みうたんパパさんのマイ★ベストレストラン 2011

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みうたんパパのおいしい日々

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みうたんパパ (男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

 東日本大震災のため、夏まではラーメンどころではない状態が続きました。
 立ち食いそば、牛丼、コンビニおにぎり、という食事で必死で働きました。
 吉野家が阪神淡路大震災の時に導入した「オレンジドリーム号」という出張販売車で東北に炊き出しに向かった、というニュースを見て、応援するべく吉野家に通う日々もありました。
 
 それでも、「もう、いつ死ぬかわからない」と開き直り、新店開拓よりも、今まで食べてきて美味しかったお店に行くようになりました。そして、東京では「家族の絆」が見直されたとかで、まぁ、あの日の「帰宅困難」の状態がトラウマになったせいか平日は夜中より夕方の電車がひどいラッシュになり、「内食」という言葉が流行りました。早く家に帰ってみんなでおうちで食事、ということなのでしょう。
 が、それでは経済が回りませんし、逆に電力のムダ。
 節電の夏、ウチは、電力需給が逼迫しそうな日は特に、できるだけ家の電気を全部消して外に出て食べる努力をいたしました。電気は自分のためだけに使うのでは無く、みんながいるところでみんなで使う、というのが最大の節電だと思ったからです。
 そのおかげで、地元の穴場のお店と数々出会うことができました。
 
 そして10月。
 演劇集団キャラメルボックスの「東北応援無料ツアー『賢治島探検記』」に同行しました。
 花巻で幕を開け、田野畑村、気仙沼市本吉、仙台、塩竈、南三陸、いわき市小名浜、と7つの町にうかがい、その場その場でできるだけ外食をし、宿に泊まり、地元の方々とお話をするようにしてきました。
 3月からずっと情報収集をしてきたので現地の様子をある程度把握していたので、全てが流された陸前高田、石巻、気仙沼、南三陸を通過したときも動揺はありませんでした。逆に「これをこれから復興させるのかぁ、やることは多いぞぉ」という感覚。東京の僕らも立ち止まってる場合じゃない、どんどんラーメンを食べて(←なぜかラーメン)、どんどん経済を回していかなければ、と突き動かされる想いでした。
 
 個人的にショックだったのは、大好きな天下一品ラーメンの、東北の要とも言える「天下一品こむらさき店」が、入っていたビルが地震で被災して取り壊しになるために閉店してしまっていた、ということでした。ネットで見た、無念さがにじむ張り紙(僕が行ったときにはすでに工事用の壁が張り巡らされていて張り紙はありませんでした)には、胸が締め付けられるようでした。
 
 そして秋の北九州公演の際は、北九州市のラーメンは全部食べた、という食べログレビュアー「現場のゆっき〜特派員」さんのご指導(?)のもと小倉近辺のラーメン屋さんを食べ歩き、奇跡の名店「無法松」に出会いました。今まで食べてきた九州系白濁豚骨ラーメンの常識が吹っ飛ぶ、とてつもなく美味しいラーメン。今でも、口の中にその味が再現できるほどの美味しさでした。何年か前にブームになっていたそうですが、そんなことは知らずにいただき、感動の余り今年の一位にさせていただきました。
 
 例年の半分くらいしかラーメンを食べられなかった2011年。
 冬くらいからようやくいつものペースに戻り始めました。
 が、書きたくてもレビューを書けていないお店がまだたくさんあり無念ではありますが、「食べたら書く!!」を最優先してどんどんいろんなお店にチャレンジしていきたいと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

ラーメン無法松 本店 (香春口三萩野、片野、城野(JR) / ラーメン、餃子)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/11訪問 2012/01/22

究極の白濁とんこつ。感動の嵐。非の打ち所が無い一杯。無法松のためだけに小倉にまた行きたい!!

 いきなりですが、今まで食べてきた1000軒以上のラーメン店の中でも、トップクラスのラーメンを食べてしまいましたっ!!総毛立つほど美味しい、感動の一杯。「豚骨ラーメンはなぁ……」という方にも「豚骨ラーメン大好き!!」という方にも、どっちにも諸手を挙げてお薦めしたい、至高の一杯ですっ!!

 お店は、メディアドームの東側、神岳交差点と熊本2丁目交差点の間、Hondaのお店の向かい側。特に他に何があるわけでもない場所にぽつんと、という印象でした。
 
 今回の北九州滞在では、北九州市内のラーメン屋さんは全部食べた、という食べログレビュアー「現場のゆっき〜特派員」さん( http://u.www.doom.now.cc/neokunno1/ )から前もってオススメ店舗をピックアップしていただいていたのですが、そのうちの一軒で、なんと★を5つも付けていらしたのがこちらのお店でした。

 ゆっき〜さんが「豚骨スープソムリエ」とまで称している大将がやっていらっしゃる、とのことでとても楽しみにしておりました。が、わかりませんよ、ゆっき〜さんが褒めてるからって、僕が気に入るとはわかりませんからねっ!!(←とか言いながらほぼ浮き足だって行きました)

 店に入ると、モダンジャズが流れています。天井が高くて開放的なお店ですねぇ。
 厨房の中には、男性2人、女性1人。
 先客は家族連れ二組がテーブル席に。へぇー、子供連れにまで人気があるとは。
 
 普段ならデフォルトの「ラーメン」を頼む僕ですが、店名を冠したメニューがある場合にはフラッとなることも事実でして。
 「この無法松ラーメン、っていうのは、いわゆる全部乗せ、みたいなのですか?」と聞いてみると、「全部、というわけではありません。いろんなトッピングが少しずつ乗っています」とのこと。デフォルトのラーメンが600円で、無法松は740円。太肉麺が810円、チャーシューメンが790円、ということですので、それらより安いならいってみますか、と、注文。
 「お好みによって辛子味噌を乗せますがどういたしますか?」と聞かれたので、「入れてください」と。
 
 頼んでからメニューをあらためて見ると、「各種大盛あります」の文字と同時に、「替え玉120円」も。ほぇー、両方用意とはなんというホスピタリティ。
 
 僕の前のお客さん用の麺が茹で上がったようで、目の前で麺が上げられました。
 なんか、珍しいタイプの平ザル。いわゆる中華そば屋さんとかで使っているものよりも遙かに小さい、麺が一玉乗ったらいっぱいになりそうなサイズです。
 でっ!!
 ちゃっちゃっちゃっ、と麺の形を整えたと思ったら、ぽーーーんっと2メートルくらいの高さまで投げ上げましたっ!!
 そして、それを下の方で「ちゃっ」と受け、もう1回ぽーんっと投げて「ちゃっ」と受けてからどんぶりに入れられました。
 かっちょぇーーっ!!こんな湯切りをする人は初めて見ました。
 ザルがちっちゃいこともあるので、「ラクロス湯切り」と名付けましょうっ!!
 
 さて、僕は待っていた3人目。
 出たぁぁぁーーーっ!!僕の麺が「ラクロス湯切り」されましたぁっ!!
 そして、いろいろと乗せて、出てきましたぁっ!!
 
 おほほほほほほほほっ!!
 白髪ネギが十字に並べられ、4カ所の空いてるところに、チャーシュー2枚、キクラゲ、刻みチャーシュー、ワンタン2つ、が「設置」されています。
 そして、スープの色が独特っ!!ちっちゃいつぶつぶの泡がぷくぷく湧いてきていて、薄茶色がかった白い表面。
 見た目はぎとぎとしていそうにも見えるわけですが、豚骨臭はうっすらとするくらいで「うぷっ」という感じには間違いなく誰もならないと思います。
 もう、見た目だけで間違いなく美味しそう。
 
 早速、唐辛子味噌を端の方に寄せて、スープからいただきます。
 スープにレンゲを入れると、ふわぁーっとその部分だけが少し濃いめの薄茶色に。表面は、全部脂の泡だったのですねっ!!
 一口目。……うはぁ……。なんという美味しさでしょう……。
 舌の奥の方が喜ぶような、全くトゲのない、包み込まれるようなスープ。
 タポンとした触感でありながら、重さはまったく感じないという不思議な体験。
 油断しているとスープだけを飲み干してしまいそうな、極上の味わいです。
 
 麺をいただいてみますと、ぴかぴかで、細すぎない歯ごたえがあるけどキシキシしてない細麺。ストレート麺なのに、極上スープをしっかり抱きしめて口の中に飛び込んできます。なんという美味しさ……。
 
 気を取り直して、具をいただいてみます。チャーシューを……箸で掴もうとすると……ほろりっ!!うひゃぁっ!!箸で持てなぁぁぁぁぁいっ!!無理矢理いただきますと……なんじゃこりゃぁぁぁぁぁっ!!とろふわじゅわぁーっ!!こんなチャーシュー(角煮等も含めて)、初めてです。
 
 そして、ワンタン。餡は少なめなので一口でいってしまったのですが、肉汁がちょびっと出て、あとはちゅるんっ、と。いいんですよ、これで。ワンタンが主張しすぎてしまったらラーメンが活きませんから。
 
 と、食べているうちに、だんだん唐辛子味噌が混ざってきます。が、これまた、とんがった辛味ではなく、見事にこのスープとマッチするように用意されているに違いないナイスバランスな辛さ。
 
 そして、麺と混じってくる白髪ネギが、時々口の中にいっしょに入ってきます。この意外な感じがまたたまりません。
 
 途中休憩でおひやを一口。……およよよっ、水が旨いっ?!「水が旨い」と感じることなんてそうそうありませんので、何か仕掛けがあるのかと店内を見回してみると、「アルカリイオン水使用」とのこと。むむぅ、水にまでちゃんとこだわっていたのか……。
 
 卓上にゴマとか高菜とかが置いてあるのですが、入れる気がしません。しかし、全ての具がこれだけ美味しいんだから、と、高菜の壺の蓋を開けてみますと……およよよよよよっ?!なんか、見慣れた高菜とは違うっ?!大きめに刻まれた元気そうな高菜。ちょっとだけレンゲに取っていただいてみますと……うはっ、なにこれっ?!こんなぶりぶりな高菜、食べたことありませんぞっ!!うまいっ!!
 
 ……もう、次から次へと襲ってくる「初めてづくし」に、もう、へとへとです。美味しくて嬉しくての波状攻撃。
 
 最後に、一味唐辛子をばらりと入れてみますと、また一段と違う味に。
 
 もう、非の打ち所が無い、というのはこのことではないでしょうか。東京の醤油ラーメンの頂点「柳麺ちゃぶ屋」の森住さんが本気で豚骨ラーメンを作ったらこうなりそう、というか。
 もちろん僕はギトギトラーメンも大好きですが、それは「丸和前ラーメン」で頂点を知ったので、そういうのが食べたければそっちへ行けばいいし。
 
 これは、僕にとって白濁豚骨ラーメンの頂点に躍り出ました。
 食べ終わってすぐにもう一杯食べたい、と思ったのは、15年くらい前に初めて京都のマイフェバリットラーメン「天下一品総本店」に行った時以来かもしれません。
 
 帰りにレジで、「本当に美味しかったです」と、奥さま(?)に伝えてテイクアウトの高菜を買ってお店を出ました。
 
 で。
 このレビューを書くに当たって「無法松 小倉」でググってみましたら、「自称日本一ラーメンをたべた男」こと大崎裕史さんのブログ( http://ramenlove.livedoor.biz/archives/16817989.html )に「ここ無法松は無化調スープにその日ごとに打つ麺を使用」と。ひょぇーーーっ!!あんだけ旨味が濃いのにうまみ調味料を一切使ってないっ?!「無化調」を謳っているお店って、美味しいお店の方が少ないと僕は思っていたので、後から知って仰天っ!!
 あらためて他のレビュアーさんのレビューを読んでみても、あらま、書いてあるじゃありませんか。
 お店では、一切そんなことはどこにも書かれていなかったので、後から気付くことに。
 ……そうかぁ、あの沸き上がるような美味しさは、「豚骨スープソムリエ」によって手間暇かけて作り上げられた芸術品だったのですね……。そうか、それで小さいお子さんを連れた家族もいらしていたのかもしれません。
 
 この一杯のためだけに、スターフライヤーで北九州に行きたい。そう思わせられるラーメンでした。

  • なんか、ラーメン屋さんらしくない外観ですね。
  • 営業時間と駐車場の案内。
  • 大盛も替え玉もあります。

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2位

天下一品 上朝宮店 (甲賀市その他 / ラーメン、おでん、餃子)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/05訪問 2010/11/06

天下一品ラーメンを理想の状態で食べられる、総本店に次ぐ究極の第2の聖地。

 2010年9月19日オープン。
 全国に220店舗 (2010/10/28 現在)を展開する、鶏と十数種類の野菜を煮込んだ「こってりスープ」の天下一品ラーメン。
 全国15店舗の「直営店」以外は、「フランチャイズ店」なのですが、これが、基本的には滋賀県の本社や京都のタックフーズという関連会社からスープと麺を供給する「セントラルキッチン」方式であるにも関わらず、マクドナルドのように画一的な店舗展開をせず、フランチャイズ・オーナーにかなりの部分で経営の裁量を任せてしまっているため、店ごとに内装やメニュー構成から、ひいては味まで全く異なっている、という、ファンにとっては「食べ歩かなアカンやん」という思いを募らせられる不思議で魅力的なチェーンなのであります。
 で、僕もそんなファンのうちの一人で、全国の天下一品を120店舗以上食べております……。
 ■これまで食べた天下一品の記録はこちら。→→→ http://u.www.doom.now.cc/katoh/diarydtl/19317/
 というわけなので、必要以上にこってりした内容のレビューになっていることをご了承ください。
 
 今回の僕の大阪滞在にあたって、大阪の、怒濤のようにレビューを更新なさっている「マシンガンレビュアー」こと(←勝手に呼ぶなぁっ!!)、かんみ♪さんから「上朝宮店にいっしょに行きましょうっ!!」というお誘いをいただきまして、大喜びでお受けいたしまして。旦那さんこと通称(?)「かんみB」さんの運転で、電車で行くのはほぼ絶望的だなぁ、と諦めつつもdod1972さんのレビューを拝見して、いつかはなにがなんでも行ってみたいと思っていた上朝宮店に、ついに向かうことができましたっ!!
 かんみ♪さん&旦那さん、ほんとにほんとにありがとうございましたっ!!
 
 大阪から高速道路をひた走り、その後山越えの細い一般道を抜けて、「近江グリーンロード」に出て、お茶の里「朝宮」に入り、JAのところから左の旧道へ。しばらくして地図上で唯一の目印である朝宮郵便局が見えてきたら、その左奥に、天下一品上朝宮店がありました。
 コレ、実は旧道に入らないでもうちょっと近江グリーンロードを走っていたら、実は大きな目印と大きな駐車場があった、ということを後から知りましたが……。
 で、天下一品は旧道のそのまた奥の細い道沿い。車一台が通れるかどうか、というくらいのところにある立派な漆喰の壁で囲まれた古民家を改造した、我が目を疑うようなお店でした。
 
 聞いた話ですが、このお店は天下一品本社の阿部専務が個人的に開いたお店で、店長さんは奥様とのこと。
 この専務が、社内の人望が篤いとても素敵な方だそうです。お店の周りに数え切れないほど飾られている開店祝いのお花の数からも、その人望と人脈がうかがえます。
 
 門の入口のところまで行って写真を撮っていると、かんみ♪さんが「あっ!!営業時間が変わってる!!」と。
 よーく見ると、なんと、開店当初は通し営業だったはずなのに、なんと14時から17時までが休憩時間にっ!!がぁぁぁぁんっ!!僕たちが行ったのは、なんと15:50だったのです……。
 しょぇーーー……。一時間ぐらいどこかで時間をつぶさなければならないのかぁ……。と思いつつも、図々しく「とりあえず入ってみましょう」と門をくぐっていく僕。
 すると、お店の女性と男性が出てきてくださり、「鍋をあたためる時間をいただければラーメンお出しいたしますよ」とおっしゃってくださったのですっ!!
 なんちゅーホスピタリティっ!!
 遠くから食べに来るお客さんがいるので、よくこういうことがある、とのこと。申し訳ございません……お言葉に甘えて……。
 
 門の右側には、真っ黒いレトリバーのやまとくん。人なつっこいワンワンでした。
 門の左側には、喫煙所兼ウェイティングスペース。そこには、天下一品の年表が貼り出されておりまして、眺めていると、今まで知らなかったことがいろいろと書いてありました。天下一品の公式サイトには、実はこういう年表が載っていないので、非常に貴重な情報源です。(写真参照)
 
 お庭を見たりしてから、店内へ。当然靴を脱いで上がります。
 玄関にも、たくさんのお花が飾られております。
 休憩中だったはずの女性に身分を明かして写真撮影の許可をお願いすると、どうぞどうぞ、と店中を案内してくださり、奥の中庭や、その奥の座敷のお席や、蔵の中の特別席まで見せてくださいました。
 
 入ってすぐのところの席は、和室に部分部分カーペットが敷かれた上に白木のテーブルが置かれた椅子席。
 廊下の、普通の和風家屋だったら書か絵が飾られているところに天下一品のうんちくが書かれた額があったり。
 陶器のご趣味があるのか、いろんなところに美術工芸品が飾られておりました。
 
 この日の調理をしていたのが、直営店「御殿浜店」出身だという森口さん
 せっかくだから顔出ししましょうよー、と、女性のスタッフと共謀して(?)、上朝宮店の顔として登場していただいてしまいました(写真参照)。
 
 さんざんお店じゅうを歩き回っていろんなものを見せていただいた後、やっと着席する我々3人。
 運んできてくださったお冷やが、なんと焙じ茶。「お隣のお茶屋さんが毎日届けてくださるんですよ」とのこと。
 確かに、びっくりするほどの美味しさ。きっと、水も美味しいのでしょうね。
 
 そこでようやく鍋が温まったらしく、オーダーを。
 メニューを見ると、ラーメンの値段は普通のお店といっしょ!!これだけ豪華なお店だったら50円増しとかになっているのかな、と思いきや、意外な感じでした。単品にも凝っていて、牛肉と野菜のスタミナ焼き、鶏の唐揚げ、豚キムチ、手羽先の唐揚げなど、特製メニューが並びます。そして、おでんも始めたそうで、実はその香りがずーっと漂っていてあやうく頼みそうになってしまいましたが、この後の連食予定を考えて我慢。
 で、注文は、僕はこってりチャーシュー、680円。
 
 しばらくして出てきた僕のラーメン。
 ……ぎょぎょぎょっ!!
 驚愕の、赤どんぶり。なんと陶器製っ!!しかも、どんぶりの下の皿も赤。レンゲも、名入りの赤。全て特製とのこと。
 しょぇー、阿部専務、徹底してるぅぅぅーーっ!!
 
 そして、もっと驚いたのがスープとチャーシュー。
 スープは、今まで僕が食べてきた天下一品ラーメンとは全く異質なもの。見た目からして、ゲル状です。
 チャーシューは、約三分の一が脂身の、白くて美しい豚ロース。
 
 スープからいただいてみますと……うごわぁぁぁっ、旨い、旨すぎるっ!!
 どうすればここまで粘度を上げた上でこんなに美味しく調整できるのでしょうかっ?!
 若干塩気は濃いのですが、そんなことはこの濃厚スープのもとでは関係有りません。
 粘度は、本店越えのとぽとぽさ!!

 
 しかし、休憩時間中だったということもあるのか、麺は若干硬めで、僕にとってはそこが無念。でもこれは無理を言って入れていただいたこっちの責任、と考えました。
 チャーシューも、コレはおそらく一般の天下一品で使っているものより断然上のランクの豚を使っていることは間違い有りません。軟らかくて、しかし歯ごたえがあって、脂身も脂っこくなく、うまみが凝縮された感じ。
 
 そこへ、お冷やを注ぎに現れた森口さんに「なんなんですか、このスープの粘度はっ?!」と聞いてみると、「このくらいにまで調整しないと、僕は天下一品って言えないと思うんですよね」と、堂々とおっしゃいます。
 素晴らしいっ!!あなたのような人が全国の天下一品に増えてくれれば、ファンはもっと増えるのにっ!!
 
 まさに、「究極の天下一品」とも言える、芸術品のような一杯。
 
 スープを最後まで飲み干すと、普通の天下一品のどんぶりだと三分の一ぐらい残した状態で見えてくるあの言葉が底に現れました。
 「明日もお待ちしてます。」
 
 来たいですよっ!!来たいですけど、明日は無理っ!!
 またいつか、必ず、天下一品好きな人を連れて絶対に来ますっ!!
 
 それまで、★は満点にしないでとっておきますっ!!

  • 大阪から車で。高速を下りてから山道の一般道をひた走り、やっとやっと「朝宮」の文字が。
  • 地図上では、この細い道の郵便局の向こう側のはず……。
  • 「サンウェーブ」の看板を天一マークと誤認するほどの興奮状態で、ふと見ると左奥にdod1972さんの写真で見た古民家と開店祝い花がっ!!

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3位

天下一品 難波ウインズ前店 (難波(南海)、なんば(大阪メトロ)、大阪難波 / ラーメン、餃子、からあげ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/10訪問 2011/12/01

濃い!!熱い!!最適なバランス!!満点天一!!

 今年2011年が40周年、つまり1971年創業の天下一品ラーメン。京都北白川の屋台から始まり、1975年に店舗をかまえてから、全国224店舗 (2011/11/29 現在)にまでチェーンが拡がった、鶏と十数種類の野菜を煮込んで作られた完全にオリジナルの「こってりスープ」が人気のお店です。
 
 と、そんな「チェーン」の天下一品ですが、実はケンタッキーやマクドナルドのように「どこで食べても同じ」では無いのです!!
 京都北白川の総本店とその直営店はかなり近いのですが、それらのお店から独立して始めた個人のお店や、フードサービス会社が権利を借りて展開しているお店、その孫請けのような形で出店しているお店、など千差万別。そのため、いろんな天下一品を食べ歩くマニアが続出。僕もその中の一人で、すでに150軒以上のテンイチを食べてきました。
 そういった関係上、通常のレビューとは違ってかなり濃いこってりしたものになっていること、★の数も「天下一品総本店を5とした時に」という基準で採点しておりますことを、前もってお断りしておきます。
 
 というわけでこの難波ウインズ前店は、5年間株式会社天一食品商事で働いていた武嶋純さんという方が独立して2000年12月に奈良の「かしば店」を作り、続いて大阪に2003年5月に開いたお店です。
 ここが大当たりして、三重県に201年8月に「名張桔梗が丘店」を。そして4号店として2011年10月1日に「ジョイシティ伊賀上野店」をまたまた三重にオープンさせたのです。
 
 ちなみに、その伊賀上野店は2011年10月1日にオープン。なんと、「10月1日」は「天下一品(テン・イチ)の日」。もうそれだけでも、武嶋さん、どれほどテンイチ好きやねんっ?!という感じです。そして今年2011年1月、武嶋さんの会社「有限会社タケシマ」は難波に本社を移して「株式会社スマイルファクトリー」に社名変更。「日本一の笑顔と愛想の良い接客」をテーマに、社内での勉強会なども徹底して行いながら新時代の天下一品のトップを目指そうとしているようです。
 【出典 株式会社スマイルファクトリーホームページより http://www.smafac.jp/
 
2011年10月
 大阪天一47店舗を全店制覇し終えて、大阪滞在を終えようというその日。
 僕はふと、難波ウインズ前店に行こうと思い立ちました。
 そんなことをTwitterでつぶやいたら、大阪制覇をお祝いしてくださる方が続々と集まり、プチオフに。
 久し振りにいただく、難波ウインズ前店の豚トロチャーシュー。
 サービスも、過去の思い出通り。
 そして出てきた、僕のテンイチは、やはり大阪ナンバーワンでした。
 というか、おそらく総本店を越えてしまった味でした。
 その秘密は、やはり豚トロ。甘じょっぱく煮込まれたとろっとろの豚トロが天下一品こってりスープと混じり合うことによって生み出す、「次のレベル」の味。
 日本料理やフレンチを採り入れた独創的な中華料理を「ヌーベル・キュイジーヌ」と呼ぶのならば、この豚トロチャーシューは「ヌーベル・テンイチ」。
 40年の月日をかけて親しまれてきた天下一品ラーメンの味。総本店が最高に決まってる、と信じてきた天下一品ファンの僕に、総本店より美味しい天下一品が存在するんだ、ということをあらためて教えてくれました。
 
 まだまだ、北や南に強敵がいるかもしれません。
 が、「難波ウインズ前店」を越えられる店が存在するとしたら、それはもう、とてつもなく凄いこと。そして僕にとっては嬉しいこと。
 これからも頑張ってくださいっ!!また何度でも食べに来ますっ!!


2009年11月
 今、「東京天一全店(24店舗)制覇大作戦」( http://u.www.doom.now.cc/katoh/diarydtl/12199/ )が、大阪出張(?)のために中断中ですが、これだけ天一が多い関西で行かないのもなんだよな、と行き始めたら、旨い店ばかりでどぎまぎしておりました。
 
 で、食べログ内では比較的評価が高いようだった、この難波ウィンズ前店に、行って参りました。
 ここに天一があるのは知っていたのですが、なんばパークス側から見た外観がどーんとマークがあって、なんとなくおしゃれっぽかったので、古い店ほど美味しいんじゃないの、という先入観があって、以前までは行ったことがなかったのでした。
 が、今回はなんたって「1日2食天一」を自分に課してがんばってきましたので、ここでくじけてはいかん、と入ってみることにしたのです。
 
 で。面白いことに、このお店、パークス側から見ると入口が小さくて不思議な感じなのですが、実は、反対側が正面入口。この派手な入口は、裏口だったのでしたっ!!
 高速道路の下なので、こんな芸当ができたのだとは思いますが、裏側の正面入口(←変な日本語)も、これまたちょいとおしゃれで、入口左側にカフェっぽい丸いコーナーがあったりして、「むむむ、これは女性向けの店?」とか、ちょいと一瞬引きました。
 がっ!!
 入口脇にあったメニューのPOPを見てみたら……「当店オリジナル!とろける美味しさ。豚トロラーメン1000円」というメニューがっ!!
 前日に食べた天下一品 法善寺店もとんでもないオリジナルメニューがありましたが、これまた、脂身好きの僕にはたまらんメニューでありました。
 
 で、入ってみると、スタッフのほとんどが女性で、男性は一人。厨房も女性。で、すごくこざっぱりした店内で、イタリアンのカフェみたいな雰囲気。
 
 荷物を入れる籠を置いてくれたり、壁やテーブルの角にハンドバッグをかけるフックが付いていたりと、細かい気遣いが行き届いています。
 にんにく、青ネギの量、麺の硬さも注文できますよ、というPOPも貼ってあったりして親切。
 ベッキーのきゃわゆいポスターも、他店で見たことがないようなのまでいっぱい貼ってあり、なおかつご本人のサイン入りポスターまでっ!!わーい、ここ、ベキ子来てるんだぁっ!!(←ファンなのがバレるぞ)
 
 で、いつもだったら僕のデフォルトの「チャーシューメン」を頼まなければいけないところ、「店長おすすめ」の文字に負けて1000円もする「豚トロラーメン」を注文。
 なんと、半熟玉子もトッピングしませんでしたっ!!(←ビックリマーク付けるほどのことか)
 
 注文してからあらためて店内を眺めると、女性スタッフ陣の気配りや目配りのさりげない鋭さが光ります。そして、元気もいい。
 ……でもなぁ……女性が天一のスープを作ったら、薄めの女性受けしそうなヤツにしちゃうんじゃないかなぁ……という不安をちょっと持ちながら待っていると、男性スタッフが「お待たせしましたー」と運んできてくださいました。
 
 一目見て「おっ?!」と声が出てしまいました。
 濃いっ!!
 そして、上に乗っている豚トロ、でかっ!!そしてとろっ!!
 いつもならスープからいただくのに、いきなり豚トロにいってしまいました。
 半分ぐらいが脂身の、でも、しつこくなく醤油ダレでチャーシューっぽく煮込んであり、そう、巨大な角煮を薄切りにしたようなイメージの二枚肉。
 こりゃたまらんっ!!
 そして、はたと気づいてスープ。
 ……熱っ!!あっちっちっちっ!!しかもどろっどろっ!!しょっぱさもいいかんじの濃さ!!
 天一のスープを飲んで「あつつっ!!」と思ったのは、もしかすると初めてかも。なんでここまで熱いんだっ?!熱くできるんだっ?!この熱さが、けっこう最後まで残っていたのですよ、不思議なことに。……あっ、丼の下にお皿が敷いてあったということは、もしかすると丼をキンキンに(?)暖めてあったのかもしれません!!
 
 で、麺っ!! お見事っ!! 軟らかめだけど、まだ芯を残していて。熱いスープの中で、食べ終わるまでの間に、ちょうど本店並みの軟らかさになるように企まれているかのよう。
 
 そしてあらためて豚トロに戻りますと。
 ……んまーーーいっ!!
 
 で。
 なんでこんなに感動したのか、わかりました。もしかすると、おそらく僕にとって天下一品ラーメンに足りなかったのは(足りないものがあったなんて今までは考えもしませんでしたが)、少々の脂っぽさ、だったのではないか、と。だから、僕はチャーシューにこだわっていたのではないか、と。
 以前、天下一品 京橋店で角煮ラーメンを食べたことがあり、それも感動したのですが、鶏と野菜から作られたどろどろコラーゲンスープと、煮込んでゲル状に近くなった豚の脂身とは、食感が近くて、そこに軟らかめの麺がまた合うのではないか、と。
 
 完食し、お金を払うときに、「旨かったっす。この味の天下一品は他には無いんですか?」と聞いたら、「うちと、奈良のかしば店だけですね」とのこと。
 食べログには未登録ですが、「天下一品店舗情報」( http://www.tenkaippin.co.jp/cgi-bin/shop/nara.cgi )に載っているかしば店(香芝市上中788-1
0745-71-5666)が、系列店のようです。
 大阪キタとか東京に無いのが残念……。
 
 総本店好きの皆様、是非行ってみてください。


※食った直後の速報レビューっ!!

 参りました。
 僕の天下一品ラーメンに関する採点は、京都北白川総本店を☆☆☆☆☆として考えているのですが、ここはむちゃくちゃ旨かった!!
 お店の人たちの勢いとお店の雰囲気とメニューのオリジナリティーと、スープの濃さと、おそらく僕が今まで食べてきた天下一品ラーメンの中で最も熱いスープと、そのスープに最も適切な軟らかさの麺と、オリジナルの具「豚トロ」のマッチング具合!!
 もう、ラーメンだれもからし味噌もにんにくも、何も追加しないままに一気に完食!!ほんとーーーーっに、うまいっ!!
 今日までの5日間で、京都総本店から順番に8軒目の天一なのですが、オリジナリティー、という意味では本店を超えてるかも……!!
 
 このお店と出会ってしまったせいで、今までの大阪天一の採点を見直さなければならない事態になりました。
 
 いやー、大阪天一、レベル高いですねーっ!!
 
 なんとかして、天下一品 寝屋川店で「超こってり」を食べたいものです……。ちょっと遠いなぁ……。

  • なんばパークス側から見たところ。実は裏口。
  • 実はこっちが正面入口。
  • 店頭のメニューPOP。

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4位

天下一品 中央通り店 (あおば通、広瀬通、仙台 / ラーメン、餃子)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/10訪問 2011/10/21

震災で無念の閉店「天下一品こむらさき店」のDNAを受け継ぐ、濃厚仙台天一!!全国の天一ファンは今こそ仙台へ!!

 京都北白川の屋台から身を興し、今ではそこに総本店を構え、全国に2011/10/17現在、223店舗を展開する(天下一品HPより)ようになった天下一品ラーメン。その「こってり」という語感から豚骨ラーメンと勘違いされることもありますが、実際は鶏と十数種類の野菜を煮込んで作ったベジタブルポタージュのスープです。

 そして、特大チェーンでありながら、この仙台中央通り店を生んだ仙台こむらさき店(震災で閉店)を始めとして、独特な、支店ごとにかなりの自由裁量を許したチェーン展開をしているため、その店ごとの違いを知ろうと一軒一軒食べ歩くマニアまで生み出すことになってしまいました。実は僕もその一人。
 ですので、通常のレビューとは一線を画しておりまして、採点はあくまでも天下一品の中での星の数。そして、普通に食べている方には不必要な情報までもが含まれておりますことを前もってご了承ください。
 
 
 東北に無料公演に出かけたウチの劇団。途中、仙台でも公演を行いました。
 目と鼻の先まで津波被害に遭い、市内でも家屋やビルの全半壊の被害に遭った仙台。

 震災直後に天下一品HPを見たら、宮城県の4店舗は全てが休業。心配で、その後も折に触れて見ていたら、ある日、「こむらさき店」と「台原店」の名前が「宮城県の店舗一覧( http://www.tenkaippin.co.jp/shop/prefecture.php?id=4 )から消えておりました……。
 こむらさき店は、学生時代の1980年代に食べに来て、天下一品ラーメンと熊本のこむらさきのラーメンを同時に出している不思議な店、として印象に残っておりまして、いつかまた来てみたい、と思っておりました。
 ネット上を探してみたところ、「東北ブログ」というブログにその由来が書かれておりました。

【「東北ブログ」( http://blog.livedoor.jp/anagma5/archives/2005-10.html )より】
----------「天下一品こむらさき」の千田晃久会長がうまいラーメンを求めて全国を歩いていたとき、まず京都の「天下一品」に出会い、ぜひ暖簾分けをと願い出たが、当時天下一品は屋台のラーメンであり暖簾分けが叶わなかった。そこで当時惚れ込んだもう一つの店である熊本の「こむらさき」の暖簾を分けてもらい仙台に店を出した。その後、京都の「天下一品」も店を構え、晴れて暖簾分けされた。そのような経緯もあって、仙台の天下一品ラーメンを出す店は「天下一品こむらさき」という名前になったのだそうである。----------

 ……熊本のこむらさきも、当時の天下一品も、太っ腹と申しますか、おおざっぱと申しますか……。まぁ、当時は今ほどいろんなことにうるさくない時代だった、とも言えるのかもしれません。このような流れから来ているので、こむらさきから独立した盛岡店でも、天下一品にはあり得ない、しかし盛岡でラーメンと言えばコレ、という「縮れ細麺」が使われているでしょうね。
 が、そんな天下一品こむらさき店が閉店。地震の影響らしい、という噂だけしか耳に入ってきていなかったのですが、Twitterでつぶやいてみたところ、「明日はどっちだ」というブログに4月1日に解体前の店に貼り出されていたという張り紙の写真があることを教えていただき、その後検索をかけてみたところ、「頑張っています!!仙台、宮城のラーメン店」というサイトにこの張り紙をちょっと書き換えた文章が載っていることがわかりました。

【4月1日に国分町の天下一品こむらさきに貼り出された張り紙より(出典:「明日はどっちだ」ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/blackmoon729/62492378.html 「頑張っています!!仙台、宮城のラーメン店」 http://www.sendairamen.com/cgi-bin/view/view32.cgi?mode=frame&no=2 )】
 30年と21日目、2011年3月11日、営業中に激しく大地が揺れた。人類史上4番目のマグニチュード9の地震が起きた。こむらさきの入っているパーキングビルの損壊は大きかった…。あちこちで鉄柱が曲がった。専門家が立ち入り禁止の赤紙を貼った。ビルのオーナーは もう建て替えしかないと判断した。
 こうして30年の店が空っぽになった。国分町の人達に別れの挨拶さえする余裕もなく、出て行く。こうなるのなら30周年のイベントや感謝セールを早めに催しておけば、、と悔やまれる。別れはいつも突然。夫婦とも、まだこの不条理な出来事を感情が消化できていない。
 しかし最後に言う言葉は30年前から決まっていたのかも知れません。「この店に食べに来て下さった全てのお客様、本当にありがとうございました。」

 ※再開と復旧に必死のためか、こむらさきグループのホームページは改訂されておらず、いまだにこむらさき店と台原店の名前が残っております。( http://www.goodnews-21.com/ )
 
 今回の仙台滞在(一日)で、一応こむらさき店のところに行ってみたところ、完全に更地になっており、工事用の壁が張り巡らされておりました。悲しい……。
 しかし、悲しんでいる場合じゃありません。こむらさきのDNAを受け継いだ中央通り店と仙台バイパス店は残ったわけですから、そちらを応援しようじゃありませんかっ!!
 ……というわけで、まずは昼はこの中央通り店へ。( その晩仙台バイパス店に行こうとしたら、営業時間を確認していなくて後から21時閉店ということを知り訪問を断念いたしましたが……。 )
 
 
 仙台駅から続く大きな青葉通りの一本北側、通称中央通りアーケードを、愛宕上杉通りから入ってすぐ右側。1階が履物屋さん、という雑居ビルの1階の奥に、このお店はありました。
 入口は、そのビルに入っているお店の看板やら張り紙やらでごっちゃごちゃ。その中で最も目立つ看板が「こってり」と書かれた木の看板。……僕にはわかるけど……一般の人が見たらどう思うのっ?!
 よーく見ると、ラーメンどんぶりから麺が持ち上がったり下りたり、という動きをする動く看板があったりして、なんだかもう、いかにも1980年代を思わせるたたずまいです。
 なんか、奈良の東向店を彷彿とさせる雰囲気。
 
 その1階の通路を入っていくと、次々と看板があり、細い通路を抜けたところに「ラーメン横丁」という赤い提灯が……。天下一品だけじゃなくて他のラーメン屋さんも入ってるの?!と思ったら、その提灯の向こうの右側に巨大で派手な「天下一品」という暖簾があり、左側は壁。つまり、天下一品だけ、ということ。
 その暖簾の右隅には「こむらさき」と書かれております。こむらさき店の支店である、というより、天下一品の支店である、ということに表向きはなっているので、こういう控えめな表現方法なのでしょう。
 
 これを読んでいる方はおそらく仙台の方が中心かと思われますので、東京在住で現時点で全国の223店舗中151店舗を食べてきている者として解説させていただきますと。
 天下一品には、京都総本店の「直営店」が全国に15店舗(本店・今出川店・九条店・唐崎店・木津川店・佛大前店・高円寺店・神楽坂店・1号線下鳥羽店・御殿浜店・祇園店・知恩院前店・堅田店・三郷店・豊郷店)あり、それ以外は全てフランチャイズ。そのフランチャイズの中にも、本店出身の方が個人で始めたお店、本店出身の人が法人を作って何店か経営しているお店、フランチャイズのお店から独立した人が出店した個人店、そして「天下一品ラーメン」に商品価値を見いだして権利を買っているフードサービス会社が展開している、ちょっと血が通っていないお店、などが存在します。
 そして、それらは基本的にスープは滋賀県にある「株式会社天一食品商事」から、麺は京都市にある「株式会社タックフーズ」から、それぞれ仕入れることになっていると思われます。僕が知る限り、公然と存在する例外は、広島に本社を持って西日本の天下一品を一気に展開している「ベスト天下一品株式会社」。ここは、「ベスト天下一品食品製造部」という工場を持ち、スープ工場も2004年に作っていることが、その会社概要に記されております( http://w101.jp/content10.html )。もっとも、このベスト天下一品傘下のお店でも、直営の7店舗以外ではかなり自由な展開をしておりまして、博多駅前店では「リゾット」まで出してしまっているくらい!!
 ……というわけで、「こむらさき店の支店」というのは事実上存在しないことにしておかないといけないわけですが、実際は、一つのお店が成功してそのオーナーが次々と系列のお店を増やしていく、というケースがかなり多いですね。そして、そういうのを調べていくのが楽しくて、僕はこんなにたくさんの天下一品ラーメンを食べ続けてしまっている、というわけでした。
 
 で、話を元に戻しますと、この中央通り店は今は無きこむらさき店の支店。
 自動券売機で買ったチケットにも、「こむらさき」と書いてあります。
 ちなみに、天下一品ラーメンでは自動券売機を使っているお店は稀でして、大阪の天六店系列と、東京では吉祥寺店しか僕は知りません。
 
 で、その自動券売機ですが、かつて、熊本ラーメンこむらさきのラーメンも並行して出していた時期の名残か、「天下一品ラーメン」と記されていて、他店では「あっさり」と称される醤油ラーメンは「和だしラーメン」に該当する感じでしょうか。が、おそらくこれも天下一品本店系の「あっさり」ではなく、ここだけのもの、と思われます。
 
 で、僕は「天下一品ラーメンチーズ入り・土鍋」のボタンをプッシュ。
 土鍋のチーズ天一というのは、当然東京にもその存在が響き渡っておりまして、一度食べてみたい、と思っていたのでした。
 
 店内は、鍵の字型のカウンターで、中は厨房。丸見えです。
 そして申し訳程度のテーブル席も8席ほど。
 カウンターに座りたかったのですが、テーブルに案内されまして無念……。
 ちょっとのぞいた感じだと、天下一品ラーメンの秘密と思われる「湯煎テーブル」が、普通にキッチンのテーブルとして使われているのがわかったくらいです。
 
 食券を渡すと、引換えに天下一品の小どんぶりに入ったゆで卵を渡されました。サービスなのですね。今はどうだか知りませんが、こむらさきではゆで卵が無料で食べ放題で、ラーメンを食べる前にゆで卵でお腹いっぱいになった、という話まで聞いたことがありますが……。
 
 ゆで卵を食べながら店内を観察。
 ……って、いきなり後ろに、「ちどりや」と書かれた麺箱が積み上げられております。……麺、タックフーズじゃないんだ……。
 卓上のニンニクも、天下一品標準の「辛子ニンニク」ではなくて、普通の白いおろしにんにく。もう、なにもかもがいわゆるフランチャイズとはまったく違います。さすが、創始期の「暖簾分け」ですね。
 
 と、そんなことを考えていたら、僕のチーズラーメン到着っ!!
 ……ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!煮立ってるぅぅぅぅぅぅっっっっっ!!
 「土鍋」ってくらいなので覚悟はしていたのですが、本格的にぐつぐつしていますっ!!
 仙台の皆さんにとっては普通なのかもしれませんが、僕が知る限りこんなものを出しているのは仙台だけですっ!!
 チーズが完全に混ざる前に、スープの味を確認。
 ……あれれれれれれれれれっっっっっっっっっっっ?!?!?!
 これ、京都の天下一品の味と違うっ!!しかし、うまぁぁぁぁぁぁぁぁいっっっっっっっ!!
 熱くてよくわからないんですが、へたしたらこっちの方が美味しいかもっ?!少なくとも、僕独自の天下一品粘度五段階評価では間違いなく「5」。総本店と同等か、それ以上です。味
も、ちゃんと天下一品ではあるのですが、よりまろやかと申しますか、鶏の占める割合が高いような……?!

 まままままままさか、こむらさき系列は、木村社長から製法を教わって独自にスープを作っているのではっ?!
 一杯食べただけでは断定はできませんが、少なくとも、これまで食べてきた天下一品ラーメンとは違うと断言します。もし万が一滋賀から送ってきたものを使ってここまでにしたのだとしたら凄いことですが、これは旨いです。
 
 チーズを溶くと、そのこってり度の破壊力は強化され、先日奈良県の桜井店で食べた「背脂入り」どころではないどろどろさ加減で、しかし極悪な感じにはならずに優しく脂分とまろやかさを増やしてくれており、「鶏と十数種類の野菜」が魅力の天下一品ラーメンに「牛の乳と脂」を加えた、天下一品の魅力を昇華させたメニューとなっています。
 麺は、縮れ気味の平打ち麺。これが意外にもこってりスープを抱きしめて口の中に入ってきてくれます。
 
 もうこれは、「京都北白川本店 創業40周年の天下一品」ではなく、「仙台で創業30年 天下一品こむらさき」という、まったく別な美味しいこってりラーメンですっ!!ヤバイですねぇ、工場から送られてきた材料をちゃちゃっと合わせて出しているだけの一部のフランチャイズ天下一品さん。「天下一品愛」が高じると、ここまでのものが出来上がってしまうのですよ。そのうち、天下一品こむらさきグループ東京進出、なんてこともあり得るかもしれません。
 
 が、しかし。
 その前に。
 仙台の夜の街は、呼び込みのお兄さんだけが目立ち、酔客がほとんどいない状況でした。市内のビジネスホテルは復興支援の人たちで満室ですが、さすがに平日夜はそんなに飲み歩かないのでしょう。
 
 いざ、全国の天下一品ファンの皆さん。こむらさきグループ支援のため、そう、それだけのためだけにでも、仙台に行きましょうっ!!こんな天一、もう、おそらく他にはありませんっ!!少なくとも僕は東京・埼玉・神奈川と大阪・兵庫を全店舗を食べ尽くしましたが、ありませんでしたっ!!
 仙台で中央通り店と仙台バイパス店で食べて、牛タンの居酒屋でガンガン飲んで、おみやげをいっぱい買って帰るだけでも支援になります。是非、この機会に、今だからこそ仙台天一へっ!!

 
 
 ……ちなみに、この日は「天下一品祭り2011」の最終日。帰りがけに「あのぉ……くじ引きは?」と聞くと、「あぁ、もうなくなっちゃいました。すみませーん」とのことでした……。そうだ……人気店は、くじが最後まで残らないんだった……。がぁぁぁーーーーんっ……。祭り的には、とてつもなく無残な最後となりました……。

  • 雑居ビル1階の奥にあるようです。いきなり「こってり」って看板ってっ!!
  • 箸が麺を持ったまま上下します。高円寺の「そばの吉野家」で見たなぁ。
  • 通路を奥へ奥へと。

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5位

無鉄砲 東京中野店 (沼袋、野方 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2011/08訪問 2010/09/12

超どろどろ豚骨の頂点・無鉄砲、東京見参っ!!ひれ伏すみうたんパパ!!

 限りなく奈良に近い京都府木津川市に本店を構え、「豚の骨」「無鉄砲つけ麺 無心」「無鉄砲 大阪店」「無鉄砲弟子がむしゃら」「シドニーがむしゃら」などを展開してきた、豚骨と水だけを煮込み続けて産みだしたコラーゲンたっぷりのどろどろスープの無鉄砲グループが、ついに東京進出っ!!野方の「つけ麺 無極」に続いて、ここ沼袋についに「無鉄砲」がっ!!
 意外なことに無鉄砲グループの店主・赤迫氏は宮崎県の風来軒というラーメン店出身、と、ラーメン王の「こば」さんがTwitterでつぶやいていらっしゃいました。
 
 天下一品ラーメンを始めとしてこってりラーメンが大好きな僕ですが、こってりならなんでもいいわけではなく、もちろんあっさりしたラーメンで美味しいお店は美味しいと感じられるわけです。
 が、そんな中で、無鉄砲 大阪店でいただいた時の強烈な印象は忘れられず( http://r.www.doom.now.cc/osaka/A2702/A270202/27005006/dtlrvwlst/1187422/ )、いつか奈良の方のお店にも行ってみたいな、と思っていたのでした。ただ、本店にしろ「豚の骨」にしろ「無心」にしろ、車でしか行けない場所にありながら2時間3時間待ちは当たり前、という超行列店。二の足を踏んでいるうちに流れてきた大ニュースが、「無鉄砲東京進出」でした。しかも、「中野」に2店舗できる、とのことっ!!そして開店日の発表っ!!…………がーーーーんっ……そのあたり、僕が逆に名古屋と神戸に行っちゃってるじゃーーーん……。
 というわけで、ツアー中に、いろんなラーメン好きの方々が無鉄砲 中野店と無極に行かれたレポートを読みながらうずうずしておりまして、帰京するやいなや、行って来ましたっ!!
 
 中野店、とは言っても正確には西武新宿線の沼袋。中野駅南口から「練馬」行きの京王バスで10分ほどのバス停「江古田4丁目」で降りて1分くらい歩いた新青梅街道沿いに、無鉄砲はありました。

 夜20時過ぎ、行列は無し。これは、ラッキー、というよりもまだ東京で無鉄砲が浸透していないだけ、と思われます。きっとすぐにラーメン雑誌やテレビにつかまって大人気店になってしまうことでしょう。行くなら、今です(2010年9月現在)。

 店内に入ってすぐ左側に自動券売機。「何にしようかなー」と迷おうとしたら、「とんこつラーメン750円」のボタンと「とんこつチャーシューメン1000円」と「ギョーザ(6コ)400円」のボタンがが4つずつ並んでましたっ!!
 で、とんこつラーメン、にしました。
 買うと同時に、「どうぞこちらへっ!!」と奥の方の壁際の席を案内されたのですが、カウンターの一番左端のスープの鍋がよく見えるところが空いていたので、「あっちでもいいですか?」と言ったら「いえ、あそこはスープの鍋があるので店内で最も暑い場所なんです」とのこと。「いえいえ、作ってるところを見たいので、是非あちらに座らせてください」と、自ら「最暑席」着席を志願しました。
 そして、麺の硬さと脂とネギの量を尋ねられたので、麺は普通、こってりでネギ多め、でお願いします。
 
 席に座ってみると、確かに暑いっ!!スープの熱気が直接襲いかかってきますっ!!本望ぢゃっ!!
 巨大な寸胴に突っこまれた船のオールのような棒でガコンガコンとかき回しているのは、もしかすると赤迫店主。
 厨房内のスタッフの動きは、大阪店で感じたときと同様にテキパキしていて無駄が無く、ほれぼれするようなカッコよさ。
 
 やがて、僕のとんこつラーメン・こってり、登場っ!!
 うほほーーーーいっ!!
 ……しかし、あれれ、大阪店で感じたときのような「凶悪」な感じでは無くて、むしろ美しささえ感じる盛りつけでした。
 もちろん、背脂はボタン雪のように降り積もり、シチューのような豚骨スープは見た目からして「絶対箸が立つなぁ」って感じ。
 まずは、いても立ってもいられずにスープを一口。
 …………どっしぇーーーーーーーーーーーっっっっっっっ!!美味しぃぃぃぃぃぃっ!!
 とろーりとした食感、見た目は脂がきつそうなのに、ちっともそんなことは無くむしろとろーんとしてまろやか。
 麺をいただきますと、札幌ラーメンのぶっといヤツ、って感じの中太麺。「普通」だと、ちょっと軟らかい感じがしますね。次からは硬めで頼もうっと。
 
 縮れた太麺が、スープをたっぷり抱き寄せながら口の中に入ってきて、この上もない幸せ。
 次第にどろどろに慣れてきたところで、塩分が欲しくなってくるのですが、そんな時にもってこいなのが卓上の「ニンニク醤油」。ちょろっとひとサジ入れただけで、キュッと締まった新しい味が展開します。
 
 と、食べ進んだところで女性スタッフが話しかけてきました。
 「どうですか、こってりスープ?」と。
 大阪店でもそうだったのですが、どんなに忙しくてもお客に一言ずつ声をかけるんですね。素晴らしい。
 「僕は大阪店で食べたことがあって忘れられなくて」と言ったら、「あっ、そうなんですか」と。
 「でも、大阪店はもっとぎとぎとしていたような気がしますが」と言うと、「シャバい、って言われたくない、ってことで、かなり濃くしてるらしいですね、大阪店は。ウチのが、本店のと同じ味です」と、断言。しょぇー、凄い自信。……まぁ、本店の店長さんが来てテコ入れしてるんですから、そりゃそうか。
 「どろどろしていますけど、ラードとか一切使わないで豚骨と水だけを炊き込んで作ったコラーゲンたっぷりのスープですから、安心してお召し上がりください」とのことで。
 
 結局、大阪店の時と同様、少食のはずの僕が完食。
 なんというのでしょう、食べ始めたら止まらない味、と申しますか、麺もスープも飽きない味、と申しますか、最後の一滴までお店の心意気が詰まっている、と申しますか、久々に感動を覚えた一杯でした。
 
 もう、これは、完成品ですね。
 いえ、きっと、これは食べられない、っていう方もいらっしゃるかもしれませんが、天下一品難波ウィンズ前店と同様、これ以上何もしようがない、豚骨ポタージュの一つの到達点なのではないでしょうか。
 今度はきっと、誰かを連れて食べに来ることになると思います。そしてその後もきっと何度でも。
 
 
 最後に一言。
 ……新高円寺の「豚骨ラーメンじゃぐら」……負けるなぁっ‼

  • 江古田4丁目バス停徒歩1分。
  • 自動券売機。同じボタンが4つずつ。
  • 卓上セット。ニンニクと海苔食べ放題。

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6位

無鉄砲つけ麺無極 (野方、都立家政、沼袋 / つけ麺、ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2011/08訪問 2010/09/12

超どろどろ豚骨の頂点・無鉄砲グループのつけ麺専門店、東京見参っ!!ひれ伏すみうたんパパ!!

 限りなく奈良に近い京都府木津川市に本店を構え、「豚の骨」「無鉄砲つけ麺 無心」「無鉄砲 大阪店」「無鉄砲弟子がむしゃら」などの系列店が関西ラーメン好きのハートをキャッチ。無鉄砲のことを「ムテ」と呼ぶ「ムテおたく」と言われる人たちまで産みだしてしまったほどの人気店が、ついに東京進出っ!!その第一弾がこの野方の「無極」、第2弾が沼袋の「無鉄砲中野店」なのですっ!!
 豚骨と水だけを煮込み続けて産みだしたコラーゲンたっぷりのどろどろスープは、きっと東京のラーメンファンの心も鷲掴みにすることでしょうっ!!
 僕の無鉄砲体験は大阪店のみ。そのどろどろっぷりにアゴが落ちそうな感動を味わったことを覚えています。が、「つけ麺無心」には行ったことが無かったので、この「無極」に行くのをどんなに楽しみにしていたことかっ!!
 
 で、このお店の開店時には逆に僕が名古屋と神戸にいたので、関西から帰ってきてすぐにまず「無鉄砲中野店」に行き、翌週にこの「無極」に行って参りました。
 高円寺駅北口の真ん前から「練馬駅行き」の関東バスに乗って、「野方消防署」バス停下車。ちょっと戻ると、丸山陸橋の下の丸山交差点角に、ど派手な外観で気合いのこもった店が見えました。
 
 午後8時、行列無し。
 店内に入ってみると、カウンター12席の店内はほぼ満席。
 ホールは南米系のとても日本語が上手な女性2人。厨房には男性と女性。……あっ、あの人が、ムテファンの間で有名な女性店長だぁっ!!(←なぜお前が知っているっ?!)
 
 自動券売機を見ると、つけ麺のみ。並200gと中280gが800円、大400gが900円。あとはトッピング。「しめ雑炊(魚粉付き)小ライス」なんていうのもあります。なるほどね、あのどろどろスープにご飯を入れて食べよう、ってわけですね。んーーむ、若い人はやるんだろうなぁ……。
 で、関西ラーメンの先生・tanichanさんのレビューに載っていた写真に舌なめずりしてしまったので、「肉増し」も。

 などと考えていたところに、僕のつけ麺並肉増し、到着。
 ……こ・この麺、うどんかっ?!、と、心の中でツッコミました。
 これが噂の、東京の有名つけ麺店に教えを請うた、という自家製麺かぁ。うんまそーっ!!
 前週食べた沼袋の無鉄砲中野店のとんこつラーメンは、見た目からして美しさが籠もった凶暴な感じでしたが、つけ麺になるとそこまでではなく、むしろ最近東京に溢れてしまっている野菜といっしょに煮込んだ「ベジタブルポタージュ」と勘違いされそうなおしゃれな雰囲気です。
 が、このお店のつけ汁は、オール豚骨。野菜無し。
 
 写真撮らせてもらっていいですか、と尋ねようとしたら忙しそうだったので、事後承諾でご容赦いただこう、と撮影していたら、なんと店長さんが僕のところにいらっしゃって、「あら、ありがとうございます、どこかに載せていただけるんですか?」とのこと。「あ、よろしければ、ブログに」と言うと、「是非是非。アドレスとか、教えていただければ」ってことで、食べログのアドレスが入った名刺を忘れてきてしまったので本業の名刺を渡して名刺交換。
 
 「いやー、そういうわけで、劇団をやってるものですから大阪の無鉄砲には行ったことがありまして、東京に来てくださるというので楽しみにしていたんですよー」などとおしゃべりしながらも、いただきます。
 
 うっきゃーーーーーっ!! これまた、美味しーーーーーっっ!!
 おーっと、忘れちゃいけない、せっかくの炙りチャーシューを冷まさないようにつけ汁の下に押し込み、あらためて麺をいただきます。
 もっちもちの極太麺が、とっろとろの豚骨ポタージュを持ち上げながら口の中に入ってきます。
 なんなんでしょう、この幸せ。
 麺が特別旨い、ということもあるのですが、無鉄砲のとんこつラーメンとともに、こだわりにこだわり抜いて煮込まれ続け、一切の妥協も許さない状態で提供されてきた一杯のつけ汁に、もはや、ただただひれ伏すしかないのです。
 もう、なんというのでしょう、塩分がどうとか、甘みがどうとか、もうそんなのどうでもよくって、ただただ「美味しいっ!!」と心の中でつぶやきながらいただき続けていく感じ。
 
 無鉄砲のところでも書きましたが、これは、これ以上何をどうともしようがない「完成品」なのではないでしょうか。
 適度な脂身のかなり大ぶりな炙りバラ肉の「肉」も、このつけ汁の前では添え物に過ぎません。もしかしたら、「肉」さえもいらないかもしれません。
 このつけ汁とこの麺。それだけで、一つの宇宙が形成されているかのような感動です。
 
 食べている途中でも店長さんが「つけ汁、すぐ冷めちゃうのでいつでも言ってください、温め直しますから」と声を掛けてくださいます。
 そういうのを、一人一人のお客さんに言っているのですから、ものすごいことです。
 
 それでも、一応後半戦は「ニンニク醤油」をちょろっと垂らしていただいてみましたら、あぁ……これまた美味しい……。

 こんなにたくさんラーメンを食べ続けてきてるのだから、もうちょっといい表現でこの感動を書き留められたらとも思うのですが、申し訳ありません、「感動」の前には言葉はいらないのだと思います。
 
 つけ汁を温め直していただくことなんて思いつく間もなく麺を食べ終えてしまいました。
 すると、すっと店長さんがいらっしゃって、「割りスープ、今日はお魚ブレンドなんです。これ、毎日変えているのでお楽しみになさってくださいね」と。……すごい。すごすぎる。ちゃんと、全てのお客の食事の進行状況を、観察するのではなく「見て」いるんですね。
 
 一杯のつけ麺に懸ける想い。
 そして、その想いがまさに形になった、無極のつけ麺。
 いつまでも、この感動をたくさんの人に与え続けてくださいっ!!
 
 最後に一言。
 ……新高円寺の「豚骨ラーメン じゃぐら」……ともに頑張ろうっ!!

  • 交差点の反対側から。丸山陸橋下。
  • ど迫力っ!!やる気満々。
  • 店外のメニュー。白いところに何が隠されているのかが楽しみです。

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7位

つけ麺 五ノ神製作所 (新宿三丁目、新宿、代々木 / つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2011/06訪問 2010/12/31

おそるべし、五ノ神製作所っ!!海老が苦手で少食なみうたんパパが茹で前270gの海老つけ麺を完食っ!!

 2010年12月24日オープン。高田馬場の名店「渡なべ」で修行された方が青梅線の「小作」駅近くに出店した(羽村から引っ越しされました)、魚介系どろどろスープの人気店「いつ樹」の支店だそうです。立川にある「青樹」はこちらのお弟子さんが立川の「らーめん たま館」に出店された後に卒業して、ついに立川駅北口に路面店を出されたお店です。

 ……実は2010年12月現在、「渡なべ」も「いつ樹」も新しい「青樹」にも行ってないんですが、らーめん たま館の青樹の印象は本当に鮮烈でした。

 大工事中の新宿駅新南口の改札を出て、タカシマヤタイムズスクエアのエスカレーターを降りて地上へ。
 タカシマヤ正面玄関前の信号を渡って真っ直ぐ、ビルの間を行きます。両側がビル、突き当たりが新宿高校のグランドなので、なんとなく真っ暗。「こんなところにつけ麺屋さんなんかあるの?」と不安になる感じ。しかし、突き当たりを右に曲がるとすぐ右側に五ノ神製作所はありました。

 「いつ樹」の看板は鯛が踊ってるヤツだったのですが(←写真でしか知らないんです……)、こちらはめっちゃリアルな海老がっ。おそらく同じ人が作ってるんだろうなぁ、と思って検索してみたら、銅板造形工房「Studio fu*mine(フマイン工房)」というところが当然特注で作ったとのことです。たまたまググっていたらブログを発見しました。( http://yaplog.jp/b-nicefellow/archive/723 )

 外から店内が良く見えるので入りづらいことは全くありません。
 
 中に入ると、L字形カウンター15席。壁が白、厨房の壁と天井は黒。スタイリッシュな内装です。
 入ってすぐ左に自動券売機。その隣にコップ。お冷やはセルフのようです。
 12月24日のオープン早々にいらっしゃったブロガーさんたちが「味噌」を頼まれていたのを何度か読みましたが、僕はデフォルトの「海老つけ麺 750円」を。特に、麺の量に関しては断り書きなどはありませんでした。

 低めのカウンター席、そしてこちら側の床からは一段上がった厨房。
 入って右奥の1番の席からは厨房内がよく見えます。

 スタッフは男性2人。
 「いつ樹」と書かれた麺箱から茹でるために持ち上げられた生麺は、見るからにゴワゴワ。
 夜20時過ぎ、1席を残して満席。全員男性。まだ、相当のラーメン好き、もしくはマニアじゃなければこのお店の存在には気づいていないでしょう。

 茹で上げる寸前に一本麺を取って試食。そして、つけ汁を器に入れて出す前にレンゲで試食。……一気に好感度アップ。コレ、やらない店が多いんですよねぇ。チェーン店は、まず確実にやりませんもんね。「一杯」に賭ける心意気を感じます……てゆーか、料理人なら当然のことだと思うのですが。

 卓上の箸は竹。
 卓上に置いてあるポットは、氷入りのお冷や(水)。「これ、スープ割用ですか?」と聞いている人が何人かいらっしゃいましたので一応。
 スープ割は直接スタッフに頼むのですが、「あっさり」と「濃厚」を選べて、熱々で出てくれるようでした。僕は割らないまま飲み干すタイプなので関係ないんですが。

 厨房の中には、大きなシルバーのバットにお湯を張ったものがコンロの上に。この方式、新中野の「澤神」以来、見ました。(←「いつ樹」が先だったらごめんなさい……そんな気がするんです……ていうか、青樹でも見たような気が……)
 お湯が張られたバットの中にはつけ汁用の器が並び、器を温めています。
 そして、具材を入れるのも、このバットの中で。徹底的につけ汁ができうる限り冷めないようにするための努力をしていらっしゃいます。
 なんという丁寧な仕事でしょう。見習っていただきたいお店の名前が20軒くらい浮かびました。

 しばらくして、僕のつけ麺到着。
 
 おぉっ?!麺の上にキャベツっ?!いきなり食べてみるとやはり浅漬け。……これまた新中野の「澤神」との接点っ?!(←これまた「いつ樹」が先だったらごめんなさい) 単調になりがちなつけ麺という食べ物に、「箸休め」を用意してくれる、というのは本当に画期的なことだと思うのです。
 
 つけ汁が赤身を帯びているのにもびっくり。「海老つけ麺」で、つけ汁が赤い、ってことは、海老の身だけなら赤くならないはずなのでこれはまさか殻までぇっ?!うほほほほほっ!!
 
 麺をなにも付けずにいただいてみますと、うにゃーーーーーっ!!すんごい歯ごたえのしかしぶりっぶりのやる気満々な断面真四角の極太麺。
 
 そしてつけ汁も単独で飲んでみます。……おほほほほほ、うみゃいっ!!実を言うと、僕、甲殻類って前向きには好きじゃないのです。特に、海老を鍋やみそ汁に入れたときの臭みがたまらなくいやで。がっ!!その「海老の臭み」は全く感じられず、なんというのでしょう、僕が嫌っていた「臭み」を完全に抜いて、本当の海老の旨みだけが上手に引き出されている、という感じです。

 つけ汁をレンゲで器の下の方からすくってみると、たっぽんたっぽんのつけ汁の中に脂身たっぷりのチャーシューの小間切れ、太めでザクザクのメンマや、大きめな三角形のメンマなどが沈んでおりました。

 茶色がかった極太麺を端で持ち上げると……重い。箸でちょっと持ち上げただけで重いと感じる麺。
 それを、ドロドロスープに付けていただいてみますと、むはーっ、うまいっ。口に入れたときには魚系と動物系の混合のドロドロが心地よいのですが、噛んでいるうちに、鼻の奥の方に海老が上がってくる感じ。
 香りは海老、味はどっしり豚骨と魚介の強烈タッグ、バランスも最高。

 途中で、だんだん苦しくなってきました。聞いてみると、茹でる前で270g、茹で上がりはその1.5倍ぐらい、とのこと……無理無理っ!!「少なめもできます、って言ってませんでしたね、すみません」とのこと。いえいえ、前もって聞かなかった僕が悪いんです。
  
 スープ割りせずにバランスよくつけ汁を飲んでいき、ちょうどつけ汁が無くなる寸前で、なんと麺を食べ終えてしまいましたっ!!うひゃぁぁぁっ、オレもやればできるんじゃんっ!!てゆーか、美味しいと食べちゃう、ってメタボリック症候群的に危険ちゃう?!……まぁ、こんなこと、滅多にあることではありませんからいいんですけど。
 
 最後につけ汁を飲み干す段階で、舌の上にジョリジョリした食感が!!……やはりこれは殻っ!!殻を粉になるまで砕いてるんですね!!
 
 一刻も早く「いつ樹」と「青樹」に遠征したくなっている自分がおりましたっ!!
 本当に本当に美味しかったですっ!!

 オープン間際で満点を付けちゃったら、これ以上美味しくなっていったらどうしようかとも思ったのですが、しょーがないです。現時点で本当に満足してしまったのでっ!!とりあえず他の部分での採点をちょいとずつ下げておくことで対抗しようかと……(←対抗になってないような……)。

  • コンパクトデジカメの限界を感じた外観写真です……。
  • コンパクトデジカメの使い方をもっとマスターしなければなりません、と感じた看板写真です……。
  • 「海老トマトつけ麺」が食べたかったなぁ……。

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8位

丸和前ラーメン (旦過、平和通、小倉 / ラーメン、おでん、バー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2011/11訪問 2011/11/10

小倉の屋台で出会った超弩級ヘヴィ級ジャンキーぎっとぎとラーメン、丸和前っ!!!!

 小倉の小文字通り沿い、旦過市場の横の旦過橋のたもと、日本初の24時間営業のスーパーマーケットだという「丸和」の前に夜だけ現れる屋台のラーメン屋さんだそうです。こちらの営業時間はなにしろ20:30〜翌4:30。「飲んだ後にどうぞ」と営業時間が語っているようなお店です。
 
 今回の北九州滞在では、北九州市内のラーメン屋さんは全部食べた、という食べログレビュアー「現場のゆっき〜特派員」さん( http://u.www.doom.now.cc/neokunno1/ )から前もってオススメ店舗をピックアップしていただいていたのですが、そのうちの一軒がこちらでした。

 平日22:00過ぎに屋台に到着すると、なんと満席。待っている間にいろいろ観察。
 ラーメンの屋台とおでんの屋台の二つを連結した、大型屋台で、看板などは無いので「本当にここが丸和前ラーメン?」とも思ったのですが、道路の向かいにある屋台には店名が書いてあったし、「丸和」の「前」だし、まぁ、ここでしょ、と思いつつ、食べログで検索してみたら、みなさんのレビューにある写真と同じだったのでよしっと。
 
 いやー、いーですねー、強烈な豚骨臭っ!!これじゃなきゃっ!!
 
 3人で行ったのでしばらく待ってすぐ座れました。ところが、座ったところはおでんの目の前。ラーメン屋さんでサイドメニューなんて頼んだことが無い僕が、ついふらふらーっと玉子と大根とネギ。……うみゃぁぁぁーーーいっ!!「すみません、ビールありますか?」「無いんですよ、ウチ、食事だけ」。あっ、そうか、博多と違って、小倉の屋台はアルコールは無しなんですね。
 おでんは、若干濃口のつゆで煮込まれているようで、パンチがあります。うみゃいですっ!!

 丸い鍋にびっちり詰まったおでん。見たこともないネタがたくさんあったのですが、ビールが無いのとともに、あんまり食べるとラーメンが入らなくなるのであきらめて、早速ラーメン600円を。
 いやー、みなさん、ビールも飲まずによく盛り上がってますねー、と思ったら……飲んでるぅぅぅっ?!……あぁ、持ち込みかぁっ!!目の前の丸和かローソンで買って来てるみたいでした。
 
 と、そこへ出てきた僕のラーメン。
 ……で・出たぁぁぁぁーっ!!どんぶりの表面がほぼ脂で覆い尽くされて、煮立った後の泡が浮き、コショウたっぷり、ネギたっぷりのギットギトとんこつラーメンだぁぁぁぁぁっ!!待ってましたぁっ!!
 
 白濁、なんて生易しいものではありません。濁濁ですっ!!もう、何色かと問われれば、豚色、と答えてしまいそう。
 
 正直なところ、魁龍にはこういうのを期待していたのですが意外にサラサラしていたので拍子抜けして愕然としていたのです。
 がっ!!ありましたね、夜ラーメンに相応しい、東京で言えばホープ軒か、かつての土佐っ子ラーメンの領域、博多・薬院の八ちゃんラーメンにはちょっと届かない、しかし強烈なジャンキーラーメンっ!!絶対に万人受けはしません。なので、高得点はつけていますが、これはぎっとりラーメンが好きな僕だからの点数です。ご注意くださいませっ!!
 
 スープからいただきます。……うっひょーーっ、しょっぺぇーーっ!!脂っこーいっ!!うんめぇーっ!!
 
 麺をいただきます。……若干やわめなストレート細麺。アリですよっ!! まとめてたくさん作ってるから、茹で加減にバラつきがあって当たり前。屋台では思いっきり心が広くなります。
 
 豚の何から何までを煮込んじゃったんじゃないの?!という疑惑さえ覚える、濃厚さ。もちろん臭みはあるのですが、そんなもの、この旨みの前には大きな問題ではありません。「パンチのあるラーメン」とはまさにこのこと。東京の醤油、札幌の味噌、九州の豚骨、と言うときに、これを出してきてがつーんとやっちまって欲しい、って感じです(←何を?!)。
 
 いやー、旨い。美味しい、じゃなくて、旨い。確実に内臓脂肪が5ミリ増えたことを実感します(←うそつけっ)。
 こんなラーメンを出してくれる屋台、地元にあったら、確実に毎晩通います。危険です。
 一緒に行った若者たちでさえ、「旨いですねぇ」と言いながらもスープは残しているのに、僕は完飲。
 
 いやぁー、そうそう出逢えることのない、超弩級ヘヴィ級ジャンキーラーメンでしたっ!!
 大好きっ!!……Ericさんやあちおさんにも食べてもらいたい……(←名指しっ!!)。
 
 ……ただ、とんこつラーメンに慣れていない方や美舌の方は避けておいた方がよろしいかと……。
 
 あと、この後行った道路の向かい側にある屋台「はる屋」のご主人から聞いたのですが、この周辺の屋台でラーメンがあるのは丸和前さんだけ。で、なんと、お酒持ち込みで「はる屋」さんでおでんで飲みつつ、丸和前からラーメンを出前してもらえるとのことっ!!丸和前が満席の時は是非「はる屋」へどうぞっ!!(←どっちの宣伝っ?!)

  • 丸和の前、っていうか、斜め前ぇっ。
  • 手前がおでんの屋台、奥がラーメンの屋台。連結されて一つのお店。
  • 食欲をそそる丸いおでん鍋っ!!

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9位

じゃぐら (新高円寺、高円寺、東高円寺 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ~¥999

2012/02訪問 2012/02/10

脂を使っていない豚骨のみの超濃厚スープと極太麺にひれ伏しましたっ!!降参。

 厳しいラーメンレビューの「かみ〜」さんが「4.5」も付けてるっ?!しかも、レビューの中に「極濃」という文字が。高円寺ラーメン王さんも「3.5」っ?!……これは行かなければならないでしょう、会社から見たらご近所さんの濃厚好きとしてはっ!!
 
2009年10月
 というわけで、新中野からウォーキング高円寺攻撃……のはずが、お腹が減りすぎていたので日和って地下鉄で2駅。歩いていける距離を電車に乗るなんて無念ぢゃ……。で、新高円寺駅で降りて、マクドナルドの脇の「ルック商店街」を北上。信号のところにドトールがあるのもチェックっ。でも、帰りは高円寺まで出ちゃおうっと。
 いやー、いいですねー、この商店街。素敵な喫茶店があるなぁ。なんて歩いていると、セブンイレブンの向かいに、ありましたありました、じゃぐら。小料理屋さんくらいの小ささ。そして店頭にはでっかく「極濃」ののれん(?)が。うっしっしっ。
 ……ん?店頭に「10月6日発売の東京ウォーカーに紹介されてしまいました」という看板に「スープにはラード・鶏脂等、脂は一切使っていませーん」「この濃厚はコラーゲンの力です」の文字が。いーですねー。好きですよ−。どーんと濃いっ!!ちゃう、どーんと来いっ!!
 
 土曜日夜20時前でしたが、行列は無く、すんなり店内に入って自動券売機を見つめます。気持ちは「ラーメン」で固まっていたのですけど、「全部入り」の文字が……。むむむ。何が入ってるんだろ。ラーメン700円、全部入り1000円……行ったれっ!!
 というわけで、全部入りのチケットをホールのスタッフに。スタッフはカウンターの中に2人、ホールに1人、みんな若い男性。いーですねー。
 席は、カウンター5席、4人掛けテーブル席1つ。こりゃ狭いわ。昼時に来る店じゃないですねぇ。
 先客は、テーブルにカップル、カウンターに1人。
 
 カウンターの上に貼ってあったおことわり書き。「豚のゲンコツをたくさん使い、カシラと共に徹底的に煮込んだ濃厚豚骨スープです。お肌をツヤツヤにするコラーゲンをたっぷり含み、脂っこくないので身体にも優しく、栄養満点です。武蔵境の“きら星”で学んだ自慢のスープを、是非お楽しみ下さい。」。
 へぇーーー。まぁ、同じようなことを書いていてとんでもなく美味しくないラーメン屋さんもありましたので、あんまり参考にはしないで待ってみます。
 
 ……って……僕はカウンターに座ったのですが、ひょいとのぞいたら、スープの鍋がっ!!
 一番手前に一番小さい鍋があり、カレーかっ?!というようなだっぽだぽな感じの半分固体のようなスープが地獄池の様相を呈してぶっつぶっつという音を立ててだぽだぽ煮込まれていて、その向こう側にその特濃の半分くらいのたっぷんたっぷんな感じのポタージュのようなスープがこれまた地獄池状態で煮込まれ、そしてその右側に巨大な寸胴があって、そこからも怪しげな湯気が立ち上っています。
 僕の前の人に出すためのスープを出す時、1番目のだっぽだぽなスープを注ぎますっ!!ひょえーーっ!!……と思ったら、2番目の鍋から1番目の鍋に同じ量が注ぎ足されます。……と思ったら、巨大鍋から2番目の鍋にまた同じ量……。ひょえーーっ!!こうやって超濃厚スープをいつも一定に作っているというわけなのっ?!
 ……と、目をらんらんと輝かせて手元を見ていたら、ついに僕のラーメン、完成っ!!
 「どうぞっ」と差し出されました。
 ……うわわわぁぁぁぁっっっっっっっ!!思わず、「なにこれっ?!」と、口を突いて出てしまいました。そのついでに「すみません、このラーメン、写真に撮ってブログに載せていいですかっ?!」と興奮してお願いすると、「どーぞどーぞ」と笑顔で答えてくれましたっ!!撮りまくるみうたんパパ。
 でも、撮ってる場合じゃありません、あまりにも美味しそうです。
 
 スープから、いっただっきまぁぁぁぁぁっすっ!!
 うひゃぁっ、シチューっ?!……いや違う……熱いゼリーっ?!……いや違う……そうだっ、豚骨だっ!!(←だからそう言ってるでしょっ?!)……コラーゲンコラーゲン……。豚の膝のところの「げんこつ」を煮込むととってもいいスープができる、とはよく聞く話ですが、豚の頭まで煮込んじゃって、ただでさえぷるんぷるんな部分たちの集合体なわけですよねぇ……。あぁたまらん……。
 九州出身の方は「豚骨」って聞くと「白」を想像するかもしれませんし、それ以外は豚骨じゃない、って思われるかもしれません。東京出身の方は「豚骨」って聞くと「背脂ちゃっちゃっ」と思うかもしれませんが、ここのは、茶色。
 もう、飲んでる、っていうより、食べてる、って感じ。
 
 で、麺がこれまた超極太寸前の極太麺で、スープに抱きつかれて麺そのものの味はよくわかりませんが、旨いのは確かっ!!
 チャーシューも、とろっとろのバラ肉(?)で、そこに角切りのロースも乗り、細切りのキクラゲと味玉と海苔と青ネギが。
 でも、それらの美味しさはあくまでもこの超強力高性能超濃厚スープの前では添え物にすぎません。
 
 参りましたっ!!
 もう、新高円寺に引っ越しますっ!!(←よせっ!!)……てくらい、美味しかったですっ!!
 東京ウォーカーに載っちゃったんなら、すぐに行列店になっちゃうのでしょうね……。ナイスタイミングで行かれてラッキーでしたっ!!

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2010年2月
 諸事情がありまして、なんと、じゃぐらが発売を検討している試作品をいただいてきてしまいましたっ!!
 →→→「諸事情」は、日記にて。 http://u.www.doom.now.cc/katoh/diarydtl/25433/

 まだ正式メニューにはなっていないので「評価」には加えられないなぁ、と思ったのですが、すでに★★★★★なんで、しょーがないですね。
 この試作品「天下じゃぐらっぴん」。Twitter限定メニューになりそうなので、是非じゃぐらをフォローしてくださぁぁぁいっ!! @tonkotsujagura

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2010年3月
 2月にひょんなことからTwitterで盛り上がった、天下一品ラーメンの超こってりをじゃぐらが再現する、という企画。
 これまたひょんなことから「天下じゃぐらっぴん」という名付け親になってしまったうえに、重ねてひょんなことに試食までさせていただいてしまった僕としては、「3日間限定・時間限定でやります」というTwitterでのじゃぐらさんのつぶやきを見てしまっては、行かないわけにはまいりません。
 初日はどう転んでも行かれないスケジュールだったので、Twitterに次々と上がる「天下じゃぐらっぴん」の感想を指をくわえてみておりましたが、2日目、ようやく駆け付けることができました。
 外観の写真を撮ってiPhoneから「じゃぐらなう」とつぶやいていたら、スタッフの方が出てきて「どーぞどーぞ」と。完全に面が割れている……。
 夕方くらいに、こってりラーメン仲間・あちおさんが「じゃぐらなう」とか言っていたので会えるかなぁ、と思ったら当然いらっしゃいませんでした。
 カウンターに座ると、店長さんがニヤリ。僕もニヤリ。
 周囲のお客さんたちは普通のじゃぐらを食べているように見えましたが、僕は無言でチケットを渡すと店長さん「限定入りまーっす」と。……普通のじゃぐらが出てきたらどうしようかと思ったぁぁっ!!
 で、ふと外を見ると、あちおさんが手を振ってます。出ていくと、高円寺を歩き回って帰ってきたところ、とのこと。いやー、コッテリアン再会。でも、あちおさんは2杯目の「天下じゃぐらっぴん」を食べることなく、お帰りに。
 
 ……あ、勘違いされないように確認しておきますが、このお店は、去年初めて食べに来てその濃厚さにノックアウトされその時点で★5つ。そして、2009年度の僕の「ベストレストラン」に入れちゃったくらいに元々好きだったお店なのでありまして、仲良くなったから★が多いわけではございませんっ!!
 
 で、出てきた「天下じゃぐらっぴん」。
 普段のじゃぐらの具は、コリコリ担当がキクラゲなのに、ここは天下一品に合わせてメンマ。しかし極太。麺も、この限定だけのために三河屋製麺さんに作ってもらった、という中太麺。チャーシューも、普段のじゃぐらのものよりも脂身多めのやわらかいのに歯ごたえがあるもの。葱も九条ねぎ……と言いたいところですが入手できなかった模様……。
 しかし、なんたってこのスープ。
 生まれてこの方、何千杯の天下一品を食べてきたかわかりませんし、何軒かで「超こってり」もいただいてきましたが、ぶっちゃけた話、こんなラーメンを常時出されたら天下一品はお手上げですよー。もちろん天下一品は大好きですけど、この「天下じゃぐらっぴん」はさらに上を行く風味・味わい・とろみ。
 是非定番メニューに入れていただきたい、とお願いしたら、「コレ、本当に大変なんっスよ」とのこと。
 いやーー、これは、じゃぐらにもっと儲けていただいて、セカンドブランドのお店を中野か新宿か池袋か府中に出していただけるように(←自分の都合で決めるなっ!!)、せっせと食べに行かないといけませんなっ!!
 いやしかし、Twitterでのノリでやっちゃったのに、ここまでのものを作れてしまうじゃぐらさんの腕は相当なものなのでしょうね。僕は誓いました。通常メニューを全部制覇して、しつこく「天下じゃぐらっぴん」復活をねちねち迫り続けたいと思いますっ!!

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2011年8月
 何度か来ているのに再訪レビューを書かない癖が直らない僕。
 偶然、限定の「邪蔵」の日にも行ってしまったり。

 「みうたんパパさん、限定狙い?」とまで言われては、普通のじゃぐらを食いに行かなければ、というのもあり、震災があって、もういつ死ぬかわからないんだったら食べたいものから食べよう、と思って最初に思いついたのがじゃぐら。
 じゃぐらを食べずに死んだら絶対後悔するだろうなぁ、と、3月ころに思っていたのです。

 念願のじゃぐら。
 ……これ、去年沼袋にオープンした「無鉄砲」より、濃いんじゃないですかっ?!
 
 ご主人は、まだ無鉄砲は食べてない、とか言ってましたが、どうだか……。
 いや、これ、ごめんなさい、旨いです。
 無鉄砲好きな方、是非、一度どうぞっ!!

 ◇          ◇          ◇

2012年2月
 午後14:30過ぎ、昼の部の閉店前に行って来ました。
 前回来た時は麺も残してしまったのですが、この日はなにしろ腹ぺこ。「オイル赤」でノーマルじゃぐら。
 麺は完食、スープも頑張ったのですがあと少しのところでダウン。
 全くブレの無い、じゃぐらでした。
 あ、でも、ちょい、塩分が少なめだったかもですが、あえて出てきたままをいただきました。

 それから8時間経ってるんですが、いまだにおなかが減りませんっ!!
 なんちゅー腹持ちの良さっ!!

  • 新高円寺から「ルック商店街」を北上してセブンイレブンの前くらい。
  • 看板。
  • 極濃。

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10位

澤神 (新中野、東高円寺、中野富士見町 / つけ麺)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/07訪問 2011/07/08

本格自家製麺、浅漬け付きが画期的な極太濃厚つけ麺専門店っ!!

 2009年4月27日オープン。麺屋武蔵で修行した元お笑い芸人だったという方が始めた、自家製麺のつけ麺専門店です。
 
■2011年7月
 相変わらず丁寧な仕事。浅漬けが「澤神キャベツ」という名で、100円で追加できるようになっていました。別皿で先に出してくれたら太麺の茹で時間が埋まると思うので、是非お願いします。
 で、ペッパーレモンつけ麺をいただきましたが、相変わらず美味しかったですよぉーん。

■2010年12月
 会社の近くなので行きやすい場所ではあるのですが、ウチの会社の昼食時間は変則的で14:00過ぎから。このお店の昼営業が14:30までなので、早めに出ないと間に合わないという難点がありまして……。なおかつ、去年のオープン後は毎日行列だったのでしばらく足が遠のいてしまっておりました。
 が、あらためて今夏に行ってみると普通に入れるようになっていたので、それ以来ちょこちょこ行っておりますがついつい再訪レビューを怠っておりました……。
 そうこうしているうちに、12月になって夜18時過ぎに行ってみたら、なんと先客一人っ!!えぇぇぇぇーーーっ?!こんなに美味しいお店でこんなことあっていいのぉぉぉぉぉっ?!とあまりにも驚いたので再訪レビューを決意。
 
 青梅街道側から店に入ると相変わらず製麺機。凄いなー。この規模のお店で完全自家製麺なんて、そうそうありませんよ。
 自動券売機を見ると、「ペッパーレモンつけ麺」「温がさつけ麺味噌」(冬限定らしいです)などが増えておりました。というわけで、「ペッパーレモンつけ麺」の「小盛(180g)」をぽちり。
 池袋の「KINGKONG」もフルーツを使っているという売りでオープンしましたが、さぁこちらはどうでしょうか。
 
 相変わらず丁寧なお仕事を眺めながら待っていると、僕のつけ麺到着。
 まずはあらためて麺だけいただいてみますと、んーーーーむ、旨いっ!!ゾクッとするほど「麺っ!!」て感じ。
 つけ汁をすすってみますと、おぉぉぉーーーっ!!ペッパーとレモンだぁぁぁっ!!でも、レモンの風味はちゃんと豚骨と魚介のダブルスープの向こう側に薄いカーディガンを羽織ったみたいな感じで存在しているだけで、酸っぱすぎたりすることはありません。いただいている間も、時々「あっ、レモン」ってくらいに出てくる、隠し味に近い状態ですかね。
 最近の僕の濃厚つけ麺をいただく時のブームなのですが、つけ汁の中のチャーシューをレンゲで潰してスープに溶け込ませてしまうのです。そうすると、より一層濃厚さが増して旨いんですよぉー。
 で、それを決行いたしまして。極太麺を付けてつるつるいただきます。
 途中で濃厚スープに疲れたら、麺に添えてあるキャベツとにんじんの浅漬けをいただくと、口の中がさっぱりして「さぁ、続き行ってみようっ!!」となります。この気分転換がまたこちらのつけ麺の高性能なところですね。
 
 いやー、今回も、やたらめったら美味しかったです。
 
 あっ。「つけ麺☆澤神☆よめちゃん日記」というブログ( http://ameblo.jp/kanamof/ )を見つけました。おひげのご主人の奥さんが、1月で一歳になる娘さんのことなんかを綴った可愛いブログです。晴ちゃんのために、もっともっとつけ麺食べに行こうっとっ(笑)!!

■2009年5月の開店当時のレビューは下記。

 最近食べログの使い方として「地図から探す」という方法をよく使います。
 たとえば池袋東口の地図を表示させ、条件の絞り込みで「ラーメン」って入力すると、地図上にはラーメン屋さんだけが表示されるわけですな。
 で、会社の近辺にもっとラーメン屋さんが無かったかなー、と新中野を表示してみたら、あるはずのないところに☆印が。んむむむ?と思って調べてみると、4月末に開店したばかりのお店!!
 僕はたいてい中野駅から歩いて杉山公園近くにあるウチの会社に行くので、ここに新店ができたことには全く気づいておりませんでした。
 
 会社に行って、ラーメン好き社員・アベくんに聞いてみたら、美味しかったですよ、とのこと。
 よぉーっし、行ってみるかぁっ!!
 
 14時頃には麺がなくなっていることもある、とのことだったので、微妙にお昼時をはずして12時50分くらいに行ってみました。つまり、お昼と同時に入店した人たちが2周りして食べ終わるくらいの時間、と想定したのでした。
 
 行ってみましたら、お見事なことに、カウンターがちょうど全部埋まっている、という状態。ただ、食べているのは2人だけで、あとの8人はみーんな待っていまして。
 あー、きっと、麺のゆで時間が長いので、2周めの人たちにまだつけ麺が提供されていない状態なのだなぁ、と把握。
 
 これ幸い、と店内のオペレーションを見つめます。
 
 入口すぐのところに、製麺機。
 厨房の中は、手前がスープ、真ん中あたりに麺を茹でるところ、一番奥が洗い場。
 麺は四角いざるで6人前ずつ茹でられるヤツ。
 スープは、一番手前の大きな寸胴で煮込まれて、その隣の小さな寸胴に移されていくのだと思われます。小さな寸胴も火に掛けられているのですが、次に出すつけ麺用に、小鍋に取って、別に煮込んでいます。
 究極だなぁ、と思ったのは、つけ汁。
 
 小振りの丼に、魚粉と醤油ダレを入れ、それを四角くて大きなバットの中に入れて湯煎しているのです。
 つまり、極力熱い状態でつけ汁を出そう、という努力なのですね。
 すごい。
 13時ちょい前に、全員の前につけ麺が出ました。
 わー、みなさーん、お昼休み終っちゃいますよーっ!!
 
 着席する前に、食券を渡します。
 しばらくして、席が2つほぼ同時に空いて、着席。
 13時と同時に、次々と皆さん席を立って、出て行かれ、13時5分にはほとんど空席。というわけで、このお店に来るのは13時10分がオススメっ!!
 
 僕のつけ麺が出てきたのは、13時15分。
 前日にぬるいつけ麺を食べたばかりだったので、湯気の立つつけ汁に感動。
 スープをすすってみると……濃いっ!!どろっ、というか、たぷんっ、という感じ。もちろんお魚系の香りも強いですが、豚骨の勝ち。
 太麺にしっかりと絡みついて、がっつりといただくことができました。
 
 トッピングの「肉」は、茹で豚。……なんで僕が茹でた豚が好きなのを知ってるんだ……(←ちがうでしょっ)?!
 「キャベツ」は、なんと浅漬け。豚骨型に切り抜かれた大根の漬け物もあったりして、意外意外。
 
 単調になりがちな「つけ麺」という食べ物を、いろんな楽しみ方をさせてくれる、ものすごく素敵なお店だと思いました。
 
 ただ、手順をもう少し整理すると、もっと熱い状態でつけ汁を出せるし、お客さんの回転も良くなると思います。まだお店ができて間もないので、これからどんどん研ぎ澄まされていくのでしょう。
 楽しみですっ!!

 あっ。「並(300g)」で頼んだのですが、全く食べきれませんでした……。
 もったいないので、次からは「小(200g)」にしようと思いました……。

  • 新中野駅杉山公園側出口を出て高円寺方向。スーパー三徳の隣。
  • 自動券売機。
  • 注意書き。

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