

まさに、オトナの悦楽。
野口太郎、お主 攻めてくるな・・・。
ココロ奪われてしまいそうやん。


留め碗、になるのかな。
濃厚な 白味噌のお椀
まったりまったり。
おなかに 祭りももう終わりですよ、もう少しだけがんばりなさいや、と話しかけてくれているかのような
包容力を感じるお椀。


ごはんは数種類。
お友達は カレー を選びました。
芙蓉手の金彩の器に 陰陽の太極図のようにくっきり盛り付けられた、妖しささえ感じる美しいカレー。
ちょっといただいたけど スパイスのハーモニーが絶妙でした。

私はしらすごはん
新鮮なしらすに元気をいただいて、
満足、満足。

お茶もおいしい。


ほんとうに最後の最後のデザートは 
淡いブルーの染付のかわいいお皿の上に

シンプルに りんごの輪切りが、1枚

こみつ という名の 蜜が断面いっぱいに入った りんごの輪切りが、1枚。

でもその1枚が圧倒的な存在感で。
官能的に甘くて。
この夜の〆にふさわしいりんごでした。
うん、甘い あまい 禁断の味・・・。


時が流れていることすら忘れた夜。
お店を出て時計を見たら 4時間が過ぎていました。

よういただきました。
お友達とも よう話しました。


こちらのお店にずっと憧れて、店主さんの采配に ただ身をゆだねようと訪れたけど
まさしくそれは大正解で
店主さんの腕と 感性と 炎の織りなすライヴを堪能しながら 食材の命をたしかにいただいている幸せを 味わえた夜。
満たされました。


お店を出るときにもらったカイロは・・・袋から出したてでなく、熱々でした。
そこに、店主さんの お店への お客さんへの心が集約されているかのようで。

最後の最後に また、ノックアウトされたなァ・・・!


ありがとうございました!
また、おじゃまします。

必ず!

  • ただ飾ってあるだけかと思ったら・・・。
  • まぐろの目のまわりの筋肉、を炙っておられるとこ

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3位

好日庵 (北浜、なにわ橋、天満橋 / バー、日本料理、焼酎バー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/10訪問 2013/12/25

 お伽噺から 現代の夢物語へ

<2013年 6月 お店が移転されてからの、再訪>

数々の大人のお伽噺を紡いできた好日庵さん。

2012年が閉じるのと同時に惜しまれつつ終わってしまったけど
「絶対残す!」という常連さんの熱い熱い想いに支えられ
移転して 2013年4月に再開される運びとなりました。

移転先は、北浜のとあるビルの地下。
ご案内はいただいていたけど 機会がなくて
おうかがいできたのは 移転から2か月余りを過ぎてからでした。

梅雨の雨上がり、むんむんする夜。
川のほとりの古いビル。
闇夜にぽっかりと空いた魔窟へと続くかのような階段。
え?ここ?
でも、低く流れてくる世良正則&ツイストの「燃えつきぬ」を聞いて なぜかここや!と確信し
一歩一歩・・・踏みしめながら その暗い暗い階段を降りていきました。

階段の底に着くと ・・・
え?行き止まり?

いえ。扉がひとつ、目の前に。
当然のように、表札も何もない。
ここでいいの?
もう 泣きそう。

ええい!
勇気をふりしぼって、開けた扉。


お店の印象は 前とはずいぶん違うけど
囲炉裏は、健在。
でも新しく切ったもので 前のお店から持ってきたのは 自在鉤ただひとつ、だそう。
店主さんと 常連さんと 炉壇を作り 壁を塗って 
ひとつひとつ手ずから作っていきはったと聞きました。

頭から齧る鮎は、以前のまま。
囲炉裏の火の傍、放っておいたらすぐに固くなってしまう烏賊の干物も、以前のまま。
気まぐれにいろんなものが出てくるのも、以前のままやね。

店主さんは相変わらず ただ者ちゃうで!オーラを発しつつ 飄々とおもてなししてくれはるし。
ええ男っぷりの常連さんとは再会できたし。


あついなあ。
囲炉裏も、ひとの心も。

この囲炉裏端で また、たくさんの夢物語が紡がれていきそうです。


<2013年 9月 再訪 を重ねたある夜>

仏滅の13日の金曜日。
好日庵ベリーダンスナイト☆

囲炉裏端にすわると
そこは現実と幻夢が交錯するあやしい世界。
志高き舞姫の、血湧き 肉躍る 至高の艶技に酔いました。

そしていつものように鮎をかじり
知らない人と話し
常連さんとの縁をたのしみ・・・。


ふふふ・・・。

私ばかりが化かされていると思っていたけれど
好日庵さんのあやかしの焔の傍では 誰もが美しく見えるみたい。

ふふふ・・・。


昂まるココロ。
進むお酒。
交錯する想い。

終わらない夜が、更けていきます。


 ☆ ☆ ☆


<2012年 10月 初訪レビュー>

月のきれいな夜。
この日は、ちょっと大人な面々での食べ&のみの会。

初めての、でも初めてとは思えないような居心地のよさの1軒目のワインバーを後にして
ほろ酔いの私たちは ビルが立ち並ぶ街を 西天満から北浜の方面に向かいます。
(1軒目のレビューは、まだです。ごめんなさい。)

目指すは 友達と「ここ2軒目に行きたい!」と意見が合ったお店、好日庵 さん。

頼りは 食べログアプリの地図。
なんだか道がいっぱい交錯する交差点に来ました。
え、どう渡ったらいい?わかれへん。

でも、ピーンときた。
あの道にある→!!

そして進んだ道筋には・・・ほ~ら やっぱり!
ビル街の中に、ぽつんと古~いおうち。

見~つけた!
いえ お店に呼ばれたのかも。

お店の前には、若い男性(そのときは、そう見えた)がひとり、私たちを待っていてくださいました。
店主さんやったみたい。


戦災をくぐり抜いてきたのであろう木造りの家の、命の息吹を感じながら 玄関を入ると、
土間と座敷にふたつの囲炉裏。
その奥には坪庭。
暗い部屋の中で あかあかと燃える、焔。
なんだろう。すごくあたたかで すごくウエルカムな雰囲気の空間です。

炭のはぜる音。
常連さんがつま弾く三線が、ぽろぽろと・・・。
その音とともに 静かに流れる昭和歌謡。
思わず鼻歌うたっちゃった♪


囲炉裏の遠火で焼かれた子でおなかパンパンな鮎は、頭から。
後から出てきたのは しょっぱさと肉感が絶妙な懐かしい味のソーセージ(ハム?)。

生まれて初めて 焼酎をロックでいきました。
泡盛ベースの梅酒、なんてのもね。


囲炉裏をかこんで 焔を見つめながら、お話。
常連さんも 店主さん(このときは、ちゃーんとおっちゃんに見えました)も 初めての私たちも、ご一緒に。
もしかしたら飄々とした店主さん、化かし上手の狐さんやったのかも。

話のなかにはときに現世(うつしよ)が顔を出すけど 
でもやっぱりどこか夢まぼろしの世にいるようで。

ほろほろと・・・ほろほろと・・・
お酒に酔い 
人に酔い 
踊る焔のあやかしに酔いました。


とある夜。
時を超えたかのようなお店での このひとときは、一夜限りの儚いお伽噺。

お店は12月まで、と聞いて
もう一度と思う気持ちがない、といえば嘘になるけど
その想いはこころに秘して 
紡がれたひと夜のお伽噺の余韻に、ひたることにしましょう。

いつまでも・・・。

  • 魔窟に続く階段・・・?
  • 前のお店から唯一持って来られたという自在鉤
  • 赤いオクラは熊本産・・・やったかな?

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4位

(食)ましか (肥後橋、渡辺橋、淀屋橋 / バル、パスタ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/08訪問 2012/09/18

は~っ!楽しかった!人が集まるお店には、ちゃんと理由があるんやね  ~5人でワイン5本あけた夜 その2 ・・・いえ実は6本あけちゃった♡

<前のレビューからのつづき>


5人でワインを5本あけた 楽しい夜から約10日後、
8月初旬のむんむんとする熱帯夜。

今度は お料理もおいしくて よりワイワイできそうだという 江戸堀の人気店、 (食)ましか さんに
10日前と同じ・・・Bさん ○○ッちゃん Sちゃん ラブちゃん 私 の5人で集まりました。
レビュアーさんとそのつながりの、気心の知れた仲間です♪


平日の7時半。
お店は ほぼ満席。
私たちが予約した、たばこ棚の前の 樽のテーブルを囲むお席だけが、ぽっかりとあいていました。


あ~!暑い暑い!
皆さんビールとおっしゃるので、私も 生まれて初めての、氷を入れて飲むという アイスビールを注文。
5人そろって、かんぱ~い!!


メニューは、定番と おすすめとが、ホワイトボードにぎっしり。


のみものは、自分で大きな冷蔵庫に見に行きます。
ボトルに直接マジックで値段が書いてある明瞭会計が、よろしいね。


ま、今夜も Bさんに、ワインのセレクトはおまかせやね。
よろしくっ!


私たちは
好きなもん てんでに注文し
おいし~っ!と、どんどん平らげ

Bさんのワインセレクトの妙に酔い
(写真、後から見たら、シャンパーニュも ブルゴーニュも ちゃんと選んではりますなぁ。)

も~、しゃべる!しゃべる!


何食べたかは、すみません、写真をご覧ください。
写真に撮ったメニューと照合して ちゃーんとお料理の名前を載せました。
でも、写真に撮ってないものもありますが・・・(汗)


いちばんおいしかったのは、ラザニア です。
さすが、「パスタたのも!」となったとき、常連の○○ッちゃんが 開口一番「ラザニア!」と言っただけはある!
超濃厚!
超おいしい!
こちらのお店の定番らしいです。おすすめです。


いちばん盛り上がったのは、サマートリュフのタヤリン です。
理由は、ヒミツ・・・(*^^*)


いちばんの私のお気に入りは、沼島のハモと花オクラの天ぷら です。
ふわんとしたハモにオクラの青くさいねばねばがよくあって。
これ食べたあたりは まだ酔っぱらってなかったから、印象が強烈でした。


あ、写真に撮り忘れたけど、生落花生のあぶり
このときはお酒のアテにポイポイと食べちゃったけど、
8月初旬の生落花生、実はたいへん貴重なものだったらしいです。
独自のつながりのあるルートでしか卸していないらしい 千葉のとある農場のものでは・・・?
と、千葉のレビュアー いちごの夢さんが教えてくださいました。 ありがと♡


イタリアンの領域におさまらず
全国各地から集まった 海のもの 山のものを 素材の持ち味を生かしてチョチョンのチョン!

料理人さんの気概を感じるお料理!
でも あくまでカジュアルで。
そう、それはまさしく ぜっぴ~ん!! でした。


樽を囲んだお席は、腕と腕がくっつきそうに みんなが近い。
それでまた、話の花が咲くんよね。

お店はほんとうにワイワイガヤガヤしてるのに
すぐ後ろを人がすり抜けていくのに
私たちのお席は ちゃんと私たちの空間になっていて。


この空気感は、なんやろう?
めっちゃ気持ちいい。


・・・それはね、やっぱり気心が知れた すてきな仲間とのんでいるから?


でもね、それだけじゃない。

・・・おいしいお料理があるから?
・・・おいしいお酒があるから?

そう。
でもね、それだけじゃない。


だって、お店がこれだけ混んでるのに、お店の人、ちゃーんとお客さんを見てはるんやもん!

お料理ほしいな~と思ってスタッフさんを見ると、必ず目があうし。
お皿あいてきたな~と思ったら、すかざず引きにきてくれるし。
ほんまにええタイミングで追加きいてきはるし。
お料理置きはるのも、ガチャガチャしてない。
お店の方と 私たちの距離感。絶妙です。

私たちのいぃ~気分。
それをささえたのは、お店の方の 細やかな細やかな気配りでした


すごいなぁ~!

それに お店の黒いポロシャツに短パン姿のメンズたち、みんなそろって イキオイを感じる男前。
魅力的です。


人が集まるお店には、ちゃんとそれだけの理由があるんやね。


はあ~!盛り上がった~!
はあ~!気持ちいい~!

気がついたら、またまた5人でワイン5本あけてましたとさ。
・・・いえいえ、写真で確かめると なんと6本のんでいましたよ。


そして この夜は、まだ解散!とならず 
5人でタクシーに分乗して移動、ヒミツの2次会に突入していったのでした。


<おしまい ♡ >


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


今日で、食べログを始めてちょうど3年になりました。

いろいろあって 9月初旬から、食べログをお休みしていましたが、
ココロと時間に少しだけ余裕ができたので、
食べログから広がった大切な仲間たちと幸せな時間を過ごした このお店のレビューで復活することにしました。
これからまた 少しずつ参加していこうと思います。

軽い気持ちで始めた食べログを3年も続けていくことができたのも、
私のレビューを読んでくださっている皆様に あたたかいお気持ちをいただいたからこそ。

ほんとうに、ありがとうございました!

思うことをそのままことばに乗せ書きつらねていくだけのレビューですが
そのお店の 何か ホントのところを、皆さんにお伝えできればうれしいなあ・・・と思います。

1年後も、この場でなにかごあいさつすることができますように。

これからも、よろしくお願いします!

  • 暑い夜。まずはビールで乾杯♪
  • とりあえず、3品
  • 稚鮎の天ぷら

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5位

珈琲舎・書肆アラビク (中崎町、天神橋筋六丁目、大阪梅田(阪急) / 喫茶店)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/11訪問 2012/11/19

真昼の時空旅行奇譚

中崎町。

大阪の大ターミナル・梅田から たったひと駅はずれただけやけど
戦災から生き残った家 戦後の高度成長期と言われる年代に建てられたのであろう住宅やビルが混在する街が、そこにあります。

京都や奈良のように木造の文化材のような建築物ばかりではなく
コンクリートや トタンや モルタルや
人々の営みゆえにたくましく手が加えられた 生活の匂いを感じる建物が、軒を連ねる街。
人がひとり 通れるか通れないほどの路地が 迷路のように表道と表道をつなぐ、モザイクのような街。

そんな街に 
若い店主さんが自分自身が作ったり 好きなものを買い集めたような雑貨や服を売る店だの 
その家のくぐり抜けてきた歴史へのリスペクトを抱きつつ手を加えられた味わい深いカフェだのが 
あちこちに ぽつぽつと店開きをし・・・

まだそこにお住いの方々の暮らしと 新しい息吹とが、何かを奏であっている
なんともいえない人くさい街が、そこに息づいています。


冷たい雨がそぼ降る とある秋の日。
用事の帰り 久しぶりに寄った、この街。
ベトナムカフェでランチして さらっと街をめぐって
帰ろうとしたら。


あ・・・。

前に通った時は ちょっとよう入られへん、と思ったお店が、
今日は、なんか、呼んではる。


木造りの、おそらく戦火を生き延びた、古いおうち。

純粋な住居ではなく 以前はお店をされていたのでしょう。
表には、分厚いガラスがはまった引き戸が、4枚。

そのガラスに、珈琲舎・書肆アラビク の艶っぽい書体の文字。

表にはエアープランツやら 吊りしのぶやらが目隠しのように繋り
まるで お店の中に現実の世界の光がまっすぐに届くのを遮っているかのように、見えます。

表はガラス戸だというのに 
外から覘きこんで見ることさえもはばかられるような
そんな佇まい。


でも、今日は、呼んではる。


そして 思い切って、開けたガラス戸。


そこは壁一面の本たちに囲まれた、違う時の流れに支配されたかのような 鼈甲色の空間でした。

使い込まれて ひとつひとつ表情の違う、木製のテーブルと椅子。
靴を脱いで上がるお店の奥には、淫靡な赤いソファ。
妖しい雰囲気の人形たちの展示。

シャンテリアがだいだい色の光を放っています。


壁の書棚は、いろんな場所でいろんな人に読まれてようやくここにたどり着いたのであろう そんな本たちで、埋め尽くされていました。
その本たち一冊一冊の持つ命の焔が 静かに燃えているかのようで
そして、本たちが 私を読んで 私を選んで・・・と語りかけてくるかのようで
くらくらと惑乱してしまいそうです。

一見無造作に、でもゆるくジャンル分けされ丁寧に書棚に収められた、たくさんの本たち。
棚組みが耽美的です。

まず目についたのは、家畜人ヤプー。
中学生当時 真面目なSF少女だった私が「お勉強」やと思って一生懸命読み進めようとがんばったけど
どうしても受け付けなかった本。
あたりまえか。

あ、コバルト文庫なんてある。
清純な恋の話?

大学時代 バイブルのように読みふけった作家の本が、揃ってる。

怪獣の本。
探偵小説。
猥褻な香りのする本。
白黒の写真集。
少女時代に耽読したSFの作家さんの作品群。
三島とか・・・署名本もたくさん。

でも、いちばん気になったのは
柴田錬三郎の 美男城 だったりした。


あーっ!
やっぱり私、本、好きやわ。
そして、このお店も、好きやわ。

本の背表紙を舐めるように眺めていると
一冊一冊の本の世界のへのイマジネーションが 
また 自分が親しんだ本への 作家への それを読んだ当時の世代の想いが
ココロのなかから湧き上ってきて
静かな活力が漲ってくるのがわかりました。


あ、コーヒーがきた。

本を見る合間に でも真剣に 店主さんと相談して選んだのは、天秤ブレンド。
そして、ティラミス。

「豆の量が多いから、ティラミスに負けへんと思うんですよ」という店主さんのおことばに
苦くて苦くて濃~いコーヒーを想像していたのですが・・・まったく違っていました。

コク 苦み 甘み 香り
すべてが豊かで
しんがあって

苦いけど、苦くない

そんなコーヒー。
ティラミスに負けてない、ばかりか 本たちの命の輝きに負けていない、
そんなたおやかに力強いコーヒーでした。


ティラミスは、自家製とのこと。
濃厚なマスカルポーネを感じながら
上にかかったココアパウダーでくちびるを茶色に染めながら
そして 使い込まれた空気をまとった器の囁きに耳を傾けながら
ほのかに甘いティラミスを 少しずつ 少しずつ 舌の上で溶かすように味わう・・・それは、まさに悦楽。


真昼の中崎町。
外は雨。

現実と お店のなかの世界とを やわらかに分けるかのように落ちていく、雨粒を見つめながら
ただ・・・ただ・・・
偶然に享受できた? いえきっと必然だった この至福に感謝し
まるで私の精神世界をはぐくんでくれた子宮の中にいるかのような心持ちで
いつまでも古い木造りの椅子にすわったままでいる、私だったのでした。

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6位

炭火焼肉 筵 (香里園 / 焼肉、ホルモン、もつ鍋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/06訪問 2012/06/08

えんあって・・・ 行ってきました筵 enさんに! ×3

えんあって 2012年4月に初めておじゃまして 
おいしいお肉ばかりか 人との、お店との、ごえんを結べた喜びを味わった、炭火焼肉 筵 en さん。

きっとこれからも えん の続くお店になりそう と思いながらも 
遠いしなあ・・・また行けるかなあ・・・と思っていたものでしたが

人との、お店との、うれしいごえんがあり
5月・6月と 続けての訪問となりました。

今回は その5月・6月 2回分のレビューを、一度に更新させていただきます。


【2012年6月 訪問3回目】

4月・5月と訪問し
もう食べ納めのはずの生レバーも堪能し
まあ もう しばらくは行くことはないと思っていたさんでしたが、

とあるきっかけで 大分県産のすご~いミスジが入荷したことを知り
そして、最近知り合って 一度お食事を・・・と話していた方が たまたま筵さんの常連さんだった、というすご~い偶然があって

お肉との 人との ごえんに結ばれ
またまたまた、 行ってきました 筵 en さんに!



オーナー氏をびっくりさせようと、予約のとき 誰と行くのか言ってなかった私。
案の定 ご一緒させていただいた方を見て 目を丸くする、オーナー氏。  ヽ(`▽´)ノ~ ヤッター!!


前回は2回とも、2階のテーブルのお席だったのですが
今回は 初めてカウンターでいただくことになりました。

「ちょっとずつ注文して ちょっとずつ焼いて ちびちび飲みたいねん」と、お友達。
うん、私もそう。

初めて会って 初めて一緒にものを食べる、お友達だというのに、なんだかめーっちゃラクやわあ。
好きなものは似てるし 好みと違うところは それはそれでいいし
いらん気遣いをすることがない。
ええわあ。


お酒も、乾杯は生ビールやったけど あとは、ばらばら。

お友達は、赤ワイン。
でも このロス・ヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン という赤ワイン、
実は一緒に行った友達が選んだワインが、初訪問のときも 2回目も 3回目も、これなのです。
これも、すごい偶然やわあ。

私はまだまだお酒がのめない身。
私にとっての 筵さんでの定番・木内梅酒をマイペースで。


さあ、食べるぞ~!

まずは なんと言っても 生レバー から始まって。

スナップエンドウとセロリのナムル
塩タン
和牛上バラポン酢焼き
特製ミックスホルモン にんにく醤油漬け



そして、おなかがいっぱいになってしまわないうちに、「例のお肉」。 
大分県産 黒毛和牛ミスジ
、いってみよー!!

きました きました ミスジちゃん♪
輝くお肉。美しいサシ。
網の上で 悩ましく焦げる、脂。

山葵をちょんとつけて、お醤油でいただきました。

圧倒的なお肉のうまみと 濃厚な脂!
う~ん!ぜっぴ~ん!


そして それだけでは終わらない、肉食の私達。
マルチョウ
大海老
焼き物の〆の 上ハラミ
ビビン麺&石焼きピビンバ

と、食べて 食べて 食べ尽くしたのでした。


香里園の夜は更けて。
酔うにつれ おなかも大きくなるにつれ

オーナー氏、店長さんもご一緒に
ひらく ココロ。
深まる お話。


すっかりいい気分のまま、お開き。
友達との再会を約束して、私は電車に揺られて家路についたのでした。


あ~!またしても。
筵en さんに すてきなごえんを結んでいただきました。

ありがとうございました!
また、きっと!



【2012年5月 訪問2回目】

もうすぐ生レバーが食べられなくなるらしい!
6月までだ! 
・・・それを、6月になると 生レバーが食べられなくなる、と解釈していた私は

え~い!生レバー食べおさめだっ!と 
またまた 行ってきました 筵 en さんに!



今回のパートナーは、私の筵さんのレビューを読んで 行きたいなあと思っておられた、お友達。
お互いのタイミングがぴったり合って。
やっぱり筵さんというお店、えんを呼ぶみたい。


ちょっと事情があり、最近お酒があまりのめない私。
軽く ザ・プレミアムモルツ生ビール で、乾杯♪

まずは ガッツリ、ひとりひと皿 生レバー
フレッシュです!
血ィっぽさが、ぜんぜんない。
舌触りも、くっきり。
さわやかな、でもしっかり存在感を主張する、生レバー!

あ~っ!幸せ~!
このために、私は今日ここに来たのです!


ナムルは、今まで食べたことのない エリンギ ズッキーニ
そしてスタンダードなぜんまい
しっかり味がついているのだけれど、野菜がうまいな~♪って思わせてくれる、ナムル、さいこー!


そして食欲にしっかり火がついた私たちは、お酒もワインに変え
厚切りタン
おすすめホルモン
壷漬けカルビ
サガリ

と次々に堪能しました。


最後に、大好きな 木内梅酒 と
もう食べ納めかもしれない 生レバー を、再び。

あ~口福☆


この日。
お酒はひかえめにしていたというものの ほろ酔いな私は、
ワイングラスを倒して割ってしまいました。

そのときの、お友達の気遣いあふれるフォロー。
オーナー氏の「大丈夫?形あるものはいつかこわれるよ。気にしないで。」ということば。
あ~こんな心やさしい方々にかこまれて おいしいものを楽しめる私は、なんて幸せなんでしょう!


そして、うれしいサプライズもあって♡


ほんまにほんまに、心から。
ありがとうございましたっ! 



【2012年4月 初訪レビュー】

とあるきっかけで、こちらのオーナー氏とお知り合いになった、わたくしエトワール。
ふふふ オーナー氏、イケメンです♪

でも、残念。お店があるのは香里園。
自宅からは ほぼ1時間の距離。ちょっと遠い。
それに、香里園って、今までにたった1回しか降りたことがない駅。
気分的に、遠い土地やわ (><)。。。

だけど、私の唯一の京阪沿線の友達をダメモトで誘ってみると、即、OKの返事!
そして、近々で友達と予定があうのは、4月某日・ただ1日だけ!

というわけで。
オーナー氏とお知り合いになって2日後に 予約を入れ、その4日後に 行ってきました!


お店の名前は 炭火焼肉 筵 en  (えん)さん。

縁  円  園  炎  艶 ・・・。
「えん」と読む文字は多いのに、なぜ 筵 という文字を??・・・そんなこと思いながらお店に向かいました。


香里園の駅を少しはずれた 飲食店が並ぶエリア。
薄闇のなか、お店の灯りが少しけむっていい感じです。

紺地に白で筵 en と書かれた丸い看板は、すぐに見つかりました。

扉を開けると・・・オーナー氏があたたかいまなざしで出迎えてくださいました。
1階は、カウンター席。
私達は2階のテーブル席に案内されました。

木を基調とした店内は、ほのかに和風な雰囲気。
照明だけではなく なんだかとても明るい気を感じるお店です。


アサヒの熟撰 で乾杯♪

まずは、たくさん種類がある 自家製ナムル のなかから、 もやし ぜんまい ほうれん草 ナス 蓮根 を5種盛りでいただきました。
どれも、野菜自体がおいしい!滋味を感じました。
空いたおなかがやさしく刺激され、戦闘体勢はじゅうぶんです。

さあ、お肉いくぞーっ!!


生レバー
和牛ユッケ ホイル焼き


まずはフレッシュなお肉を堪能♪
肉食を自認する私の本能が 本格的に目覚めてきました。


塩タン

丸腸
ミノサンド


ほどよい焼き加減で食べられるように仕切ってくれる やさしい友達♪のおかげで、
私はにこにこと お肉を楽しむことに専念です。

お肉の持ち味を生かす味付け
とろける脂
むちんっ!
こりっ!
ホルモン、さいこー!!


カイノミ網焼きステーキ

100gのお肉のかたまり。
6面ともしっかり焼いたところで いったんお肉を引き上げ、
きれいにスライスして供されました。

キラキラ光る、美しいお肉。
レア感と焼き目の芳ばしさとの対比がたまらない。


この頃には、ワイン好きの友達がセレクトした赤ワインにチェンジです。

ロス・ヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン。チリの赤いワイン。

ガーネットのような深い赤。
お肉がもっと欲しくなる、爽快な味わい。


酔うにつれ お話も進んで。
表面上のつきあいやったら 別に言わんで済むことも 真摯にちゃんと言ってくれる、そんな友達。
この日、この友達との仲が またいっそう深まったような・・・。

べつに、お酒のはずみだけで盛りあがったんじゃない。
お酒がなくても きっと誠実に話ができる、間柄。

でも 同じテーブルを囲むことで
一緒にお酒を酌みかわすことで
素面のときとは 少し違う ココロの部分が、ふれあう。
そんな、幸せな・・・幸せな・・・時間を共有しました。


心地よい酔いに身をまかせて。
さあ もっと、お肉いくぞーっ!!


熟成壺漬けカルビ


官能的ともいえるお肉自体の旨みのなかに、ほのかに感じる柑橘系。
いろっぽい舌ざわり。
一緒に注文した 上カルビ もよかったけど
私のこの夜のNo.1は、この 熟成壺漬けカルビ でした。


そして特選イチボと 山芋と芽キャベツで、焼き物は〆。
あと、大根サラダ


その頃には 私は梅酒をロックでのんでいて
最初に選んだ 手摘み南高梅 完熟梅酒 はちょっと甘いなあと
オーナー氏に選んでいただいた 木内梅酒 に もう、はまりまくり。

友達と オーナー氏と 私と。
お酒を手に しばし お話・・・。

オーナー氏は 人の話を聴くのがお上手な、謙虚な方。
イケメンだから・・・というだけじゃなく、彼のまわりに人が集うのがわかる気がしました。


ふと目を移すと、
お店の壁にこんなことが書いてありました。


 えん

 一、むしろ 敷物 座席

 二、酒宴の席 宴会



おーっ!
初めてこちらのお店におじゃました私が こんなん言うのもえらそうかもしれへんけど
 の文字。
えん ということば。
こちらのお店の雰囲気、そしてオーナー氏の想いに ほんとうにぴったりだと思いました。


そして、えん は  との想いも込められているとのこと。

食べログをやっていると 行きたいと思うお店は増えてばかりなのに、「機会がない」と足を運ばないでいるお店が多い中
こちらのお店には、今回 なぜか ポーン!と行けて。

この日は、人との お店との ごえんが、うれしかったな。


炭火焼き肉 筵 en さん。
うれしい えん があった、すてきなお店。
きっとこれからも えん の続くお店になりそうな予感・・・。

ごちそうさまでした!

  • 2012,6  生レバー!!
  • 2012,4 壺漬けカルビ
  • 2012,6 大分県産 黒毛和牛ミスジ 山葵醤油との相性最高!

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7位

ままごとや (心斎橋、四ツ橋、西大橋 / 日本料理、海鮮、天ぷら)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/11訪問 2014/07/18

割烹ひとりのみデビュー後・・・ままごとやさんで想い出をかさねて

【2014年6月 再訪】

大切なお友達と ままごとやさん。

大間の生雲丹 伝助穴子の焼霜 加太の鯛 お造り盛り合わせで
蓮根饅頭
韓国鱧のお椀
ホワイトアスパラの香煎揚げ
熟成肉イチボの炭火焼
水茄子の浅漬け
黄ニラのそばの実和え

焼きおにぎり浅蜊茶漬け
まぐろ漬け茶づけ

和三盆アイス
白バルサミコのアイス 叩きマンゴー掛け



ええもん少しずついただいて 極楽極楽♪


伝助穴子
たったひと口やのに
焼き目の香ばしさと 身の濃厚な味わいと ふんわりした食感と
いっぱい いっぱい 楽しめて 
もう、最高~!


韓国の鱧
お友達も私も、韓国のんは 初体験。
お椀の中 くっきりと浮かび上がる旨み。 
華やかに解き放たれる鱧の精。


熟成肉のイチボ は官能的な味わい。 
交錯する視線・・・かわし合う、キス・・・。
そんなん想像しちゃいました。

それから お友達が「中華ではよく見るけど」と注文した黄ニラ
私、初めてやったけど
黄ニラってなんか甘いなあ。
そばの実が口のなかでぷちぷちするのが 楽しくて 楽しくて!
ひとくちひとくち
子どもみたいにはしゃいでしまったやん。


そして、日本酒。

土佐のしらぎくの 微発泡とそうでないんのん
醴泉のええのん
あと、なんやったっけ・・・

この夜はよう酔いました。


お酒に酔って
お話に酔って

「一期一會」の色紙の前でお写真撮って
はしゃいではしゃいで

いつも心地よいときを包んでくださる
ままごとやさん 
ありがとう


【2013年 再訪を重ねて】

昨年夏 割烹ひとりのみデビューさせていただいてからというものの・・・ 。

なんだかとても心地よくて
結局 だいたい月イチペースでお世話になってます、ままごとやさん。

大切な方をお連れしたり
コンサートの興奮と余韻にひたったり
なぜかひとりでのみたくなったり

いつもお話を聞いてくださる懐深い女将さん。
「人生はヨーヨーの様。細い糸にぶら下がって、アップダウンの繰り返し」と。
そうそう。女の人生いろいろよね。


今年6月、料理長が変わられました
新しい料理長・西浦さんは、いい意味で貪欲な方。
いつも素材と真摯に格闘し 誠実で・・・ときに大胆で戦略的なお料理を出してきはります。

上下関係はしっかりしているけど和やかな、「チーム西浦」のお仕事ぶりは、カウンターの外から見ていても、気持ちいい。
自分の仕事を心得た 料理人さん4人の連携プレーで、見事なお料理が生まれます。

カウンターの中と外をつなぐのは、
女将さんはじめ 和服に白エプロンの女性たち。
お酒のことは何でも、と頼れるお姉さま 
「バイトちゃん」という呼び方がぴったりな、お嬢さんたち
シンガーソングライターさん も居てはったりして。

要はもちろん女将さんなんやけど。
お店の方 おひとりおひとりの個性がとけあって 居心地よい空気が醸し出されていきます。


 ☆ ☆ ☆


先月は、いろいろあった後の自分へのごほうびに、ひとりでおじゃましてきました。

思いがけず 女将さんからお祝いにと 鍋島のええのん を頂戴し、心華やぎます。


いろいろ相談して決めたつもりやったけど

松茸の土瓶蒸し
牡蠣の松前焼き
かわはぎの肝和え
ブルーチーズと舞茸のクリームコロッケ
鱧にゅうめん


と、まあ ほんまにわかりやすい贅沢。
あ、私、この日が肝和えデビューでした(汗)
ブルーチーズと舞茸のクリームコロッケは、りんごの甘味でいただきました。
旨っ♪


ひとりのひとときを愉しみ
また、出逢いに感謝し

あ~ままごとやさんとご縁があってよかったわあ・・・。


 ☆ ☆ ☆


そして今月は、コンサートの後 すてきなお姉さまとご一緒に。

いただいたのは・・・
何やったっけ?と写真を見たら 獺祭のええのん 
ブルーチーズと舞茸のクリームコロッケ しか写ってない(汗)


そう、盛り上がったんよ♪
だから、写真もないし 何いただいたかも覚えてへんの。

お姉ちゃんとこちらのお店にうかがうのも もう3回目やもん。
すっかり打ちとけた女将さんと3人で
同じ年代どうしのガールズトーク。

そうなん?私、優しすぎるの?
でもね・・・。

ままごとやさんの夜が 楽しくたのしく更けていきました。


.
【2012年初夏 初訪レビュー】

昨年から今年にかけて アメリカのジャズバンド ピンク・マルティーニとのコラボレーションアルバム「1969」が海外で大ヒットし
今年何かとメディア露出が多かった、由紀さおり さん。
テレビで拝見した ていねいに美しく年齢を重ねられた容姿、重みのあるおことば、深い歌声に 改めてノックアウトされた私でした。

こんな風に歳をとりたい~♡
あ~憧れる~!!

(え~っ!?あんなおばはんのどこがいいねん、と思われた方と 私とでは、おそらく世代の差があるのだと思われます。滝汗!)

そんな由紀さおりさんの いわば「凱旋公演」が6月にあると知ったときには、チケットは完売状態。
まあ、10月にツアーをしはるらしいから、それをがんばってとろうかなあと思ってたら・・・
2012年6月9日。
前日に イープラスからの「由紀さおり&ピンク・マルティーニ コンサート」の当日引換え券あり、というメールが届き
「ぽちっとな」したら いとも簡単にチケットがとれてしまったので
ひとりで行ってきましたよ。
「由紀さおり & ピンク・マルティーニ コンサート」 at オリックス劇場


コンサートは、ピンク・マルティーニのコンサートに由紀さおりさんがゲストシンガーとして参加する、というスタイル。
私より若い方は5パーセントもいないだろう どっぷり昭和歌謡曲世代のお客さん達は、なかなか由紀さおりがで登場しない構成に ちょっと途惑っておられる感じやったけどww

ピンク・マルティーニの ジャズというより、ワールドミュージックとでもいうべき 扇情的でカッコイイサウンドに
そして何よりも、ようやく登場した由紀さおりさんの 女神のような歌声に

私は 酔って・・・融けて・・・昂まって・・・夢見心地。


そしてそんな高揚したココロのまま
とあるご縁があった ままごとや さんにやって来ました。


品のある紫色の暖簾をくぐると 和服に白いエプロン姿の女性が出迎えてくださいました。
靴を脱いで、お店に上がり、掘り座卓式のカウンターのお席に。
カウンターは半分ほどうまっていましたが、ひとり客の私は お客さんの並びの中ではなく 少し離れたお席にすわらせていただきました。
その距離のとり方が絶妙で。
お店の方のお心遣いに まずうれしくなってしまった私でした。


さあ、何にしましょう。
私ね、今 由紀さおりのコンサート行ってきて、夢みたいな気分なんですよ。
華やかで ふっくらしたお酒がいいなあ。

・・・そんな私のわがままをきいてお店の方が選んでくださったのは、なんと大好き 醸し人九平次 さん!
別誂え は以前にいただいたことがあるので、
今回は 醸し人九平次 超しぼりたて ときの花をかざす をいただきました。

あ・・・甘い香り。
なんていうんやろう?華やかさがしゅわんっと口のなかで広がる感じ。
うん、そのまま夢の続きを見させてくれるような・・・そんなお酒。


九平次さんに合わせたのは、鱧の焼き霜造り
火が入って 鱧の旨さが凝縮されて。
今年初めての鱧を、こんなにおいしくいただけて うれしいわあ。


続いてお願いしたのは、蓮根まんじゅう
しっとり ふっくら 豊かな味わい。


九平次さんが瞬く間になくなって。
お店の方と相談して 東一 とのみ比べて選んだのは、松の司 生酛純米吟醸 心酔

九平次さんとは一転して。
感じるパンチ。抜ける酸味。
でも、上品で。

夢のなかに、精悍な年下の男前が現れた・・・
そんな気分にさせてくれる、お酒。


水茄子のみょうが煮
フレッシュな茄子と さわやかなみょうが、ほんまにベストマッチ。


接客の女性は、この日は女将さんと、あとおふたり。
入れ替わり 立ち替わり いい頃合いでお相手してくださいました。
皆さん 和服に白いエプロン。凛としてはります。
着こなしや帯の結び方も皆さん違って。
すてきやわあ。

お水、お持ちしましょうね、と お姉さん。
うん、ほんまタイミングいい。

お酒も進むと お水も進んで。
お酒が進むと お箸も進んで。
お料理も次々に注文。


そして、注文に合わせて 料理長さんに選んでいただいた次のお酒が、竹泉 純米吟醸 山田錦

わあ・・・ぜんぜん違う!
何ですか?この感じ・・・。私、初めてです。

ああ、樽香です。

樽香!?
そう、言われてみればそう、木の香り。圧倒的な、木の芳香。
辛口の、大人の味わい。
なんというか・・・大杉蓮が隣にすわってくれて一緒にのんでるような気分にさせてくれる感じ。
ええ気分・・・。


若鮎の塩焼き
遊ぶように盛りつけられた、2匹の小さな鮎。
さわやかなほろ苦さにお酒が進みます。


ふぐの白子天ぷら
豊潤です。
なのに、さっぱり。上品。


〆は、焼きおにぎりあさり茶漬け にしました。
ていねいに作られた 焼きおにぎり。
旨いおだし。
瑞々しいあさり。

絶妙の頃合いで、お茶


たくさんのんで。
たくさん食べて。
さあ これでおしまいにしようか、と思ったけど・・・いっちゃいました 本わらび餅
つるんつるん ぷるんぷるんの、ほんまのわらび餅。
甘い・・・あまい・・・悦楽。


他に何も考えず 自分が愉しむことだけに気もちを向け 時間も お金も使った、贅沢なひととき。
たまには、こんな夢を見るのもいいやんね。


ままごとやさん。
割烹ひとりのみデビュー、しかも訪問自体も初めての私を 
安心してココロ預けて酔わせてくださった、懐の深いお店でした。

お見送りも、ていねいで 最後まで心がこもっていて。
あぁ・・・幸せ!
夢を見させていただきました。

おんなっぷりのいい、女将さん。
笑顔良しの女性たち。
お店の方々。
そして ご紹介くださった方にも、 感謝 感謝 感謝やわ・・・!


昂まり潤ったココロ。
そして、さめない夢。
さあ どうしましょう・・・。


現実の世界に戻るのには
あと少しだけ、魔法を解く何かが・・・必要なようです。

  • 韓国鱧のお椀 2014,6
  • 黄ニラのそばの実和え  2014,6
  • 松茸の土瓶蒸し 2013,10

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8位

凛庭 (天王寺駅前、天王寺、大阪阿部野橋 / 鉄板焼き、ステーキ、シーフード)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/05訪問 2012/06/16

夢の一夜。 「天王寺の」ええとこ、連れていってもらいました♡

5月は私にとっては、楽しい月♪
だって 結婚記念日も、お誕生日も、5月なんだもん ♡ ♡
(すみません、レビューのアップは6月半ばになってしまいましたが・・・)


結婚記念日当日。
まあ、結婚19年もたって結婚記念日もなにもあったものじゃないかもしれないけど
主人は朝から
「今度 ええとこ連れてったるから、今日は用事あるし ロイホな。」
と、言ってます。

は~い。ロイホでもどこでも♪
ということで、その日は 息子と3人、ほんまに地元のロイヤルホストで晩ごはんでした。
それもまた、ちゃんと節目の日に家族そろってごはんが食べられる小さな・・・ほんとは大きな、幸せ。

でも、それはそれとして ほんまに「今度」があるのかなあと、思ってたけど・・・
お誕生日の夜は、それぞれ用事があって 家族ばらばらの食事だったけど・・・。

5月も終わろうとする とある平日の夜。
ちゃんと連れてってくれました。「ええとこ」。
しかもね、息子抜きで2人っきりで。

ほんまはね、「新地の」ええとこ のはずやったんですが。
今回は、最近主人が行って気に入ったという「天王寺の」ええとこ に、なりました。


今年の3月にできた、ホテルトラスティ大阪阿倍野
今までの天王寺界隈にはなかった モダンな雰囲気のホテルです。
そのロビー階(実質の3階)にある、鉄板焼きの 凛庭 さんにおじゃましました。


エレベーターを降りると、天井の高いフロア。
正面には、宿泊のレセプション。
そして 左手には、テラスカフェバーと名づけられた カフェラウンジとバーが一体となったシックな空間が、奥に深く広がっています。

鉄板焼きの 凛庭さんは、テラスカフェバーのガラス張りのワインセラーの さらにその奥。
黒を基調とした空間にガラスやメタルが効果的に使われている、蠱惑的なお店です。


まず、乾杯♪
主人は、とりあえずの生ビール
私は泡・白・赤3杯で4000円だという、カジュアルワインセレクションから MARIE WEISS Chanpagne
柑橘系のアロマが薫る、さわやかな泡。


最初は、鯛のカルパッチョ
おなかをちょっと刺激するのに、いい感じ。


続いて、さざえの焼き物
バジル風味のオイルをジュッと・・・。
貝のうまみとオイルとが、よいハーモニーです


ここで、お店から、カクテルのプレゼントがありました。
主人が、この日は私の遅めのお誕生日のお祝いだということをお店の方に伝えてくれていたので
少し前に好きなお酒など 訊きにきてくださっていたのですが・・・。

アマレットモヒート

オリジナルカクテルとのこと。
ていねいにすりつぶされたミントの葉とオレンジがふんだんに使われ、
飾り切りされたオレンジが添えられています。

きれい~♪
うれしい~♡

実は・・・このときまで、せっかくの主人とのデートを純粋に楽しもうと
「今日は、写真は撮らない!」とかたく心に誓っていたのです。
でも、このカクテルを目にしたとき、そのかたかったはずの誓いはもろく崩れ去り
思わず「お写真、いいですか?」と言ってしまっていた、私でした。

ミントの刺激と、オレンジのさわやかさと、大人にがあまいアマレットとがからみあって
あ~っ!
官能的に酔ってしまいそう。

主人も、珍しく ソルティドッグ とか言うてるし。
お店の方は お話も、間合いをはかるのも、とてもお上手。
主人、間違いなく ええ気分です。


そんな私達の目の前に、豪奢なしつらえで オマールが現れました。
鉄板の上でだんだん赤くなる オマールちゃん。
瞬く間に美しく盛り付けられ
横で さっきから小さい器でずっと熱せられていたグレープフルーツの果実から作られたソースをかけていただきます。

しっかりしていて それでいてぷりぷりの、オマール。
爪の肉の充実ぶりが、すばらしい。
グレープフルーツのソースが、ほんまによく合います。
豊潤な海の幸を堪能しました。


お店があわせてくださった 白は、Mouton Cade Blanc
こちらも柑橘系と、ちょっぴりお花の香りを感じ、爽快にのみ干してしまいました。


そして、お肉。
どんなお肉か お伺いするのは忘れちゃいました。
フィレサーロインを、ふたりで分けっこ。
頃合いをみて、少しずつ供されました。
表面だけ熱々に焼かれたお肉を そのときちょうどのタイミング、いただく贅沢。
このライブ感あふれるおいしさは、鉄板焼きならではです。
山葵の葉が、アクセントでした。


赤は、KAIKEN malbec
濃い~甘い~それでいてまろやかな。
何か個性を主張するよりは 料理と合わせやすい、そんなワインだと感じました。


〆はガーリックライスか素麺を選べるとのことでしたが、ガーリックライスにしました。
ごはんがパラッパラで でもふっくらしてて。
厚い鉄板で 強い火力ならではの仕上がりの妙を堪能しました。


そして、ここでうれしいおまけが。
カレーライスも、合わせて少しだけ、頂戴しました。
ココナッツミルクが利いた、後からじ~んと辛さがくる、旨いカレー。
ほんまは「ママカレー」が好きな主人も、満足気です。


デザートは、場所を移って お隣のテラスカフェバー で。
デザートのお皿には、“Happy Birthday”のプレートが。
レアチーズケーキ&丹波の黒豆 という組み合わせの妙を味わいました。

食後酒として合わせたガリアーノ
照明を落とした、でも煌びやかさを感じるゆったりとした空間が
甘い酔いを・・・お話を・・・進めます。


「天王寺の」ええとこ
そこは 天王寺の俗で雑然とした街の灯りさえ シャンデリアの光の粒に見せてくれそうな・・・幻惑の空間でした


私にとって、夢のような一夜・・・。

でも、夢は、この日だけで終わらなかったのです



そしてそれは また、あとの話・・・。

  • オマール海老 グレープフルーツのソースで
  • オマール海老は まずこんな風に出てきました
  • 黒毛和牛 山葵の葉がさわやかでした

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9位

葡萄酒屋イータ (大阪上本町、谷町九丁目、鶴橋 / ワインバー、イタリアン、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2012/07訪問 2012/08/31

ワイナリー直営のお店で すてきなワインと すてきなお料理と すてきな仲間 に酔う ~5人でワイン5本あけた夜 その1

【2012,8,31】 写真追加

メンバーのSちゃんから送っていただいていた「かんぱ~い!」の画像をアップするの忘れてました(^o^ゞ
Sちゃんごめんね♡


【2012,8,29】 レビューアップ


滋賀のヒトミワイナリーの直営店 ということで
~滋賀にワイナリーなんて、あったん!?

にごりワインを出しはるお店 ということで
~「にごりワイン」って、どんなん!?

そんなこんなで 前から気になっていた
葡萄酒屋イータ さんに、行ってきました!!


上本町の繁華街を少しはずれた住宅街に、ひっそりと灯る、お店のあかり。
コンクリート打ちっぱなしの外観がおしゃれです。

お店の中も、カジュアルなんだけどしっとりと大人の落ち着きを感じます。

今日は宴会(立食パーティー)が入っている、ということで
通されたのは、こじんまりしたコーナーにあるソファ席でした。
カトラリーに赤いナプキンが、なんだか官能的。


次々に集まってきた、年齢も仕事も違う5人の仲間たち。
ちょっとだけ初対面どうしの方もいたけど 誰もがだれかとつながっていて 気の置けないメンバーです。


ま、今回はワインにくわしいBさんがいらっしゃったので、飲み物はBさんにすべておまかせ。

こちらのお店はヒトミワイナリーの直営店ですが、
ヒトミワイナリーで作っておられない種類のワインは 他のものもとり揃えておらるとのこと。

ワインは、併設のワインショップのお値段プラス抜栓料1000円で、いただけます。
なんて良心的なんでしょう!!


そして、お料理どうしようかなあと思っていた矢先、
お店のほうから
「おまかせでさせていただくのはいかがでしょう?
今日は宴会が入っていますので
そこでお出ししたものも交えて おひとり1500円でさせていただきますが」
という提案があったので、それに乗っちゃいました。


さあさあ!はじめましょう!

1本目は ブヴェ・ラデュベ サフィール・ブリュット2009
柑橘系を感じる華やかな、泡。


最初のお料理は、キッシュの盛り合わせ
玉ねぎをたくさん使ったキッシュが、オープニングからパンチを利かせてくれました。


おなかも少し満たされて はじける泡のようにココロもほぐれて
次いってみよ~!

2本目は、ヒトミワイナリーの h3パピヨン
ロゼのにごり、しかも栓を開けるとシュワシュワと発砲・・・!
フルーツ甘いのにすっきり、かわいいワイン。
この日の私のいちばんのお気に入りは、これでした。


次に出てきたのは 鴨のロースト
あと、サラダとか いろいろでてきたかな・・・ごめんなさい 失念


3本目も、ヒトミワイナリーのワインからからセレクト。 アブソリュート エゴ キレデラ
珍しいらしい、デラウエアのワイン
なんだかすごく「ぶどう」を感じました

おそらく宴会で出されたローストビーフのご相伴にもあずかり


こちらのワイナリーならではの 個性の強いワインとの出逢いに感激し
Bさんのワインのセレクトの妙に おーっ!と感動し
ワインのお供のツボを心得ておられるお料理に 感心し

おいしく食べて
にこにこお話して
楽しく酔っぱらって

結局5人でワインを5本あけ・・・たはず
写真によると ドメーヌ・アラン・ブリュモン シャトー・ブースカッセ2008は、飲んでます。
もう1本は 記憶にも写真にもない。
たしか、「赤 もう1本 」とか言ってたな・・・ま、いっか。

気がついたら4時間近くたっていました。


あ~楽しかった!
話の途中で 、 Bさんと○○っちゃんが出逢った江戸堀の人気店での 10日後の再会も、約束しちゃったし。

暑い 熱い 夏の夜。
みんな い~気分で家路につきましたとさ。


<10日後・同じメンバーでのレビューにつづく♪>

  • ヒトミワイナリー h3パピヨン2011 ロゼのにごり、発砲
  • かんぱ~い!
  • ブヴェ・ラデュベ サフィール・ブリュット2009

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10位

豚足のかどや (大阪難波、なんば(大阪メトロ)、JR難波 / 豚料理、もつ焼き、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2012/04訪問 2012/05/02

突撃!・・・そして味わった、幸せ

マイレビュアーの アラレちゃん・癒し人九平次さん・えいじ@さん・リチャード1958さん・Ribotさんが、昨年の1月頃 立て続けにレビューされ
(順番つけられないから、あいうえお順です 
 他のマイレビュアーさまも書いておられるけど、
 私がこちらのお店にググッと興味をもったのが この時期のレビューだったので・・・ご了承ください)

すごーく興味を持ったけど
すごーく勇気が要りそうで 
1年以上も いろいろ うだうだ思い、なかなか行けなかった

豚足のかどや さん。


2012年4月28日。
Zeppなんばのオープニングイベントに行くことになって、
ふと この豚足のかどやさんのことが、心に浮かびました。

Zeppからやったら なんばの駅に帰るのに、近くかすめるし
ライブ帰りのイキオイで行けそうやし

この日じゃなければ いつまでたっても行けないぞ!
行っちゃえ!


いつもなら、興味を持ったお店でも 極力下調べをしない私なのですが、
今回ばかりはマイレビュアーさんにいろいろ教えていただきました (^o^;
だって、ライブ一緒に行くのは、井上真央似の若いお嬢さん。
彼女までビビり過ぎて楽しくなかったら、元も子もない。

具体的にいろいろ教えていただいて
うん、行けそうという想いがかたまって
いよいよ当日。


Zeppなんばオープニングイベント “FM802 Party Nations 2012”
  mihimaru GT
  JAY‘D
  Def Tech
  清水翔太    (出演順)


サウンドがいいホール。
声が、まっすぐに届く。
重低音がからだの芯で共鳴する。
こんなの、初めて!

パフォーマンスが熱いっ!
Def Tech、いつも全力で 最高!!

でも、レビューを書いている今、いちばん印象に残っているのは
清水翔太の 無邪気な、でも男としての自信をたたえた 目で殺す笑顔だったりする・・・。


アーティストの入替時間も含め、3時間余りのイベントが終わり、Zeppを出たら、9時15分過ぎ。
急げ!

パークス通りを北上。
高島屋の北西の角の交差点を渡り、いよいよ接近。
あら、かどやさんのあるあたり、地図ではもっと ♡ なホテルばっかりのとこやと思っていたけど
案外飲食店多いやん。

え~と、ここらへんかな・・・。

あ。

なんて言うんやろ、
飾りをとっぱらった、素な酒場。
お店も、人も。
おっちゃんたちの高揚が伝わってくる。
「麻雀放浪記」とか「昭和残侠伝」とか「青春の門」とか。
そんな映画に出てきそうな、風景。
マイレビュアーさんに いろいろきいてなかったら、
お店の前に立った時点で レベル100! って思ったかも。


でも、せっかくここまで来たし。
真央ちゃんと目を合わせ 

・・・突撃!!


フタリ?と、お店のおねえさん。
はい、ふたりです
ドゾ
・・・あ、魔法みたいにぽっかりとひとつだけテーブル席があいてた。

かばんを隣の椅子に置いてすわるのと ほぼ同時くらいに

 アサヒスーパードライ ひと瓶 & グラス
 ねぎがいっぱい盛られたたれの皿
 おはし
 キャベツ
 取り皿
 おしぼり


が、置かれました。
ビールが勝手に出てくるらしい、ということまでは学習済みです。

壁に直接メニュー書いてある~!と 声が裏返る、真央ちゃん。
うん、お品書きだけじゃなく いろんなこと書いてあるなあ。

チュウモン、ナニ?
とりあえず、豚足ください。


まず、ビールで乾杯!
久しぶりのスーパードライ。
冷た~っ!うま~っ!


すぐに出てきた、豚足。
最初はおはしで身をほぐしていたけど え~い、めんどくさい!手でいっちゃえ~!

熱っ!!
でも、おいしぃっ!

皮、筋、軟骨・・・もう、とろんとろんです。
骨だけ残して 全部食べてやるっ!

意地になる私。
笑う真央ちゃん。

なんだか、すごく楽しい。


焼き鳥  ハラミ   砂ずり  食べました。
ひと皿3本ずつね。
みんな、熱々。
みんな、香ばしい。
みんな、ジューシー。


生キモ
山盛りのねぎの下に隠れてる、レバーちゃん。
ちゅるんっ♪とした、素直な食感。
あ゛~!レバ~! な、ナマ感がいい。


キャベツが甘い。
春キャベツのええのん出してくれてはる。


ねぎがいっぱい盛られたたれは、万能!
ねぎだけでも。
たれだけでも。
しょっぱいうまみが クセになりそう。


あ~!楽しい~~っ!!

すきっ腹に流し込んだビールが効いてる?
隣の真央ちゃんがいいコだから?
おいしいから?

ううん、それもおおいにあるけど。
きっと、それはこのお店の雰囲気のせい。
お店の人のせい。


お店のお姉さん、ことばはストレートだけど、気遣いは抜群!

少なくなったな~と思う前に足してくれる、ねぎ、キャベツ、たれ。

ラストオーダー訊きにきはって
また、別のおねえさんが 訊きにきはったら、
さっきのお姉さんが モウ訊イテルヨ、とすかさずフォロー。
ゴメンナサイネ と含羞むお姉さんの表情が、またかわいい。


お客さんたち。
みんな、赤い顔。
みんな、笑ってる。
女子ふたりにちょっかいかけてくる、不埒なヤツなんいて、いない。
あ、それは私が女子じゃなくおばちゃんやったからか(笑)


10時過ぎて。
ラストオーダーでたのんだコリコリ?を食べていると
閉店の準備が始まりました。

流しとかゴシゴシこすって
いす積み上げて・・・

でも、なぜかいやじゃないねんなあ。

私ラハ 私ラノ仕事シテルケド、楽しくヤットイテ。
そんな感じ。

私達が度胸すわってきたのもあるけど。


でも、コリコリ食べ終わったら潮時かな。
ビールも空いたし。
けっこうおなかいっぱい。
もう半分閉まった扉から、お店を出ました。

アリガトウゴザイマシタッ!!
ありがとー!おいしかったです!


豚足のかどやさん。

1年以上 アタマのなかだけで うだうだ思ってきたけれど
思いきって突撃してみたら
レビューだけでは感じきれなかった 幸せがありました。

ごちそうさまでした!


そして、お店の人も お客さんも マイレビュアーさんも
みなさん みなさん ありがとう!

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