野生のカンタさんが投稿した武蔵野 別館(神奈川/強羅)の口コミ詳細

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野生のカンタ (70代以上・男性・東京都) 認証済

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武蔵野 別館小涌谷、宮ノ下、彫刻の森/料理旅館、日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2011/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

心安らぐ三日間でした

旅行をすることのできない母には申し訳ないが
初めてショートステイに行ってもらい、
結婚して8か月たった妻と二泊旅行に——新婚旅行?

とにかくゆっくりとしたかったので、
移動に時間のかからない箱根に。
どうせならと「朝夕食部屋出し」と「客室露天風呂付き」を条件にネットで検索して、
ここに決めた。
一泊一人29,400円の部屋に二泊。
かつては貧乏旅行ばかりをしていた私としては断腸の思い!である。

ロマンスカーに乗り、いつもながら缶ビールを飲みながら箱根湯本に。
とりあえずは旅行気分を味わうために、箱根登山鉄道で「彫刻の森美術館」へ。
作品の配置がなっていない。
しかも「森」ではなく「原っぱ」である——「ピカソ館」はよかったが。
宮ノ下駅に引き返し、迎えの車で「武蔵野別館」へ。

一階の「花扇」でお茶をいただきながら、
客室露天風呂とは別に三つある「貸切露天風呂」の一つを予約。
五階の「山紫」に案内された。
客室露天風呂のあるテラスも含めると54平米あるらしいが、
さすがに広くてゆったりとしている。
夕食までに時間があったので、
妻の好きな骨董屋が何軒かあるところまで車で送ってもらうことに。
花器などを何点か購入し、宮ノ下を散策し、
再び車で迎えにきてもらった。
妻がマッサージをしてもらっている間、
私は客室露天風呂でビールを飲みながらのんびりと。

夕食は懐石料理で、前菜から次々と絶妙なタイミングで出された。
説明を受けたが覚えられず、
お品書きを見ながら「なるほど」と確認しながらいただく。
自分で焼く、アワビと伊勢エビの陶板焼きは焼きすぎてしまったが、
どれも創意を凝らした料理でとてもおいしかった。
しかし、やはり注文を受けてから料理を作るのではないため
微妙に冷めてしまっている。
量も食べ切れないというほどではないが、
ご飯までは手が出なかった。
と言いながらも、その後に飲んだ後の〆として、
おにぎりをいくつか握っておいた。

翌朝の朝食は豆腐や湯葉を中心としたもので、
「湯の花豆腐」や魚の煮付けがとてもおいしく、
自家製の納豆も独特かつ絶妙で、
朝湯につかった身体をほどよく満たしてくれる。
小食になり、飲みながらの私としては、夕食がこれでもよいと思えるほど。

朝食を食べ終わってからも温泉につかり
かなりゆっくりとした後に
また車で骨董屋界隈まで送ってもらい、
前日に目星をつけておいたものを購入して、店に預かってもらい、
「富士屋ホテル」でビーフカレーをいただいた。
この時期、ロープウェーが定期点検中とのことで、
バスで芦ノ湖まで行こうと思ったが、
途中下車して「箱根芦之湯フラワーセンター」を出たとき
あまりにも寒かったので、引き返すことに。
「嶋写真館」でセピア色の記念写真を撮ってもらい、
骨董を受け取って、またもや迎えの車で旅館へ。

二日目の夕食は圧巻だった。
連泊の客は三月になって初めてとのことで、
前日以上に豪華な料理が次々と。
しかも温かい。
私たちのためだけに作っくれているからだろう。
様々な料理が出された後に「船盛り」が。
名前は忘れたが、これまで食べたことのない地魚の刺身が特においしかった。
さらに次々といろいろな料理が。
冷酒を飲みながら二時間ほどかけていただいたが、
食べ切れずに、さすがに残してしまった。
もちろん、この日もおにぎりを・・・

前日とは違う貸切露天風呂につかった帰りに「宵月亭」で
私は部屋ではボトルでしか注文できないということであきらめた
「天空」という日本酒を冷やで一杯、
妻は温かいハーブティーを。
この二日間、ほぼ満室だったにもかかわらず、
居心地がよいので、誰も部屋からあまり出ないためか、
他の宿泊客に出会ったことがなかったが、
大浴場帰りの客が何人か立ち寄り、冷たい薬膳茶を——こちらは無料。
「支那そば」がおいしいとのことだが、
満腹でとても食べる気にはなれない——あれだけの夕食の後に誰が注文するのだろう?
自分で握っておいたおにぎりはしっかりといただきましたが・・・

翌朝の朝食も前日とは違うもの。
刺身に干物、サラダにオムレツなどがテーブルにところ狭しと並べられた。
ローストビーフまである。またもや残してしまった。
気合いの入れ過ぎです——前日と同じ朝食でよかったのに。
イケねっ!昼飯用のおにぎりを作るのを忘れてしまった!

部屋の露天風呂には最低でも一日二回、
大浴場には行かなかったが、貸切露天風呂はすべて制覇。
特に一階ロビーから下駄を履いてしばらく歩いたところにある
大きな樽の風呂は特によかった。
のぼせることも湯冷めすることもない。
早朝は予約の必要がなかったので、のびのびと。
夜に利用したときには崖のすぐそばまで行って素っ裸で仁王立ちしたが、
すぐ下に登山鉄道が通り、その先には車が行き交う通りもあったので、
さすがの私も自重することに——何が「さすが」かはご想像にお任せします(笑)

仕事と家事と介護に追われた私にとって13年ぶりの旅行は
温泉と骨董探しに明け暮れた三日間であった。
仲居の「よしえさん」を始め、運転手の方、そして旅館の方々、
心休まる三日間をありがとうございました。
またお邪魔します。
次はもう少し安めの部屋に三連泊してみようかな?
板前の方は困るだろうが(笑)

追伸:
帰りにまた骨董屋に寄り、それでも時間があったので、
「チェンバレンの散歩道」に。
とても散歩道と呼べるものではなく、
沢を渡ってからの上りはさらに過酷な山道に。
一本道で、引き返すわけにもいかず、
危うく帰りのロマンスカーに乗り遅れそうになった。

追伸2:
旅行から帰った翌日に大震災が。
どちらかが一日ずれたら
ショートステイの母を出迎えることができないところであった。

2012/11/19 更新

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